#jar_shinjuku

20110122 @ja4refugeesさんらのtweetをまとめました。
0
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

渡邉弁護士。全国難民弁護団連絡会議の事務局長。長年、弁護士としてビルマ難民の支援に関わる。法的な支援の面から今日はお話ししたい。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:04:55
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

ビルマ難民の女性。チン民族、キリスト教徒が多い。日本語で自己紹介中。学生運動に参加し、逮捕され、90年代初めに、日本に逃れてきた。日本で難民申請。認定はもらえず、在特を得て、今は、レストランで働いている。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:08:40
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

日本で生活する上での困難。はじめは日本語がわからず、出産の時の母子手帳が読めなくて大変だった。今は、同国の女性たちが出産などで病院に行くときに同行して通訳している。子どもの教育でも、親が漢字を読めないので、学校から渡されたプリントが理解できない。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:12:23
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

子どもの国籍も問題。多くの子どもが無国籍。日本で生まれ、日本で育つつにも関わらず、「無国籍」であることを受け入れなければならない。子どもの将来が心配。政府からの法的な保護がほしい。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:15:56
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

難民の中には、知識や経験を持っている人、たくさんいる。そんな人たちが社会で活躍することで、社会に貢献できる。私たちも社会のために出来ることをやりたい。そんな難民の状況をもっと理解してもらいたい。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:18:59
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

以上、パネル自己紹介終了。次に川村先生から、難民の置かれた状況について概観説明。制度について。まずは無国籍の問題。世界人権宣言では「すべての人は国籍をもつ権利あり」。基本的人権のひとつ。難民は母国を追われているので、国籍を持つことができないのだから。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:23:32
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

とはいえ、なかなか状況は変わらない。新宿区に提案:1.無国籍の窓口を作ってほしい。2.区内の無国籍児の人数調査。3.無国籍に関する法整備を国へ提言。ぜひとも率先してやってほしい。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:26:33
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

渡邉弁護士から、無国籍に関して法的な観点からコメント。難民認定を受けた人は母国の保護が受けられないので、事実上の無国籍である(UNHCRの見解)。人道配慮による在特は、「難民」ではないので、上記の見解は公式には当てはまらない。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:29:30
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

難民=無国籍、ではない。無国籍条約があり、日本は批准していない。「事実上の無国籍者」と「法律上の無国籍者」がいる。日本は条約に加盟していないので、そこの議論があまりない。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:31:48
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

ここで休憩。15:40から開始。今日は200人の大盛況です。ありがとうございます。後半のパネルディスカッション、乞うご期待。ツイッター上でも質問受け付けます!出来る範囲でお答えしたいと思います。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:34:56
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

再開です。もう1名のゲストをご紹介です。第三国定住で今回来日したのはビルマのカレン民族約30名ですが、それより前に日本に逃れてきており、カレンコミュニティのリーダー的な存在の方かソーさん。代表して挨拶。受け入れてくれた日本政府、社会に感謝しています。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:48:12
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

新宿区月橋さん。まずは、外国人登録をしていただくことからスタート。15歳まで無料の子ども医療費助成も新宿区では実施。そのほか、健康保険、年金、学校の入学手続き、確定申告手続きなどで多部署が関わる。その統括的役割の部署に在籍。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:52:12
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

多言語での情報提供も重要だと思っている。日本での生活習慣、日本語学習を受けられる場所などを説明した生活スタートブックを2年前から配布。また、生活情報はライフステージに応じて必要なものが変わるので、10分野の生活情報誌を発行。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:53:27
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

外国人への情報提供のガイドラインを定めた。ハングル、中国、英語、ルビつきの日本語を情報提供の基本的な言語としている。他の言語での翻訳の要望も受けているので対応できるように努力していきたい。また、発行するだけなく、きちんと伝わっているかの検証も課題。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:56:02
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

難民支援協会では、数年前、新宿区から助成を受け、生活情報のビルマ語訳を実施。そういった連携が今後進むように。 #jar_shinjuku

2011-01-22 15:57:19
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

渡邉弁護士のお話。他国と比較し、日本は申請・認定ともに非常に少ない。また、難民認定の手続きを担当する国の機関は入国管理局。本来業務は入国管理であり、庇護をするには内在的矛盾がある。その表れとして空港での申請受付が少なすぎる。独立した機関が担うべき。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:00:21
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

難民認定ではなく、人道配慮による在留許可が基準なく運用されてしまっている。本当は「認定」の人もいるはず。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:05:47
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

人道配慮の人は、認定後の日本語支援を受けられない。難民は、自力で国境を越え、日本にやってくる。ある意味強い意志を持ち、”力がある”人。向学心があるにもかかわらず、UNHCRによる高等教育プログラムで連携しているのは年間3大学・4人のみで、機会がない。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:06:54
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

制度上あいまいに扱われることで、かえって日本で困難な地位に追いやっているのでは。認定されるべき人を「認定」し、基準を明確化し、NGOや学校、自治体、公共機関などが一体となり、協働しあって受け入れる米国のようなシステムが必要。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:10:12
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

大学での受け入れについて川村さんからのコメント。勤務先の大学にもビルマからの留学生がいるが、留学のために家を売ったそう。お金もほとんどなく、日本語できない中、高田馬場で日雇いの仕事を見つけ、言葉は新宿の書店で独学した。彼を通じて別の新宿の風景が見える #jar_shinjuku

2011-01-22 16:15:32
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

また、彼の経験を分かち合った学生たちにとっての勇気となり、学習意欲の高まりにもつながった。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:17:20
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

難民など事情があっても、制度の狭間に置かれる人たちがおり、それらの人たちのことを「『不法』滞在者」と呼び、マスコミも表現する。まずは、言葉から変えていって欲しい。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:19:04
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

大学も難民を柔軟に受け入れる制度を作る必要がある。また、NGOにも参加してほしい。難民支援協会の難民スペシャルサポーターになっているが、難民との交流会に参加でき、難民の話を直に聞くことができる。 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:20:15
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

質疑応答です。難民の方へ。日本に来てよかったことは?日本になぜ来たのか?「日本には自由があること。自分で逃れる国を選択できる余地はなかった。今から母国が民主化を実現するのは大変困難だと思うが、生まれ育ったのでビルマに帰りたい。」 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:23:41
難民支援協会(JAR) @ja4refugees

「しかし、子どもは日本で生まれ、チン語しかできない。ビルマ語はできない。少数民族なのでよい地位も得られないし、ビルマに帰ったときの将来はあまり明るくないと思う。でも、それは子ども自身が選ぶべきことと考えている。」 #jar_shinjuku

2011-01-22 16:25:38