吉村哲彦(pukuma)氏が考えるクマと獣害問題

昨秋のクマ出没により、獣害問題が各所で議論になっています。 島根大学生物資源科学部 吉村教授が、現状のクマ対策やハンター・クマ研究者に対して苦言を呈したことに端を発するやりとりをまとめました。 複数の方とやりとりされているので、発言者ごとに色分けし議論の流れを優先して並べ替えています。吉村氏の発言は緑色で統一してあります。 一部時系列でないものがありますのでご了承ください。
8
窓辺 @birn_6_baum

@pukuma しかし、人里に降りたクマを殺さなければ人が殺されます。それは人を守るための知恵とは言えないでしょうか。人とクマとの住処の境界がしっかりとできるまでは、クマを殺さないというのは不可能だと思います

2011-01-22 16:25:28
@pukuma

麻酔で眠らせてどこかに持って行けばいいんだから、むやみに殺す必要はないでしょうね。RT @birn_6_baum: しかし、人里に降りたクマを殺さなければ人が殺されます。それは人を守るための知恵とは言えないでしょうか。人とクマとの住処の境界がしっかりとできるまでは

2011-01-22 16:27:43
窓辺 @birn_6_baum

@pukuma それがベストだと思います。ただ、誰が麻酔を打つか?どこへ持っていくか?それにはお金が幾らかかるか?予算はどこから出すか?と、たくさん問題があります。それらについてはどうお考えですか?

2011-01-22 16:37:49
@pukuma

@birn_6_baum 我々は何のために税金を払っているのでしょうか?生涯学習センターのような公共施設でだらだらと事務仕事をやっている地方公務員を養うためですか?

2011-01-22 16:43:23
窓辺 @birn_6_baum

@pukuma なるほど。ただその場合、ハンターを批判するよりは、獣害問題にもっと税金が割かれるべきと主張する方が効果的と感じます。麻酔銃を撃つのもハンターですから。ともあれ、お考えを聞かせてくださってありがとうございました。

2011-01-22 16:54:14
nabeso @nabeso

別に絶滅の危機に瀕していることが明らかなわけでもない熊を殺すと熊が絶滅する!と吹き上がるのは、熊を殺す人は絶滅を欲していると謎の仮定をしているのだろうか。

2011-01-22 16:08:31
nabeso @nabeso

@pukuma 熊の絶滅が危惧されているとのことですが、その根拠となる個体数とその推移を調査した報告を教えてください。

2011-01-22 16:12:37
@pukuma

それがわからないから絶滅の実績のある動物はむやみに殺せません。目撃が増えているから増えているという根拠のない推定に基づいて殺すのは間違っています。RT @nabeso: 熊の絶滅が危惧されているとのことですが、その根拠となる個体数とその推移を調査した報告を教えてください。

2011-01-22 16:31:27
nabeso @nabeso

@pukuma なら絶滅の危惧というのは、あなたが地域ごとの性質を無視して一般化した主張ということですね。根拠がないのはあなたの主張もです。

2011-01-22 16:49:30
nabeso @nabeso

まあゾーニングされた保護区の外に出てきた熊が殺されるのは、棲み分けの上でしかたがない。例えそれで絶滅したとしても。もちろんゾーニングの適切さが問われるときもあろうが。

2011-01-22 16:56:04
nabeso @nabeso

もし熊の生息地自体が保護区から人里近くに変更されたとき、地域住人以外に駆除をしないかどうかを決定する権利はない。もし保護を優先して新しい生息地を保護区として設定するのなら、そこで住めなくなった地域住人に対して適正な保証が必要なのはいうまでもない

2011-01-22 17:01:14
nabeso @nabeso

なんていうことは、国立公園設定で住民の立ち退きを求めてきた各国の歴史を知っていれば言うまでもないこと。

2011-01-22 17:03:06
nabeso @nabeso

ライオンの地域個体群がいくら絶滅しそうだからといっても、生息地を大移動させて街にショッチュウ出てきたら、普通は殺すしかない罠。

2011-01-22 17:08:00
アサイ @poplacia

.@pukuma こんにちは。許可等の都合で全ての出没個体への麻酔銃の使用は困難なのが現状です。クマ出没に際して周辺住民が取り得る「むやみに殺さない智恵」として、どのような対策手段をお考えですか? ご意見を聞かせて頂ければ嬉しく思います。

2011-01-22 17:52:36
@pukuma

現実には麻酔銃で撃って奥山放獣しているケースは多いはずです。住民が反発するのでこっそりやっているという話も聞きました。困難と不可能は違うので、あきらめるべきではないですね。 http://npo.picchio.jp/management/05.html @poplacia

2011-01-22 18:01:59
兵頭 脩(ヒョウタンツキ) @hyoutan_twoki

@r_kikyoya 初めまして。早速ですが @pukumaさんという偉い学者さんがクマ被害について独自のご意見をお持ちの様で、私には正直殆ど同意出来かねます。専門の方のご意見を伺えませんでしょうか?

2011-01-22 13:29:54
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

@hyoutan_twoki あくまで一般論ですが、森林や農村に関わる者が狩猟行為を否定するのであれば、現在の深刻な獣害問題を解決するための対案を提示する責任はあると思います。そんな事も判らないお偉い先生は、要するに「象牙の塔の学者馬鹿」ですので、相手にしないのが得策かと。

2011-01-22 15:57:33
兵頭 脩(ヒョウタンツキ) @hyoutan_twoki

@r_kikyoya 激しく同意します!確かにむやみやたらと熊を駆逐するのは如何なものかとは思いますが、現状では森の中に留めおく環境整備も侭ならないのですから、やむを得ず殺傷するケースがあっても仕方ないですよね。机上の空論で被害者が出るのを防げるんならハンターも不要でしょうけど。

2011-01-22 16:14:07
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

絶滅に瀕している熊を今のペースで駆除し続けたら、本当に絶滅してしまうという危機感、個体数を減らしても本当の被害対策にはならないという考えには賛成。だが学習放獣は万能ではない。人里に執着した熊、一度でも人を襲った熊等、殺さざるを得ないケースもある。不殺にこだわるのは現実的ではない。

2011-01-22 18:46:23
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

熊の出没対策として軽井沢のNPO法人ピッキオの活動に学ぶところは大きい。だが、そのピッキオでさえ熊の駆除を否定してはいない。出来るだけ殺さぬ努力をしていても、駆除を避けられない事は実際にある。http://npo.picchio.jp/management/index.html

2011-01-22 19:01:42
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

学習放獣なら完全に熊を殺さずに済むという幻想を抱くことは、熊を殺さざるをえない事もあるという覚悟と痛みを抱えつつ、学習放獣の試みを進めてきた先人に対する侮辱だと思う。そういう輩に烈海王先生のこの言葉を贈りたい。『貴様らの居る場所は既に、我々が二千年前に通過した場所だッッッ!!!』

2011-01-22 19:14:44
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

@pukuma @poplacia ピッキオの活動に学ぶところは大きいのですが、そのピッキオでさえ熊の駆除を否定してはいません。出来るだけ殺さぬ努力をしていても、駆除を避けられない事はあります。http://npo.picchio.jp/management/index.html

2011-01-22 21:49:13
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

@pukuma ピッキオによる「緊急避難による駆除」の例です。この時は猟友会との連携で駆除を行っていることにご注目下さい。熊対策の現場では銃の必要性を完全に否定することはできません。http://npo.picchio.jp/events/shot081130.html

2011-01-22 21:58:23
桔梗屋@Deer Culler @r_kikyoya

@pukuma 熊を今のペースで駆除し続けたら、本当に絶滅してしまうという危機感や、個体数を減らしても本当の被害対策にはならないという考えには賛成します。しかし放獣は万能ではありません。どうしても殺さざるを得ないケースもあります。徒に不殺にこだわるのは現実的ではないと思います。

2011-01-22 22:03:06
クロイヨシツネ @YoshitsuneK

@pukuma こんにちは。 では実際に熊が増えており、里に下りてきたのであれば捕殺やむなしでしょうか。

2011-01-22 22:31:44