アメリカ某州立大学心理学部における卒論執筆の仕組み

アメリカの大学で認知神経科学を学ぶ@suwansonsonさんが,所属大学での卒論執筆について,仕組みを語ってくれました。個人的に興味深く,これまでなかなか知ることのない情報だったので,ご本人許可のもとトゥギャってみました!
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Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

こうなると心理学部以外のリソースも引っ張ってきて、複数の人に書いてもらったほうがいいんではなかろうか。アメリカの卒論教育のコンセンサスも知りたいし。自分が知ってる英文学専攻(!)だった先輩は、院生みたいに卒論を複数の教授にdefense したって言ってたなぁ。半日かかったとか‥。

2011-01-26 16:48:46
decostatw @decostatw

@suwansonson いやぁ,pvがエライことになってきましたw「学部全体で今年の卒論研究生は13人~。学部生はたぶん1500人以上」と,極めて少数ですね。そこで質問なんですが,卒論研究生以外の1487人は,リサーチやって執筆して,みたいな作業を全く行わないんですか?

2011-01-27 00:10:11
decostatw @decostatw

@suwansonson 厚かましくもう一つw「条件3のため自分で卒論研究をすることを選択した生徒しか残らない~。参加者ほぼ全員が大学院進学希望者」 → 条件2まで満たす学生は概ねどれくらい居るものなんでしょうか。あと,全体のうち,院進学希望者の割合はどれくらいなんでしょうかね。

2011-01-27 00:13:18
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@decostatw 学部生は単位をもらうために、授業としてRAとしてラボに所属することができます。それを通じてデータを集める実験者の役割をする生徒はいますが、そういう生徒は二極化しています。研究者志望か、楽して単位を稼いでちょうじり合わせしたいだけの生徒か。

2011-01-27 07:56:48
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@decostatwラボに直接参加する経験を介さないならば、ほとんどチャンスはありません。心理学の必修クラスのひとつに、一学期間でグループ単位で軽く研究して論文を仕上げる授業がありますが、その程度です。就職をするのであれば、もっと直接的にスキルアップする活動はあるからです。

2011-01-27 08:02:04
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@decostatw 条件2を満たした人は確実に13人以上はいたはずです。卒論をしない選択肢を取る生徒も多いですよ。Social workerを目指しているとか、研究活動に興味がない人はインターンを優先的にやるでしょうね。それらの活動に参加する際も成績やら履歴が考慮されます。

2011-01-27 08:05:17
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@decostatw 院進学希望者の具体的な割合はわかりませんが(大学の教務課で聞いておきます)、自分の感覚だと(たぶん多めに見積もって)全体の1/3くらいでしょうか?専攻を変える人もいますし、少し大学から離れたあと院に帰ってくる人もいるので、長期的に見ればもっといるのかも。

2011-01-27 08:10:57
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@decostatw 基本的にリサーチは興味がない人には面倒なことのようです。大学院に進学する人も色んな職業を目指しているので、必ずしも卒論研究をすることがベストではないと思います。育児施設にインターンしたり、地域のプログラムに参加したり、病院に勤務したり、色々選択肢はあります。

2011-01-27 08:33:37
Atsushi Kikumoto @KikumotoAtsushi

@decostatw あと、人によっては大事なことですがそれらの活動は単位換算されます。RAとしてラボで働くことも、授業として登録すれば単位換算されますが、ボランティアでも大丈夫です。そして、卒論研究は単位換算されません(付随する必修授業はされますが)。

2011-01-27 08:57:17