- uchida_kawasaki
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なにしろ、格段に安全だ。 暫定保管については,電力,国から迷惑料として相応のお金を受け取る事も出来る。
2016-01-27 21:56:30問題は,乾式暫定保管で稼げる時間は80年程度と言う事。合衆国は300年までのばす研究をしているようだが,政治的にも80年は許容限度だろう。 その80年の間に最終処分を始めねば成らない。 いまのところ地層処分しかあり得ないが,高々80年で実現できるかはわからない。(僕は悲観的)
2016-01-27 21:58:45僕はある程度の楽観論として,60〜80年ごとのドライキャスク詰め替えか,300年持つドライキャスクの実用化で、次の300年間はSFの乾式暫定貯蔵をすると言う考えを持っている。 ここに至る理由は,合衆国における実施例と,国内の地層処分が絶望的なため。
2016-01-27 23:01:11300年経つとSFは、中の放射能量の大部分を占めるCsやSrが1/1000に成るため、かなり扱いやすくなっている。勿論,TRUは特にMAが増えるため,厄介である事には変わりない。ただ、崩壊熱と放射能量が大きく減っているので,何らかの最終処分をするにしてもかなり扱いやすくなっている
2016-01-27 23:03:40@BB45_Colorado しかもMA(マイナーアクチニド)は増えているので,プルを抽出する事は難しくなっている。 まぁ、300年後への付け送りなんだけどね。少なくとも人間の手で管理できる範囲内にはあると思う。
2016-01-27 23:05:13ガラスって,準安定層なんで,強い放射線を喰らうと劣化しやすいよ。
2016-01-27 23:15:50まぁ、結晶でも同じ事起こるけど。
2016-01-27 23:16:30ガラスが放射線で痛む身近な実例は,トリウムレンズ。 ペンタックスのスーパータクマー〜SMCタクマーの50mm F1.4レンズで有名だが,大量生産されたこのレンズは,トリウムレンズを使っており,放射線照射によるカラーセンターによって褐色となっている。カラー撮影にはもはや使えない。
2016-01-27 19:26:12このカラーセンターは,典型的な放射線によるガラスの劣化。 1950年代から1970年代にかけての高級レンズや中上位機種のレンズにはトリウムレンズが使われている事が多い。
2016-01-27 19:28:43なお、このトリウムレンズのカラーセンターは,紫外線照射で回復できる。炎天下,数日間,太陽光を通せば,カラーセンターが消えるのでお試しあれ。
2016-01-27 19:29:02トリウムレンズのカラーセンターが紫外線照射で綺麗に消えるのだが,これを知ったら喜ぶ人の顔が数人脳裏に浮かぶ。
2016-01-27 19:46:07まぁ、確かにカラーセンターを消すには紫外線照射は一つの手なのだが,トリウムレンズでそれが出来るのに驚いている。
2016-01-27 19:46:57