編集部イチオシ

グリム童話に見る一打七闘殺

自分用まとめ。だんだん民明書房化していくのが面白かったので
ログ グリム童話 民明書房 ファンタジー 昔話
43
冷蔵庫 @wild_fridge
一打七闘殺 グリム兄弟が編纂する前の童話になんかすごい必殺技が出てきた ※『初版以前グリム・メルヘン集』より pic.twitter.com/ZGU1m9t41W
拡大
冷蔵庫 @wild_fridge
この童話、拳による殴り合いで木が切り裂かれるなど、全体的に攻撃力が高い
灼鋼/しゃっこー @arahavaki
一体原文はどうなっているんだろう、一打七闘殺
冷蔵庫 @wild_fridge
どうも原文ではジーベン・アウフ・アイネン・シュトライヒ・ゲシュラーゲン(Sieben auf einen Streich geschlagen)っぽい。合ってるかはわからぬ
シロガネ亭カズラノフスキー @vinethesilver
溢れ出る民明書房感@wild_fridge: 「一打七闘殺」 グリム兄弟が編纂する前の童話になんかすごい必殺技が出てきた ※『初版以前グリム・メルヘン集』より pic.twitter.com/LKKzwBu33c -- twitter.com/wild_fridge/st…
拡大
糸田屯 @camelletgo
一打七闘殺。ひとたびその身に受ければ七孔すべてから噴血する恐ろしい邪拳として武侠小説に出てきたりしてもよいな。黒風双殺的な。

追記 ないし後日談

冷蔵庫 @wild_fridge
読み終わってみると、非力な仕立屋が知恵と勇気と周囲の壮大な勘違いによって、森の大男(巨人)を殺しユニコーンを殺し暴れイノシシを殺し、王の策略を乗り越え王に成り代わる、というお話だった。なんというか『戦闘城塞マスラヲ』感がある
冷蔵庫 @wild_fridge
何でこんな面白い訳になってるのかというと、本の題名『初版以前グリム・メルヘン集』の名の通り、グリム兄弟がグリム童話として「童話化」する以前の、ドイツの村々に伝わる民話そのまま(に近い)「草稿」だからであることに一因がある。この草稿が、編集に編集を重ね50年後にグリム童話となった訳
冷蔵庫 @wild_fridge
この本の外の話になるけど、グリム兄弟がドイツの村々を回って古い民話やお伽話を集めたのは、ドイツがナポレオンの脅威に晒されているその時だった。なんで戦時に呑気に童話集めなんかしてるのか?寧ろグリム兄弟には「今集めなければドイツ固有の文化は永遠に失われる」という危機感があったそうな
冷蔵庫 @wild_fridge
この辺のグリム童話をめぐるお話・グリム童話の位置づけに関するお話は宮下啓三『メルヘン案内』が詳しいのでオススメ
冷蔵庫 @wild_fridge
「童話」として編集される前の文章だから、こんな童話らしからぬ勢いのある文章もある。これなんか、拳圧で木を切り裂いてるようにしか見えない拳圧だぞ拳圧 『初版以前グリム・メルヘン集』p4 pic.twitter.com/meG6TkFw8j
拡大
冷蔵庫 @wild_fridge
これの童話バージョンが、「勇ましいちびの仕立て屋」あるいは「ひとうちななつ」などと呼ばれるものになる。wikipediaにも項目があったja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%87… 森に棲む二人の大男は、童話化の流れの中で「巨人」になってたりして面白い。王の策略もカットかな?
冷蔵庫 @wild_fridge
『初版以前グリム・メルヘン集』に収録されてるものは「エーレンベルク稿」と呼ばれる、出版される予定の無かったもの(エーレンベルク修道院にて発見されたらしい)。故にこのお話は厳密には「グリム童話」ではないことに注意されたし。それ故に興味深いんだけどね
冷蔵庫 @wild_fridge
故に、このエーレンベルク稿の性質は「童話」というよりも文化人類的資料にも接近する。遠野物語を彷彿させるよね。これを日本語に訳してくれた訳者さんいは感謝しかない
冷蔵庫 @wild_fridge
おじさんからは以上です。

コメント

nekosencho @Neko_Sencho 2016年1月28日
めちゃくちゃ強そうだ、続きが気になる
にんにん @shinobizato 2016年1月28日
Xaneri 車田正美ならルビで「ジーベン・アウフ・アイネン・シュトライヒ・ゲシュラーゲン」と入れてくるからこれは宮下あきらでは?
NiKe @fnord_jp 2016年1月28日
昔読んだ童話集(子供向け)では「ひとうちななひき」としていた。
たか橋 @taka_hashy 2016年1月28日
一打で7キル稼げるってことはマップ兵器だな
ぉざせぃ @hijirhy 2016年1月28日
それよりも仕立屋が鎧を作り、それを普段来て街を歩いてたって方が引っかかるんだが、たぶん日本人の想像する鎧とは違うんだろうな。
Bぼたん@伊26一発ツモ @omega_b 2016年1月28日
仕立て屋さんだしレザーアーマーとかなのかも
藤吉 @swnfjys 2016年1月28日
自分が子供の頃に読んだ本では「一打ち七つ」だったな。正直あんまり強そうに見えなくて、見た人がビビるのがなんか今ひとつピンとこなかった。「一打七闘殺」なら納得するわ。
うぺぽ@次は5月名古屋GFオンリー原稿中 @upepo2010 2016年1月28日
いや、もしかすると一打七闘殺(ファイト・オブ・セブン・キルズ)という名の藤堂兵衛主催の武闘大会かもしれんぞ?
JIM.K/天粕三千里 @dai7tairiku 2016年1月28日
「一打七闘殺」文字列のスゲェ宮下あきら臭(笑 ワシの記憶じゃ「ひとうちちななつ」てタイトルだった。親父が「一撃で七つの命を殺す」と解説してくれた思い出。
16TONS@最近ゲームやってねえ @moonintears16t 2016年1月28日
俺が最初に見たのは、記憶があいまいだが「ひと打ちで七人殺す」だったような。「人」だった。ハエは「人」じゃねえだろと子供心ながらに思った。
tenpurasoba @tenpurasoba4 2016年1月28日
一打七闘殺   テーレッテー >∩(・ω・)∩<
date9 @date911 2016年1月28日
原文読みの溢れ出る銃夢感w
京都ねこ@本クレクレ @nekodaisukimyaw 2016年1月28日
神話のトリックスター的英雄譚の延長か
Bauer @WorldLeaf 2016年1月29日
また一人あらたなサーヴァント候補が……
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする