『現夢之夢 之 夢』【夢の話２５】

天晶 @tensyou99

さて、先週の結果がこうなった訳ですので（twitter.com/tensyou99/stat…） 本日の夢の話のキーワードはホワイトハウスです。 余りご期待せずにご覧くださいませ

天晶 @tensyou99

さて、今回の夢の話だが、実は少々詐欺である。 まあ、大した詐欺でもないんだがそのことを先に言っておこう #夢の話

天晶 @tensyou99

自分は赤いオープンカーに乗ってホワイトハウスに向かっている。隣には大きなダルメシアンが座っていた。 自分は二十歳であった。空は赤く染まり、あっちこっちで火の手や悲鳴が上がっている。これが戦争か、と自分は眉をしかめながらアクセルを踏み込む。 #夢の話

天晶 @tensyou99

もう道路に走っているのは自分の車だけであった。路肩や道の脇ではひっくり返ったり、電柱に追突したりして壊れた車が燃えていた。 ホワイトハウスに着くと犬と車を少し離れた場所に待機させて、ホワイトハウスの入り口に向かって走る。ここも各所で小さな火の手が上がっている。 #夢の話

天晶 @tensyou99

たどり着いたホワイトハウスの入り口の上部分にはテラスのようなもの付いており、そこに大統領が両脇に大砲を一台ずつ置いて立っていた。 もうやめろ、的なことを自分は大統領に叫ぶ。大統領はもう手遅れだと、自分に叫び返すと大砲に発射の命を出す。 #夢の話

天晶 @tensyou99

2台の大砲が轟音と共に火を噴いた。しかし、砲弾は自分に当たることはなかった。代わりに遙か後ろで着弾音が響き、そちらに目を向けると自分の赤いオープンカーが燃えて、一緒に犬が燃えて死んでいた。 #夢の話

天晶 @tensyou99

大統領の方に視線を戻すと、次はお前だというかのように大砲の先がこちらを向いていた。地面を蹴って、走り出す。爆音や悲鳴が後ろへと遠ざかっていく。 走って走って、随分と長い時間走った後に、ふと周りの風景が変わっていることに気が付いた。 #夢の話

天晶 @tensyou99

空には穏やかな青と薄い白い雲が広がっていた。柔らかな陽光が降り注ぎ、火の手も上がっていない、悲鳴も聞こえない。走る速度を徐々にゆるめて、やがて歩き出す。道路に燃えた車もない、平和という言葉よく似合いそう風景であった。 #夢の話

天晶 @tensyou99

そのまま、森に沿った道路を歩いていると一軒の花屋を見つける。店は様々な花で溢れかえり、繁盛しているであろう様子がうかがえる。 その花屋を見て自分は、家に帰らないとな、と思った。 #夢の話

天晶 @tensyou99

しばらく歩くと見慣れた風景が広がっていく。自分の体はいつの間にか夢を見た時の幼少の体にに戻っていた。自身の家につくと、ドアを開けて、廊下を歩き、居間へと向かう。居間をのぞくとお袋が洗濯物を干している最中であった。その傍には蓋の開いたアーモンドチョコの箱が置いてあった。 #夢の話

天晶 @tensyou99

自分が声を上げてアーモンドチョコ食べてることを非難するとお袋はしまった、というような顔をした。 #夢の話

天晶 @tensyou99

ここでとりあえず終了。 この話の特徴は、何十年にもわたって覚えていること、そして、夢と現実との境界が非常にアヤフヤなところだ。 というか本当にアレは夢か現かどちらなのか、自分には判断することができない。 #夢の話

天晶 @tensyou99

だからこれは正確にいえば夢の話ではない。詐欺である。 夢か現か、どちらかの話だ。 もしくは、どちらともの話か。 #夢の話　#現の話