創作についての会話もろもろ

自分用メモ
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升目 @merongree

@kelmscott_masai 「外国のドキュメンタリー」って言われて初めてなるほどなあと思いました。しかしTLでも言ったけれど、最初から名前を持っていたグールーだけは、本当に「グール」という、屍を食べる鬼みたいなのがいたので、多分彼らは実在してるんじゃないかと。

2016-02-14 15:03:44
升目 @merongree

@kelmscott_masai イタコ式は、何か語られにくかったし信じられにくかったのではと思います。でもTL見てると実は割とメジャーなんじゃないかという気もして。脳の使い方としてもっと技術的な言葉で語らないと、本当にして貰えないというか語る意味がないんだよなと思いますが。。

2016-02-14 15:05:43
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree 自分の中に誰かがいるイタコ式は、一種の才能というか性質なのかなと思いますが、それを言葉や小説の形にできるのは才能であり努力で勝ち取ったものだと思います。ゆなさんの文章は独特の比喩が多くて、特殊ではあるんですが、どういうことなのかなんとなく伝わる(と私が思って

2016-03-03 21:26:58
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree いるだけかもしれませんが)のが面白いです。あの比喩は、ゆなさんが考えているんですか?それとも、登場人物の言葉の中に組み込まれてあるんでしょうか?ゆなさんが考えているなら、そこが一種のフィルターになっているのかな、と思って。

2016-03-03 21:27:17
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree #hanako ではあんまり比喩表現がなかったな、と思うのですが。「青空文庫」さんが使った「死体が埋まってる感じがします」というのは、最初に読んだ時、まだラストを知らなかったのですが「青空文庫」さんの言葉だなと思いました。

2016-03-03 21:32:30
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree 割と私は「すべて終わった後」にいる場合が多いかもしれません。後から見返して、いくつか因果の繋がらない、瑣末な出来事をすべて捨象して、一本の物語に編集しなおしていますが、それは語り手がやっているという気がします。自分の書いたものを小説ではなく物語、という表現で

2016-03-03 21:36:51
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree いうのもそういう風に話を書いている、と私が感じているし、そういう風に整えようとしているからです。それは間に「語り手」が入っているからなのかもしれませんが……私の場合、小説を書くことで、登場人物ではなくそのお話を、脳の中から引っ張り出して文字に封じ込めようと

2016-03-03 21:40:04
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree いうつもりで書いています。たしかにゆなさんのおっしゃるとおり語り手さんは「神様」なのかも。でもあんまりこっちには優しくしてくれない笑 ちゃんと書かないともじゃもじゃ頭の中でしゃべるんですが、忙しくて放っておくと消えちゃうんです。

2016-03-03 21:44:51
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree SFだと私が出て行かなくていいから、語り手さんに任せておけるんですよね。「きみとダンスを」には珍しくSFじゃない話を書いたんですが、わりと自分が普段考えていることとかがむき出しで出てしまって、書くのはしんどかったです。「告白」ととらえられたかはわかりませんが

2016-03-03 21:55:44
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree 語り手方式はまず最初に因果関係にあてはめるから、逆に枝葉を増やしてみてもいいのかもな。私もいろいろと試してみたいですね。「語り手」を維持したまま、登場人物がどんな風に動くのか。声がぶつかってどっちかが死んじゃったりするのかな

2016-03-03 21:50:29
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree 「告白」と言われるのは、ひょっとして使用する言葉の問題かも?と今思いました。ゆなさんの比喩表現、特徴的ですがその分ゆなさんの言葉が登場人物の彼らの言葉と混じり合ってしまうのかも。#hanako はホラーですから、位置的にはSFに近いんじゃないかと思います。

2016-03-03 21:59:19
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree 「グールー」は「グール」から来たのかと思ってました。やっぱりどこかにいるんですね、彼らは…

2016-03-03 22:02:33
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree いくつか小説作法の本を読みましたが、イタコ式に似た形式で書いている人はいなかったな…。技術的な面を記述できるのが、たぶん指揮者とかの方の人なのかなと今は思います。たぶん今までの古典でもイタコ式の人はいたけど、言語化しなかったんでしょう

2016-03-03 22:05:24
正井と温もり @kelmscott_masai

@merongree ドストエフスキーはよく「ポリフォニー」という言葉で語られますが、もしかしたらイタコ式だったのかも。人物造形はかなり好みが入っていると思いますが…

2016-03-03 22:07:19
升目 @merongree

@kelmscott_masai 私じしん普段話してる言葉も相当比喩が入ってる(というか比喩の単位でしか現実を掴めてないから、WHYの部分が分からない)ので、むしろ小説では地声を捻じ曲げてる感覚です。そう言えば登場人物が喋ってるときはあんまり比喩入ってないかも、、!

2016-03-03 22:18:59
升目 @merongree

@kelmscott_masai 比喩は物語を誘導する道路標識みたいな部分があるので、そう言えば私が考えて登場人物に言って貰うことはありますね。さよなら太陽のユカリくんの「居なくなった太陽の巣」とか。青空文庫さんの「死体が」はオチなので必要な台詞でしたが、結構自分で喋ってましたね

2016-03-03 22:23:08
升目 @merongree

@kelmscott_masai #hanako のときはすごく体力がなかったんですよ。。「神童」の酔いが激しくて本当に自分の意識のインクが擦れてました。自分のHPが低いと比喩が減る、ということは恐らく比喩部分は私の意識に由来してるんですね。青空文庫さんとの出会いは楽しかったです

2016-03-03 22:25:30
升目 @merongree

@kelmscott_masai あと「さよなら太陽」らへんで「比喩を使っても意味が伝わってないことが多い」「メリハリを付けたほうがいい」ということが身に染みたのと、一人称の話のときは主人公が特殊になりすぎると中身を見て貰えない気がして、なるべく平易な言葉を使うようにしてます

2016-03-03 22:26:43
升目 @merongree

@kelmscott_masai #hanako は自分が瀕死状態だったので幽霊にやって貰った感じですが、もっと人工的にあざとくやりたかった話でした。自分で捻じ伏せた感覚が不足したままで、他人に見せるのも怖かったです。でも見て貰えたことを幸福に感じています。。

2016-03-03 22:28:16
升目 @merongree

@kelmscott_masai プロット作るのは「彼らといつどう手を切るのかイタコ式だと分からないから終われない」という理由が大きいですが、#hanako のプロットでは食事シーンがなかったんです。青空文庫さんが蕎麦食べるシーンは彼女が勝ち取った行動だから、見過ごしました。

2016-03-03 22:29:46
升目 @merongree

@kelmscott_masai 瓜子が青空文庫さんの正体には気づく、華子の話を知ってるのは他にキャラクターがいないからぐらいの根拠で押してたのですが、青空文庫さんが蕎麦を食べ始めたことで、瓜子の背中を押して「蕎麦食べられないじゃないですか」と言わせた感じでした。ちょっと話を

2016-03-03 22:30:54
升目 @merongree

@kelmscott_masai もっていかれた感に多少口惜しさがあったから。見過ごしたけど、捻じ伏せたくなって「幽霊なんだから食べられないでしょ」って言いたくて「蕎麦でバレよう」って考えたので、ちょっと復讐です。瓜子を使ってな感じ。顎の骨にもつながるしいいか、と。

2016-03-03 22:32:04
実駒/みこま(・×・) @mkm_

@kelmscott_masai @merongree 今ちょっとぱっと出てこなくて本文を確かめられないんだけど、ル=グウィンが「闇の左手」を書いたときのこと振り返って「こういう景色が見えて〜」みたいにゆってたのでイタコ式かも?? amazon.co.jp/gp/product/400…

2016-03-03 22:32:24
升目 @merongree

@kelmscott_masai 「いくつか因果の繋がらない、瑣末な出来事をすべて捨象して、一本の物語に編集しなおしています」いいなあ、こんな経験したことないです。というか出来るのか。やろうとして出来るのかどうかすら分からないですが…

2016-03-03 22:34:15
升目 @merongree

@kelmscott_masai 「あちら」から、正井さんは「物語」という単位で、私が「身体のない人の魂」として掴んでるものとの付き合い方は近いのでは?という気がしています。どちらも鉱山から金属を取って来て、貨幣に鋳造する感じがしますが。違う国のお金なのでしょうね。

2016-03-03 22:36:10
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