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2016年2月7日

論文【チェルノブイリ後の甲状腺乳頭癌の遺伝子シグネチャ】関連ツイートまとめ(2016.2.7作成)

まとめました。
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Priamal Fear @PriamalFear

Gene signature of the post-Chernobyl papillary thyroid cancer link.springer.com/article/10.100… Open Access pic.twitter.com/4Bohm7svQP

2016-02-01 13:35:08
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レイジ @sinwanohate

@PriamalFear 論文ご紹介、ありがとうございます。これだけ綿密に調べてようやく違いが見えてくるという話で、山下俊一らが鬼の首を取ったかのようにいう「福島とチェルノブイリの甲状腺ガンの違い」論がいかに的外れか、と思いました。

2016-02-01 13:53:28
Priamal Fear @PriamalFear

@sinwanohate どういたしまして。仰るとおりですね。チェルノブイリ・バンクから取り寄せたとするサンプルなどに偏りが無いか?なども疑問が残るところです。

2016-02-01 14:02:14

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

やっと読めた。 Gene signature of the post-Chernobyl papillary thyroid cancer「チェルノブイリ後の甲状腺乳頭がんの遺伝子シグネチャ」 link.springer.com/article/10.100… 以下、アブストラクト和訳

2016-02-08 12:39:39
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「チェルノブイリ後の甲状腺乳頭がんの遺伝子シグネチャ」 アブストラクト  目的 チェルノブイリと、後の福島での原子力事故後に、原子力コミュニティは、低線量放射線による体内汚染の生物学的影響をどのように調べて診断するかという重要な問題に直面している。

2016-02-08 12:40:41
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)チェルノブイリ事故後に小児甲状腺乳頭がんの増加は見られたが、低線量放射線被ばくに関連した甲状腺乳頭がんの分子生物学が自然発生の甲状腺乳頭案と異なるかということは、まだ明らかになっていない。

2016-02-08 12:40:50
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

方法 われわれは、放射線誘発性(チェルノブイリの放射線に曝露、略してECR)と自然発生の甲状腺乳頭がんとの分子的差異を同定する目的で、65人の甲状腺乳頭がんの子どもと若者の組織検体の調査を、

2016-02-08 12:42:22
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)DNAマイクロ・アレイ(Affymetrix, Human Genome U133 2.0 Plus) を用いて行った。すべての被験者は同じ地域の住民だったので、遺伝性や環境に関連する交絡因子は最小限に留められた。

2016-02-08 12:42:32
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結果 ECR(曝露群)と非ECR(非曝露群)の甲状腺乳頭がんの間で、239の遺伝子に関連する、別々に発現された300のプローブセット(p < 0.001)による遺伝子発現プロファイルに、わずかであるが有意な違い(global test, p < 0.01)が見られた。

2016-02-08 12:44:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)多因子分散分析によると、放射線被ばく歴以外に、BRAF変異が甲状腺乳頭がん発現プロファイルに独立した影響をもたらしていることが明らかになった。(乳頭がんの)組織型と診断時年齢の影響は無視できる程度だった。

2016-02-08 12:44:57
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)定量的リアルタイムPCRで調査された19の遺伝子中10(PPME1, HDAC11, SOCS7, CIC, THRA, ERBB2, PPP1R9A, HDGF, RAD51AP1, とCDK1)が放射線被ばくと関連していることが、独立した検証用検体セットで確認された。

2016-02-08 12:45:28
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結論 チェルノブイリ後の甲状腺乳頭がんの遺伝子発現の中に、過去の低線量放射線被ばくと関連している、有意ではあるがわずかな違いが存在する。 (以上ですが、遺伝子分析系の専門用語や言い回しがよくわからないので、間違ってたら教えていただけると助かります。)

2016-02-08 12:47:35
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

遺伝子分析の論文って読んで全部理解できるわけではないけど、この論文で放射線被ばくと関連されると同定された10の遺伝子について、ディスカッション内(特にPDFのp.8の右側から)で、各遺伝子について詳しく説明してあるのが興味深かった download.springer.com/static/pdf/523…

2016-02-08 12:51:00
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

あと興味深かったのは、PDFのp.9の、ディスカッションの最後から2番目のパラグラフ。 「放射線誘発性と自然発生の甲状腺乳頭がんのプロファイルの間の微妙な違いに臨床的な意味があるのかという、重要な疑問が起こる。(続)

2016-02-08 13:20:14
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)おそらく、疾患そのものにおいて大きな違いを反映しているわけではなく、放射線誘発性がんにおける疾患動態や細胞構成の違いや、あるいは最も興味深いものとしては、付加的な分子的メカニズムが反映されていると思われる。(続)

2016-02-08 13:20:47
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)本稿で提案された分類は、それだけで低線量被ばくにより誘発されたがんを自然発生のがんと区別するのに十分なわけではなく、われわれの研究結果は、放射線の影響は、その規模において、甲状腺乳頭がんにおける遺伝子発現の多様性を影響する他の多くの要因と似通っていることを示している。(続)

2016-02-08 13:21:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)甲状腺乳頭がんの臨床経過に影響を及ぼすほど大きな遺伝子発現の違いは見られなかった。これは、チェルノブイリ後の小児甲状腺乳頭がんの予後は同様であると示した臨床観察に沿ったものである。(続)

2016-02-08 13:21:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)しかし、本研究で観察された違いは、甲状腺乳頭がんの発症機序における放射線シグネチャを構成する遺伝子の重要性を評価するための出発点として優れたものであると解釈できる。 最終パラグラフ 結論として、本研究は、チェルノブイリ後の甲状腺乳頭がんにおいて、(続)

2016-02-08 13:23:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)低線量放射線被ばくと関連した遺伝子発現の有意だがわずかな違いを報告するものである。低線量の甲状腺被ばくを受ける集団(医療被ばく、あるいは事故による被ばく)が増加しているため、本研究は、甲状腺の低線量放射線への感受性についてのさらなる研究の基盤となるであろう。

2016-02-08 13:24:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

感想:放射線誘発性と自然発生の甲状腺乳頭がんの遺伝子発現プロファイルの違いの中で、臨床経過に影響を及ぼすほどのものが見つからなかった、というのは興味深いと思った。

2016-02-08 13:28:04

関連まとめ

内田 @uchida_kawasaki

『2015.11.20公開『論文 山下俊一、鈴木眞一ら、福島の若い集団に多く検出された甲状腺がんのおいて、BRAF(V600E)変異はチェルノブイリとは異なる発癌性プロファイルである』関連ツイートまとめ』 togetter.com/li/905422

2016-02-07 12:52:50
内田 @uchida_kawasaki

甲状腺がんとRET/PTC3、BRAF(遺伝子マーカー)について マキノさんによる考察 togetter.com/li/745737 『最近の理解としては RET/PTC3 は年齢との関係があるだけで被曝由来かどうかとは関係ないということのようである。』

2015-11-27 02:05:14
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コメント

内田 @uchida_kawasaki 2016年2月7日
関連まとめを追加しました。
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内田 @uchida_kawasaki 2016年2月8日
Yurihiranumaさんのツイートを追加しタイトル修正します。
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