(新連載まとめ6)朝の三分小説〜おかん〜(幻の七草編)

おかん五十三からおかん七十六まで。総集編は十四までまとめてます。今回からおかん主題歌が変わりました。相変わらず素晴らしい歌詞です。 今回は七草を巡って繰り広げる騒動を描いてます。ちょっとしたテンションの上昇から破壊行為に走るジャンキー達が危険です。七草の蔓延した村の構造そのものに対して戦いを挑むような内容ですが、登場するジャンキー達は皆パワーインフレが凄まじい。しかし彼等の暴れる動機が現代社会の深い闇を感じさせます。パワーインフレの激しい今回ですが、本編の構成はサスペンスからデスゲームと個人の能力はそこまで重要視されているように思えないのが象徴的です。 現行連載分はこれで本編すべてまとめてます。次回から新章に突入すると思います。 (本編) 続きを読む
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カメックスシ @agodenderu

おかん七十三 時は動き始めた、ただひとりデスダイヤル080を除いて。 「これで集団討論は私達の勝ちだ」 この勝利によりアルキメデスの機嫌がよくなり、七草は売人に返して貰える事になった。 「あぁ、大町市民がもう獣人化しちゃってるよ」

2016-02-02 06:58:09
カメックスシ @agodenderu

おかん七十四 「なんて事だ、大町市民はもう」 「高瀬川を塞き止めてそこで七草粥を作り、川を決壊させよう」 「なるほどなるほど」 このおかんのアイデアにより、獣人によって支配される信濃大町市に七草粥が流し込まれる事になった。

2016-02-03 06:56:41
カメックスシ @agodenderu

おかん七十五 決壊した高瀬川から大量の七草粥が信濃大町市に流れ込み、獣人化した大町市民は救われた。 「かーちゃん、七草粥美味しいね」 「いっぱい食べときや」 今年もおかんをよろしくお願いします。 pic.twitter.com/xbLeY8qh65

2016-02-04 06:55:49
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カメックスシ @agodenderu

おかん七十六 それから、三人の坊主は東へ旅立ち、売人は河川改修工事の楽しさに気付き無許可で河川を改修する事が生き甲斐になった。しかし、アルキメデスは七草を手放した失態からドラゴングループを破門された。その後、彼はドラゴン雛人形ミュージアムを造り初代館長になる。 「幻の七草編」完

2016-02-05 07:02:34
カメックスシ @agodenderu

おかん総集編十四 おかんのアイデアにより高瀬川を塞き止め、そこで七草粥を作り信濃大町市に大量に流し込んだ。これは後に大町粥攻めとして歴史に名を残す事になり、大町市役所の地下にお粥シェルターが作られたのだった。 ※おかん「幻の七草編」は実在の人物、球団等とは一切関係ありません

2016-02-07 09:59:43