ぷれい【章大×要】

白色 @whiteeighter

1 「章大、私ね、彼氏出来た」 地元の小さい箱でやるライブのチケットを渡しに行った夜 そんな報告を受けた 『へー』 「だからもう、会うのやめよ？」 『なんで〜？』 「なんでって…もうこういうの辞めた方が…」 さっきまで俺の腕の中で喘いでたくせに #ぷれい

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2 『そいつとしかセックスしたくないってこと？笑』 「え、普通そうでしょ…？」 あほなん？笑 「要ー？そんなんゆうならな、フツーの女はこうやってヤる前に断るんとちゃう？」 顔を歪ませて俺を見る 出会いは一年くらい前の路上ライブ 要がたまたま前を通って #ぷれい

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3 キレイな女やと思った でも途中で帰ってしまって 次の日もその次の日もきて いつもイントロだけ聞くと帰っていく ある日他のバンドメンバー放置して また途中で帰ろうとするこいつを捕まえて聞いた 『なあ、なんで最後まで聞いてくれへんの？』 「興味無いから」 #ぷれい

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4 『ほななんで毎日来てくれんの？』 「…ギターが好きだから。あなたの。」 そう力強く言われて すぐに連絡先を渡した 初めてライブに来てもらった日の夜に家に誘って抱いた 「んっ、ぁ…」 『ここがええの？』 「ふぁっ…ヤスくん…っ//」 #ぷれい

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５ 『あーもうグチュグチュ音してる笑 イきたーい？』 「んっ…」 俺にしがみつきながら頷く 『章大って呼んでな？』 「んあ…しょう、た…イかせてっ…//」 自分で言わせといてなんやけど 耳元で聞くとかなりキた… 『ええよ、いっぱい気持ちよくしたる…』 #ぷれい

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６ それから２人で時々会うようになった 見た目も性格も嫌いやないし 何より身体の相性がめっちゃええねん 「章大って彼女いないの？」 『いてへんよー』 「作らないの？バンドなんかしてたら持てるでしょう？」 『今はいらんかなぁ』 時々ライブ見に来てくれる子を #ぷれい

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7 抱いてたりするけど そーいや最近は要だけやな まあ飽きへんし 『な、今日はいつもとちゃうことせえへん？♪』 「なに…？」 『ん。これでな、目隠し』 「なんか怖いよ」 『絶対いつもより気持ちええと思う♡』 タオルで目を覆う 不安と少しの期待が見える #ぷれい

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8 少し触れただけでビクッと動く 『敏感になってんね…気持ちええ？』 舌先で胸の先端つつくと 背中を反らせて感じる 『こっちは…あーもう笑 トロトロ中から出てきてる』 溢れる液体を口ですする 腰も脚も震えてて 「あぁ、やっ…章大ぁ…//」 #ぷれい

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9 『可愛ええな…もう我慢できひん？』 「んっ、もうだめ…ぁぁんっ」 指を突っ込むとビクビク締め付けて果てる 『気持ちよかった？』 うんうんと頷き 次にされることを期待してる目 『ん、じゃーおやすみぃ♡』 タオルの目隠しを外してやる 「え…？」 #ぷれい

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10 まだまだ物足りへんはずやけど 『ぎゅってして寝よーな』 知らんぷりして目を閉じる 「んっ、章大…？」 『んー？』 「…寝るの？」 『要は寝えへんの？』 モゾモゾしてでも自分からは言えなくて困ってる 「つ、続き…は？//」 #ぷれい

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11 『え？お前イッたやんな？続きって？』 「…っ//」 服の上からそっと俺のものに手が伸びた 「章大の……入れて…？//」 ちょっと意地悪しすぎたかなぁ 涙を目に浮かべておねだり めっちゃええわ 『ふふ♡俺のやないとあかんのかー？要のここは』 #ぷれい

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12 四つん這いにさせて ずっと濡れてるそこに俺のんをぶち込む 『あー…中すごいことなってる笑』 「やぁっ、知らな…あッ」 絡み付いてくる内壁 前に手を回して外側の突起も触ると 更に反応する 『はぁ、めっちゃええな…っ』 奥を突けば突くほど締まりがよくなる #ぷれい

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13 「あぁっ、んっ、また…クる…ッ」 限界を訴えられて 一番感じる所を擦ると 脚をガクガクさせながら果てた その後すぐに俺も溜まってたものを出す それを受け止めながらもまた身体を震わせて… 疲れて眠りにつく彼女の頬にキスをして 『…今度こそおやすみ……』 #ぷれい

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14 章大は私のことどう思ってるんだろう 付き合おうとかは言われてなし 友達…いや、セフレだな 私はもう彼のイントロの演奏を聞いた瞬間から 好きになってたんだと思う 柔らかい物腰とは対照的な 男らしい指使い それは体を求められる時も同じで… #ぷれい

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15 優しく触れられたかと思えば 力強く抱くこともあって …翻弄される毎日 私といる時も女の人からの連絡は尽きないし でも今更付き合ってだなんて 好きだなんて言えっこない 呼ばれれば章大の部屋に行ってしまう この感情を知られて重いと思われるのも嫌だ #ぷれい

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16 「章大ってそーいえばいくつ？」 明らかに年下だとは思うけど 『前ゆわんかったっけ？今年22やでー？』 「わ、若いね…」 『へ？なんか気にしてんの？』 「気にするよね？普通」 『普通とかよう知らんけど…』 私はもう周りの友達がどんどん結婚していく年齢 #ぷれい

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17 急に怖くなった のめり込んで馬鹿を見るのは私だ 〜♪♪ 章大からの着信 出ないでいるとLINEが届く 『今日暇やったらおいでーや』 「今日は疲れたからやめとくね」 数日後 『明日なんもないねん』 『泊まりに来るー？』 「友達と約束しちゃった、ごめん」 #ぷれい

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18 章大から離れようと頑張ってたとき 職場の先輩にタイミングよく告白された 《もし良かったら…付き合ってほしい》 タイプでもなんでもない だけど 「はい、私でよかったら」 OKを出していた これで章大と会えない寂しさを埋めることができる そう思った #ぷれい

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19 章大と会わなくなって数週間が経った 仕事終わりに章大からの電話… 『あーもしもしー？今日も忙しい？ゆうてた単独のチケット渡したいねんけど』 今日を最後にしよう そう決心して家に向かった ＿＿＿ 「章大、私ね、彼氏出来た」 どんな反応をするのか #ぷれい

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20 ドキドキしながら報告すると 『へー』 気にしてないって顔 「だからもう、会うのやめよ？」 『なんで〜？』 「なんでって…もうこういうの辞めた方が…」 辛い 何とも思われてなかった それとも誰でも簡単に脚を開く女だって思ってるのかな #ぷれい

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21 『そいつとしかセックスしたくないってこと？笑』 冷たい目で私を見る 「え、普通そうでしょ…？」 『要ー？そんなんゆうならな、フツーの女はこうやってヤる前に断るんとちゃう？』 どんな顔をすればいいのか分からない 章大の言う通りだ #ぷれい

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22 俯くと彼の指は私の顎を捉えて 上を向かされる 『離さへんで…』 「章大…？」 『お前みたいな女、俺から離れられると思ってん？』 「んっ…あ、…ッ？」 両手をひとまとめにされたかと思えば 首筋に痛みを感じた 『…そいつには何回抱かれたん？』 #ぷれい

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23 低い声で私のことを追い詰める 「…っそんなの…」 『お前の事やからもう何回もヤッたかあ？』 片手で抑えられてるだけなのに腕は外れなくて 『関係あらへんよ…逃がさへん』 そうつぶやいた後 身体中に痕をつけながら 何度も私の中に彼のものが吐き出された #ぷれい

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24 抱く度に溺れていく自分がいてた 出来ることなら要にもそうであって欲しいと願っていた むちゃくちゃにした後 彼女の携帯が何度も鳴る 男の名前がディスプレイには表示され …電源を切った 『…要…？』 呼びかけても疲れているのか 深い眠りについている #ぷれい

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25 涙の跡が残る頬に口付ける “俺じゃあかんの？” 俺の願いは届くやろうか 『酷くして、ごめんな』 枕元にチケットを置いて 部屋を出る デビューもままならず ただのフリーター金のないバンドマンてゆうやつやから 俺のできることはこれしか無い #ぷれい