ズーピス劇場

讃美と淫靡のあれやこれ。
1
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 夜の帳はすでに下り。 朝の兆しはまだ遠い。 そんな草木も眠る月夜の宿屋。 誰もが寝静まっている今を見計らい。 慣れた様子で室内へと侵入する。 入った所から指差し数えて。 目的地の扉に手をかける。 「こんばんは」 小さく小さく挨拶一言。 当然返事は戻って来ない。

2015-11-27 20:42:02
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 「夜分遅くにすみません。先日気持ちよくしてもらった痴女ですけれど……」 面白がって茶番を一声。 やはり何も返って来ない。 ベッドに横たわる誰かの姿。 ここで起きていれば。 いやそれ以前に。 侵入する前に起きてさえいれば。 この奇襲に、対応することができたのに。

2015-11-28 11:19:35
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 相手の寝顔にあそこが疼く。 こそばゆい感覚に声が喘ぐ。 あぁ、今すぐ抱き締めたい。 あぁ、今すぐ撫で回したい。 止まる気のない本能任せで。 男性の部分を頬擦りしたい。 女性の部分を可愛がりたい。 高鳴る鼓動が衝動に変わる。 渦巻く衝動が行動を起こす。

2015-11-28 11:20:26
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 静かに静かにベッドへ進み。 ゆっくりゆっくり相手の上へ。 馬乗りになって顔を覗く。 ここまでされても目を覚まさない寝姿に。 下が。心が。下心が。 キュンとときめき欲望を駆り立てる。

2015-11-28 11:21:06
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 無邪気な寝顔を通り過ぎ。 月明かりで輝く褐色の首筋に。 薄紅色した唇で。アザになるほどキスをする。 刺激に震える白い髪を指に絡めて弄ぶ。 「んっ、あっ……。……んんっ」 何度も何度も攻め続ける。 それでも起きず身震いする相手。

2015-11-28 11:21:55
アンカ @GCillyou

@xP__Px ん、と唸り身じろぎをする。深い眠りから引き上げられてゆく。まぶたは閉じたまま、唇が開き、言葉を紡ぐ。 「重い…」 失礼な話である。

2015-11-28 11:48:48
アンカ @GCillyou

@xP__Px 腕を動かし首筋にくちづけるものの頭をぺちぺちと叩く。柔らかな毛が指に絡んでもさして疑問に思わないようで、いまだ、浅いまどろみの中。「だーめだって…だーめ、やめてったら」ごにょごにょと何かの名前をつぶやく。おおかた飼っていた動物でも思い出しているのだろう。

2015-11-28 11:59:34
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 深い眠りをいいことに。 失礼な寝言を咎めるように。 撫でられる心地よさに答えるように。 吸ったり舐めたり甘噛みしたり。 できうる口技舌技を全て行う。 あぁ、あぁ……。 それだけでもう。 果ててしまいそう。

2015-11-28 12:34:43
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 「んっ……んっ……っ、んんっ! ……ぷはっ、はぁはぁ……。……あぁ、イけましたけど、いけないいけない。誘うような無防備っぷりに騎乗位から顔面騎乗位に移行するところでした」 軽く絶頂を迎えて当初の目的を思い出す。 今さらではあるが夜這いをしに来たわけではない。

2015-11-28 12:35:33
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 今回ここに来たのは……。 「この前はありがとうございます」 言うため。 「ズーたんが胸を穿ってくれたお陰で新しい性感体ができました」 自分をキズモノにした、お礼を。 「ほら、見て下さい」 胸元を見せつけるように服をずらす。

2015-11-28 12:36:12
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 「アナタが傷つけた場所。アナタのが入ってきた場所。触るたびあの時の快感を。感情を。吐息を。思い起こさせる、ズーたんが僕を凌辱した証……」 相手はなおも眠ったまま。 「これがあれば胸で挟んだ時の快感が二倍!! いやっ!! 何十倍にも膨れ上がります!!」

2015-11-28 12:36:46
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 興奮で声量が大きくなってしまう。 キスした際に塗りたくった唾液に月光が指す。 艶かしさが背徳感に拍車をかける。 「ふふふっ」 まだ眠ってるんですか? まだ眠ってていいんですか? そんな警戒心のない顔してると。 そんな支配欲を刺激する寝息立ててると……。

2015-11-28 12:38:09
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 「既成事実の一つや二つ。作ってしまいますよ?」 半分本気の冗談を言いパンツを脱ぐ。 汗や汗以外で湿った白く透け透けのそれを、同じく白く透き通るような髪を携えた頭に被せる。 「楽しませてくれたご褒美に脱ぎたてを差し上げます。嗅ぐなり履くなり存分にお使い下さい」

2015-11-28 12:39:03
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou それと……。 「……チキュウと呼ばれる異世界のエロスに対しての研究、技術には称賛の言葉しかありません」 ベッドから降り。持ってきていた荷物の中から。 ブルブル震える棒状の何か。 プルプル震える筒状の何か。 それらの使い方が載ったエロ本を取り出し枕元に置く。

2015-11-28 12:40:07
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 「こちらもどうぞご賞味下さい。折角そんな見目麗しく。尊く。神々しく。素晴らしいお姿で生まれてきたのです。ならば楽しまなければ。性を謳歌しなければいけませんよ?」 布教活動に満足げな表情を覗かせ相手を見る。

2015-11-28 12:40:36
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou パンツを被せた時からあからさまに苦悶の表情を見せているが、そんなものは気にしない。いや、むしろ興奮する。襲いたい。 襲いたいけど……、我慢我慢。 今回はここまで。自分自身への焦らしプレイを楽しむとしよう。

2015-11-28 12:44:36
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 「……それでは、僕はこれで」 下半身へと手を滑らせながら。先程とは違って優しく。 呼吸と連動して動く頬に唇をつける。 悟られぬよう起こさないよう。 足を運んで退室をする。

2015-11-28 12:45:31
†ラザニヤさん🍊A6P3† @xP__Px

@GCillyou 外に出ると、冷たい風。 けれど火照ったこの体には。 下着を脱ぎ与えたこの恥部には。 とても心地よく。柔らかく。 まるでこちらを、エロい意味で慰めてくれているようであった。

2015-11-28 12:46:19
アンカ @GCillyou

@xP__Px 扉の閉まる音で目をさます。 月明かりに薄暗い部屋。寝ぼけた目をこする。顔にかかった髪をかきあげ かきあげ かきあげ、られない。

2015-11-28 12:57:34
アンカ @GCillyou

@xP__Px かきあげたい手が額あたりで引っかかる。起き上がる。ぴんと張った薄い布が触れる感触。おそるおそる、布の下に指をいれ髪をかきあげる。頭のてっぺんが暖かくじっとり濡れている。卵のようなどろりと固まって重たい液が指に絡む。 甘いようなしょっぱいような匂いが鼻を刺激する。

2015-11-28 13:09:21
アンカ @GCillyou

@xP__Px ぱたり。やけに大きくひびく、頭に被っていたものがベッドへおちる音。 おそるおそる、ゆっくり、そちらへ目をやる。

2015-11-28 13:16:52
アンカ @GCillyou

@xP__Px 下着もいろいろあるけれど男性とか女性とか女性ものの上とか下とかスポーツ用とかとうてい下着と呼べないシール的なサムシングエルスもあるが 女性もののマジモンの 本当に 本当に 下着。

2015-11-28 13:18:47
アンカ @GCillyou

@xP__Px 「ピャーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 嗚呼大絶叫。 「ぴゃ…」思考が拒否して一瞬それが何か認識できなくなる。思わず近づいて「ぴゃ…?」指先でつまんで「……」思わず両手で持ち上げて広げて見て 「ファーーーーーーーーーーーー!!!!!????」

2015-11-28 13:24:40
1 ・・ 15 次へ