十三乗換の「#１日１本オススメ映画 」（201～250）

十三乗換 @jusotransfer

「9時から5時まで」。立場・性格の異なるOL3人が結託し、傲慢なオヤジ上司に復讐。セクハラや男女格差といった問題を採り上げたこと、3人のキャラをうまく差異化したことが、コメディとしての成功要因。 #１日１本オススメ映画 （201） pic.twitter.com/UaqwA9QxxB

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「カリフォルニア・ドールズ」。どさ回りの女子タッグチームとマネージャー。どんな苦難にも彼女らは挫けず、マネージャーは策を弄する。喧嘩続きの道行きは、やがて「一世一代の大勝負」（原題）に辿り着く。 #１日１本オススメ映画 （202） pic.twitter.com/tz6G3VLltU

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「ストックホルムでワルツを」。スウェーデン出身のジャズ歌手モニカ・ゼタールンドの伝記。奮闘する姿とともに、それに比例するエゴの大きさも適度な距離感で描かれている。映画内の人名に、ジャズ好きは胸熱。 #１日１本オススメ映画 （203） youtube.com/watch?v=gKv1SZ…

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「ラッシュ/プライドと友情」。F1史上に残るライバル、ニキ・ラウダとジェームス・ハント。対照的なふたりを反目させ、結びつけているのは、近親憎悪に近い感情。死と隣り合った世界に住む男たちの物語。 #１日１本オススメ映画 （204） pic.twitter.com/Y1cMonhq61

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「シービスケット」。世界恐慌時、鳴かず飛ばずであった競走馬を引き受け、隠れていた才能を開花させた3人の男の物語。馬ではなく人間を丁寧に描くという作戦が成功。トビー・マグワイアの騎乗が玄人はだし。 #１日１本オススメ映画 （205） pic.twitter.com/kUcM5Fis2y

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「ラスト・ショー」。舞台はアメリカの地方都市。映画館と青春の思い出が密接に結びついていた頃。やがて、朝鮮戦争が起こり、映画館が閉鎖され、ひとつの時代が終わる。郷愁と映画愛に満ちた、苦い青春映画。 #１日１本オススメ映画 （206） pic.twitter.com/PkXTE5xf5X

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「フェリーニのアマルコルド」。ファシスト党が台頭してきた時代、人々はそれでも磊落に暮らし、少年は性への憧憬を募らせる。少年時代への郷愁を、虚実ないまでのさまざまな挿話を通じて、鮮やかに映像化。 #１日１本オススメ映画 （207） pic.twitter.com/XP0ZjOd5qe

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「トットチャンネル」。テレビ黎明期のてんやわんやを描いたコメディ。原作は紅白歌合戦司会者。若い業界特有のバイタリティとハチャメチャさが伝わる。ぎょろ目の斉藤由貴ちゃんがコメディエンヌぶりを発揮。 #１日１本オススメ映画 （208） pic.twitter.com/Rw33Wkt7Sg

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「カイロの紫のバラ」。映画の主人公に恋した女性のファンタジックな物語。現実の先に映画があり、映画の先に現実がある。スクリーンに見入る彼女の気持ち、わかるなあ。今年も、映画と映画ファンに幸あれ。 #１日１本オススメ映画 （209） pic.twitter.com/gLmaqNak9u

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「百円の恋」。自堕落な生活をしていた女性が恋に目覚め、やがてボクシングにも目覚めるお話。現代日本の再生物語であり、安藤サクラ版の「レイジング・ブル」。彼女の体が絞れるにつれ、展開にキレが増す。 #１日１本オススメ映画 （210） pic.twitter.com/L9tF1tVpiK

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「ビッグ・ウェンズデー」。サーフィン映像が圧巻だし、時代を切りとった青春映画としても秀逸。ベトナム戦争の影も織り込まれており、ラストは健さんの任侠映画みたい。ニュー・シネマの重要な作品だと思う。 #１日１本オススメ映画 （211） pic.twitter.com/zZddJupiX7

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本日はヴィルモス・ジグモンド追悼で「ローズ」。ジャニス・ジョプリンをモデルにしたシンガーをベッド・ミドラーが好演。身も蓋もないストーリーと、ジグモンドのほわっとした映像に、70年代らしさを感じる。 #１日１本オススメ映画 （212） youtube.com/watch?v=yjjaKS…

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「ヴィンセントが教えてくれたこと」。周囲になじめない少年と頑固なヤクザ老人との出会いがもたらす化学反応。「パラダイス・アーミー」の無責任男を彷彿とさせるビル・マーレイがいいし、脇役陣もみな達者。 #１日１本オススメ映画 （213） pic.twitter.com/ZzLS6UFCL5

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「ディープ・インパクト」。巨大彗星が地球に接近。凡百のパニック映画と違い、個々の人間を丁寧に描いているところがミソ。持ち前の真面目さ全開で人類の危機に立ち向かう、ロバート・デュヴァルさん。 #１日１本オススメ映画 （214） pic.twitter.com/IzPrDIGKYq

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「唐山大地震」。大地震で生き別れになった家族の「その後」を描いた作品。パニック映画ではなく、優れたヒューマン・ドラマ。俳優がみな上手で、それぞれの人生を丁寧に描写。タイトルで損しているよなあ。 #１日１本オススメ映画 （215） pic.twitter.com/2dnDyCFpG8

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「ミシシッピー・バーニング」。南部の殺人事件を捜査する、ふたりのFBI捜査官に立ちはだかる人種差別の壁。好対照なふたりを造形し、サスペンスと社会問題を絡めた脚本がうまい。ジーン・ハックマン最高。 #１日１本オススメ映画 （216） pic.twitter.com/hwM7rEsDeh

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「お熱いのがお好き」。ギャングに追われるはめになった、バンドマンふたりの女装旅。こういう「困った末に斜め上をいく行動に走る」というパターンが大好き。ラストに歴史的名セリフ。邦題の訳、うまいなあ。 #１日１本オススメ映画 （217） pic.twitter.com/d987kydwvT

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「キンダガートン・コップ」。犯人追跡のために、凄腕刑事が幼稚園の保父さんに。これも、苦肉の策が斜め上というパターン。子供という飛び道具に、シュワちゃん大苦戦。彼とコメディの親和性は大発見かも。 #１日１本オススメ映画 （218） pic.twitter.com/YiAJERnoNm

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「クライム・チアーズ」。デキ婚で金に困った学園のマドンナを助けるために、立ち上がったチアリーダーの仲間たち。選んだ作戦は、なんと銀行強盗。短い作品だけど、全編にわたる毒と人をなめた感じがいい。 #１日１本オススメ映画 （219） pic.twitter.com/VVMtSMQiqU

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スタローン受賞記念で「ランボー」。ベトナム帰還兵の疎外という問題を突きつけた作品。「戦地では百万ドルの武器を使っていたのに、母国では駐車場の警備員にもなれない」。ただの乱暴者の映画ではないのだ。 #１日１本オススメ映画 （220） pic.twitter.com/jBwcadopDf

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「グッドモーニング, ベトナム」。米軍の人気DJを通して描いたベトナム戦争。ベトナム人をも描くことで、彼我の理想の違いという、苦い現実があぶり出されている。ロビン・ウィリアムズが生涯最高の演技。 #１日１本オススメ映画 （221） pic.twitter.com/M2Qllii8eX

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「M☆A☆S☆H マッシュ」。奇天烈な軍医たちの活動で戦争を笑いのめした作品。舞台は朝鮮戦争だが、彼らの髪型（クルーカットではない）によって、ベトナム戦争の揶揄だとアメリカ人にはわかるらしい。 #１日１本オススメ映画 （222） pic.twitter.com/gAPSSOByUw

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「M☆A☆S☆H マッシュ」における髪型の話は、朝鮮戦争を題材とした、David Halberstamの長大なノンフィクション「The Coldest Winter: America and the Korean War」の記述をもとにしました。 #１日１本オススメ映画

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「好男好女」。台湾の「白色テロ」を題材にした映画内映画と、その主演女優の現在、過去が交錯。映画内映画は白黒で、現在と過去は色調に微妙な違い。こういう、人の意識のなかに入り込むような映画が大好き。 #１日１本オススメ映画 （223） pic.twitter.com/S0X9TUmSTT

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「恋とニュースのつくり方」。低迷番組の立て直しに奮戦する女性プロデューサー。この種のラブコメにはアザトサを感じることが多いけど、この作品は例外。その原因はレイチェルさんの見事なコメディエンヌぶり。 #１日１本オススメ映画 （224） youtube.com/watch?v=QNbN37…

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