劉度
@arther456
甲板上では、乗組員たちが整列して出迎えてくれていた。「あ、どうもどうも……」こんな大層な扱いに慣れていない提督は、思わず恐縮してしまう。並んだ乗組員たちの先には、ドイツ海軍服を着た厳つい老軍人の姿があった。彼がホラニア元帥だ。そして、その隣にいる人物に、提督は目を丸くした。 48
2016-03-10 00:20:02
劉度
@arther456
「おいっす」飛行場姫だった。思わず、提督は背中の飛行場姫を確かめる。「すぴー」飛行場姫がいなくなる訳がない。相変わらず背中で眠っている。しかしホラニアの隣にも飛行場姫がいる。「一応言っておこう」ホラニアが口を開いた。「船内にあと2人いる」「まだ増えてたの!?」 49
2016-03-10 00:22:04