- Sohdearharuka
- 713
- 0
- 0
- 0
遙「もう届いたと思うか?」 宗「こっちとの時差は1時間ぐらいだったよな?」 遙「ああ」 宗「ならそろそろじゃないか?」 遙「楽しみだな」 宗「お前がワクワクしてどうすんだ」
2016-02-02 19:30:08プープー(凛からのスカ○プ) 宗「お。届いたみたいだぞ」 遙「お前が出るか?」 宗「お前が選んだんだろ。お前が出ろ」 遙「わかった……もしも…」 凛『おいこらハル!!!!!』 遙「うるさい」 凛『なんだこのプレゼントh!』
2016-02-02 19:40:08遙「宗介、凛がうるさい」 宗「当たり前だろ;」 凛『おいハル!聞いてんのか!?』 宗「落ち着け凛」 凛『宗介…ハルは?』 宗「そこにいるが…」 遙「宗介、凛に誕生日おめでとうとって伝えろ」 宗「自分で言えよ」 遙「めんどくさい」
2016-02-02 19:45:03宗「凛、ハルが誕生日おめでとうって」 凛『あ?!ああ…サンキュ…じゃねぇ!』 宗「落ち着け。使い道はあるだろ?」 凛『使うか!!俺はハルじゃねぇっ』 宗「そんなに怒ることか?」 凛『……カードを先に読んだんだ』 宗「ああ。ポストカードか?」 凛『ああ。へんてこなキャラクターのな』
2016-02-02 19:50:06【凛へ 誕生日おめでとう。 最近遅刻したと聞いたので、目覚まし時計を送ります。 きっと気に入ってくれると思うので、是非使ってください】 凛『ちょっと感動して、早速開けてみたら…なんだこれは!』 遙「目覚まし時計だ」
2016-02-02 19:55:03凛『そういうことじゃねぇなんだよなんだこのサバ!』 遙「だからサバ型の目覚まし時計だ」 凛『なんでサバなんだよ…ルームメイトにすっげぇ笑われたんだぞ…』 宗「それは……ご愁傷様としか…」 遙「お前、凛の味方するのか」 宗「は?」 遙「もういい」 宗「おいハル!」
2016-02-02 20:00:09凛『おい、ハルどこ行ったんだ?』 宗「拗ねた」 凛『はぁ?ったく、なんで俺のせいでお前らが拗れんだよ…』 宗「凛、サバの下にも箱があっただろ」 凛『あ、ホントだ』 宗「それも俺とハルからだ」 凛『これ…ボールペンか?』 宗「ああ。使ってくれ」
2016-02-02 20:05:06宗「ついでに言うと、そのサバもハルが真剣に悩んで買ったやつだ」 凛『え……』 宗「本気でこれをやると喜ぶと思ったんだろ。目キラキラさせて買ってたからな」 凛『マジか…』 宗「ムリして使えとは言わないが…あいつの気持ちは否定しないでやってくれ」 凛『ああ』
2016-02-02 20:10:08凛『なんかお前らどんどん仲深めてんな』 宗「は?」 凛『まさかお前が俺とハルの仲裁をするとはな。ま、それだけラブラブってことか』 宗「何言ってんだ。もう切るぞ」 凛『ああ。ハルにサンキュって伝えといてくれ』 宗「わかった」 凛『早く仲直りしろよ』 宗「わかってる」
2016-02-02 20:15:06宗「おいハル」 遙「……」 宗「いつまで拗ねてんだ」 遙「俺は自分がいいと思ったものをプレゼントした」 宗「ああ、わかってる。凛にもそう伝えた」 遙「……凛は…?」
2016-02-02 20:30:09宗「ハルにサンキュって伝えてくれって言ってたぞ」 遙「……そうか」 宗「ったく。ほら、もう風呂入るぞ」 遙「風呂ためてない」 宗「俺んちためてる。行くぞ」 遙「ああ」
2016-02-02 20:35:03宗「沸かしてくる。あ、洗濯機回すつもりだった。ハル、俺のバッグからタオルとシャツ出してくれ」 遙「わかった」 ゴソゴソ 遙「……?髪の毛?」
2016-02-02 20:45:06遙「宗介」 宗「ああ、悪いな。今沸かしてるからもう少し待ってろ」 遙「おい、これなんだ?」 宗「あ?……っ!!!」 遙「これ…カツラか?」 宗「そ、それどこから…!」 遙「お前のバッグに入ってた」 宗「…あいつらか!」 遙「お前が着けるのか?」 宗「違う!!」
2016-02-02 20:55:06宗「今日はツインテールの日らしい」 遙「ついんてーる?」 宗「女子がよくやってる髪の毛を二つに結ぶことだ」 遙「それで?」 宗「クラスメイトたちがおもしろがって短髪の男共に無理矢理その付け毛を付けて遊んでたんだ」 遙「お前も被ったのか?」 宗「被ってねぇ!」
2016-02-02 21:00:04宗「俺が逃げて着けなかったから、面白がって俺のバッグに勝手に入れたんだろ」 遙「なるほどな。よし、着けろ」 宗「なんでだよ!!」 遙「見たいから」 宗「そんな理由で着けるか!」 遙「いいから着けろ!」 宗「あ、ちょ、待て!おい!!」 (二つ結びの付け毛を宗介にむりやり着ける)
2016-02-02 21:05:05遙「ぷっ…ふふふ」 宗「おい…」 遙「ははははは」 宗「滅多に笑わねぇくせに爆笑してんじゃねぇ!」 遙「はぁ~笑った。よし」 パシャ
2016-02-02 21:10:08宗「あ!?何やってんだてめぇ!」 ピーピー 遙「風呂沸いたみたいだな、入ろう」 宗「いいからさっきの消せ!」 遙「消した消した」 宗「嘘つけ!」 遙「風呂」 宗「はぁ…」
2016-02-02 21:15:05~~♪ 遙「電話…凛からだ!もしもし」 凛『お前今の写メなんだよぶっあはははは!』 遙「可愛いだろう」 凛『可愛くねぇよ!あ~笑う!』
2016-02-02 21:50:06凛『はぁ……ハル』 遙「?」 凛『さっきは悪かったな』 遙「いや。俺も悪かった」 凛『ボールペンはもちろんだが、サバの時計も大切に使わせてもらう』 遙「無理するな」 凛『使うだけ使ってみる』 遙「ありがと…凛」 凛『こっちの台詞だ』
2016-02-02 21:55:06凛『宗介に聞いたから。お前が一生懸命選んでくれたこと』 遙「そうか…あいつに感謝しないとな」 凛『ああ。だから今から言うことを宗介にやってやれ』 遙「?」 凛『だからお前が……』
2016-02-02 22:00:22ガチャ 宗「ふぅ…」 遙「宗介」 宗「……っ!?」 遙「変……か?」 宗「な、なんで…」 遙「凛が、俺がこれ着けたら宗介が喜ぶって…」 宗「……」 遙「そんなわけないな。悪かっ…」
2016-02-02 22:10:07遙「宗介?腕離せ。取れない」 宗「取るな」 遙「なんでだ?似合わないんだろ?」 宗「いや……」 遙「?」 宗「しばらくそのままでいろ」 遙「笑い者にする気か?」 宗「笑えたら良かったんだけどな…」
2016-02-02 22:15:07宗「あとで凛に礼言おう」 遙「宗介?」 宗「なぁ、ちょっと髪の毛伸ばしてみねぇか?」 遙「泳ぐときに邪魔になる」 宗「だよな」 遙「さっきからずっと髪触ってるが…気に入ったのか?」 宗「……まぁ…少し」 遙「伸ばさないぞ」 宗「わかってる」
2016-02-02 22:20:08