めがデビ+チョロおそ前提チョロデビ

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さうす @sa__za_n_

神と女神の賭け事で、あらゆる世界の三男に抱かれて、それでも女神が良いって言わないと永遠に引き裂かれる世界のめがでびとか欲しいんだけど誰か持ってません?めがさんはそれを牢獄で見せつけられてるし、でびにいさんは毎晩毎晩同じ別人が来るしで悪趣味すぎる罰兼賭けをしてる女神と悪魔と神様。

2016-03-13 01:01:46
さうす @sa__za_n_

通常三男×でびおそから始まってけもに警部にってぐるぐる回って、何回か同じやつになったりして、ほだされたりするんだけど、それでも女神が良いって言わないと女神が死ぬ。うわ悪趣味。女神への罰なのかね?

2016-03-13 01:04:11
さうす @sa__za_n_

全員おなじ魂を持つパラレルワールドの住人なので、ちょろ松なのはたしかなんだけど、「女神のちょろ松」ではない人ばかりが来るんだよ。夢を通じてパラレルワールドから三男を引っ張ってくるシステム。でびおそは「罰」としか聞いてないので賭けのことは知らないんだろうね。

2016-03-13 01:07:14
さうす @sa__za_n_

でびおそが考えてるのは、「おなじ顔でおなじ魂をした別世界の人間に犯される罰」で実際は「おなじ顔と魂をした人間に誘惑させ、悪魔が心変わりするかの賭け」。より誘惑を強くするために同じ世界から何度かおなじ人間を連れてくる。顔見知りになったりする。通常三男×でびおそとか。

2016-03-13 01:10:47
さうす @sa__za_n_

通常三男とリーマン三男はでびおそに会うたびに優しくしてくれるので、疲れ果てたでびおそには一縷の癒しになってたり、マフィア松三男が来るとドサド松のせいで疲弊したり、たまに長男知らない三男がとかくると精神的にヤられるとか、「まぐあわないと出られない部屋」設定でギャグからのシリアスで。

2016-03-13 01:14:03
さうす @sa__za_n_

通常三男視点だと、たまに見る夢で「まぐあわないと出られない部屋」に閉じ込められて中にいる兄にそっくりな悪魔を犯す夢がある。ってだけの話。数度に一度くらいピロートークの時間ができて、その時に少しだけ境遇を話してくれる悪魔。いくどか続くうちに、夢を見る回数が多くなる。

2016-03-13 01:16:51
さうす @sa__za_n_

管理者的には賭けの大詰めに入ったので、三男を使って悪魔を堕とそうって話なんだけど、毎夜毎夜見た夢の中で段々とこの罰の奇妙さに気がついていく。「無限の罰とも、回数があるともわからない罰。それが恐怖を煽るためのものなのか?」三男は睡眠薬を飲んで、起きないことを決意する。

2016-03-13 01:20:30
さうす @sa__za_n_

ともすれば自殺まがいの行動に悪魔は驚くが、「兄に似たお前を見捨てられない」と告げて牢獄の謎を解く。牢獄の看守は一人の天使。「この罰はいつまで続くの?」悪魔の問いに、天使は微笑んで答えた。「お前が鍵を紡ぐまで」悪魔が尋ねるまで答えられないヒントだった。

2016-03-13 01:23:22
さうす @sa__za_n_

「お前はこの六百年、そんなことも聞かずに頑張ったね。その報いにヒントをあげる。鍵には二つある。気をつけて紡ぐことだよ」天使は優しく告げて、牢番に戻る。「鍵?」「紡ぐ?」――キーワードを口にすること。それが罰を終える鍵だった。しかし、その言葉がわからない。

2016-03-13 01:27:39
さうす @sa__za_n_

そのうちに、三男の睡眠に限界がくる。このまま寝続けたら死んでしまう。一度目覚めることを悪魔に強制され、もう一度やって来ることを約束して目覚める。三日の間眠り続けた三男は兄弟たちに必死に心配されるが、もう一度眠ることを告げる。そしてその理由を口にする。

2016-03-13 01:29:41
さうす @sa__za_n_

長男以外が、三男の覚悟に賛同する中で、長男だけがそれに反対する。「なんでお前がそんな悪魔の為に頑張るわけ? なんのメリットがあるの?」「……メリットなんてないよ」「メリットなしに、お前が手を貸す理由はないだろ」「メリットはないけど、僕は満足するんだよ。満たされる、それでいい」

2016-03-13 01:32:01
さうす @sa__za_n_

三男を待ち受けていた悪魔に、三男は告白する。「僕は貴方が好きだ。魂が同じだというなら、俺を好きになってくれないかなあ」「駄目なんだ、違うんだ。俺がずっとずっと待ってるのは、悪魔の俺のこころを捧げたのはあの人だけなんだ!俺の女神様だけなんだよ、俺が一番に愛しちゃってるのは!」

2016-03-13 01:42:51
さうす @sa__za_n_

その瞬間、きらきらと檻が砕けて悪魔を縛り付けていた心臓の枷が外れる。天使が微笑み、悪魔と三男に告げる。「君たちは賭けに勝った。全知全能の神といえど、『人の心』はわからないんだよ」大きな皮翼が広がり、赤い悪魔と共に女神の牢へ向かう。女神と悪魔の再会に三男は満足する。

2016-03-13 01:46:35
さうす @sa__za_n_

兄弟である長兄への恋心は決して叶うものではない。叶えてしまえば、あらゆる倫理への冒涜であり家族を壊すものだとわかっている。だからこそ、三男はこの悪魔の恋を叶えてやりたかった。――瞬間、三男の体が軋み出す。天に近い場所に魂だけで来た人間は否応なくそちらへ引き摺られてしまう。

2016-03-13 01:49:45
さうす @sa__za_n_

それを救ったのは女神だった。女神は三男を守護し、礼として自分の世界への導を示す。六色の糸と声に従い道を駆け抜けろ、と。「あなたは呼ばれています。必死に呼んでいるあの声に従いなさい。あなたに幸いのあらんことを。ありがとう……僕と同じ魂をした人の子よ」

2016-03-13 01:53:01
さうす @sa__za_n_

細い水の流れの上を水しぶきを上げながら駆け抜ける。最後に見た二人は、抱きしめあってキスをしていた。水の向こうには、様々な世界がある。自分が警部をしていたりサラリーマンだったり、マフィアだったり、軍人だったり、気が狂っていたり。それでもその世界には必ず赤い魂があった。

2016-03-13 01:55:01
さうす @sa__za_n_

崩れていく水の道に負けぬように駆け抜ける。走ることは昔から得意だった。しるべの糸と、耳鳴りのように呼ばれる名前に導かれて、三男は泉の中に飛び込んだ。 ぱちりと目を開ければ、病室のベッドの周りに五色の兄弟が眠っている。目を覚ました長男に、三男は声をかけた。「ただいま」と。

2016-03-13 01:57:23
さうす @sa__za_n_

と、いうおそチョロ話をね、想像したのはいいんだけど、こんなベッタベタなラブストーリー夜中にしか呟けないわよって。結局兄弟のおそチョロは兄弟以上にはなれないかもしれないけど、ある世界では結ばれてると思うことで、慰められてる三男みたいな。それでも兄弟として誰よりも強い繋がりがあるよ。

2016-03-13 01:59:09
さうす @sa__za_n_

多分、人間の三男は長男に告白して振られてる。「きょうだいだよ」ってフラれてる。悪魔目線だと恋人と再会するまでの話。三男目線だと、失恋を飲み込むまでの話。どちらもハッピーエンド。

2016-03-13 02:00:52