美鈴 @misuzusakurai1 さんの「 #集団的自衛権 と #改憲 」 #安倍晋三 #伊勢崎賢治

misuzu sakurai @misuzusakurai1

裁判所 「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定に伴う刑事特別法違反」 courts.go.jp/app/hanrei_jp/…

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砂川事件最高裁判決に、「憲法9条は戦争を放棄し、戦力の保持を禁止しているが、主権国家としてもつ固有の自衛権は否定されていない。憲法の平和主義は決して無防備、無抵抗を定めたものではない。

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わが国が、自国の平和と安全を維持し、その存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことである。... 」とあります。

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そして自民党は、判決の本体部分にある「国の存立を全うするために必要な自衛の措置はとりうる」の「必要な自衛の措置」の一文を取り上げ、国際法上の「集団的自衛権」と言わざるを得ないものがあると語っています。

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そもそも、この最高裁砂川判決は、マッカーサー大使が当時の自民党・岸信介政権の藤山外相や外務省高官、田中最高裁長官と秘密裏に連絡を取り合い、密談を重ね、最高裁で「米軍の日本駐留は違憲ではない」という逆転判決を得るために様々な工作を行ってきたものだということです。

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安保改定の障害となっていた「伊達判決」はくつがえされ、マッカーサー大使と藤山外務大臣は「核持ち込み密約」や「事前協議なしに在日米軍基地を自由に使用して出撃できる密約」「基地の自由使用の特権を保障する基地権の密約」といった関連文書に、密かに頭文字署名をしています。

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そして岸首相と藤山外相らが渡米して、新安保条約と地位協定と事前協議に関する交換公文などの調印式が行われました。そもそも、砂川事件で問われたのは日米安保条約に基づく駐留米軍の合憲性であり、集団的自衛権行使については問われてはいません。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

「わが国が自国の平和と安全とを維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとり得ることは国家固有の権能の行使であって憲法は何らこれを禁止するものではない」という判決理由の一部を取り上げ「必要な自衛のための措置」に個別的/集団的自衛権の区別をしていないから合憲という見解。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

政治家は判決全体を読まず、この数行しか読んでいないのでしょうか。政府は一貫して主張している「海外派兵」の条件は、「日本と密接な他国への武力攻撃が発生し、日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」です。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

集団的自衛権とは国際法上の概念で、自国は「襲われていない」けど、他国が「襲われている」場合に助けに行く権利ですが、政府は「他国が襲われ、その結果、明日にも我が国が襲われることが明白な場合に、その他国を助けに行くためにしか使わない」としています。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

それは、いま合同訓練を行っている米韓連合軍と北朝鮮の衝突が考えられますが、その際には、在日米軍基地有事ですので、これまで通り日本を守る「個別的自衛権」で対応できます。にもかかわらず、「海外の友好国が襲われた場合、日本が危ない場合にだけ、その戦場へ派兵する」と政府は主張しています。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

その「国民を守るため」というのに、「国民保護法」は手を加えられていません。つまり、「自国民を守るために他国の戦争に参加しに行く」と言っておきながら、その「参戦の手続き」だけを整備しながら、その理由であるはずの、一番大切な国民の「避難指示手続き」には工夫は行われていません。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

政府は、国民を守る緊急性があるからと言って「新たに海外派兵をできるようにする」と主張しながら、国民保護に工夫を加えることはしていません。つまり、実は国民に新たな危険は及ばないと承知の上で議論は進められているということです。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

そして今後、安倍政権の主張通りに、アメリカの援軍として中東の戦争などに参戦することになれば、それはアメリカの敵を新たに自らの敵とすることであり、相対的に非力な相手が、NYやロンドンなどで行った無差別テロが東京でも、という可能性があるということです。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

「自国のため」と言いながら、「他国のため」に派兵させる安倍首相。危険だと疑問に対して「大丈夫だ」としか返答しない安倍首相。何度も「丁寧に説明する」と言いながら一向に説明を始めない安倍首相。集団的自衛権の説明で「生肉と火事で説明する」安倍首相...。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

仮に国会で、憲法改正が通過したら、いよいよ「国民投票」が行われます。 総務省 - 国民投票の仕組 - 国会 「国民投票制度の概要」 soumu.go.jp/senkyo/kokumin…

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総務省 - 広報周知　国民投票運動 soumu.go.jp/senkyo/kokumin… 総務省 - 投票 soumu.go.jp/senkyo/kokumin… このように、日本の憲政史上初となる憲法改正の「国民投票」が行われる可能性があります。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

政府はメディアに対して「公正な報道が望まれる」と申し入れてます。これは「政府批判の報道はするな」と脅しているようなものです。そして自民党は、憲法に愛国心を書き込んでいます。自民党の改憲草案には、「日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない」との条項を新たに盛り込んでいます。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

これはもう、中国や北朝鮮の強権政治と変わりません。違反するとそれは「非国民」と呼ばれ、処罰されることに...。本来の愛国とは、義務化されるから行うような振る舞いではなく、一人ひとりの心の中から自然に涌き出るもので、法で強制されるものではありません。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

また、現行憲法13条には「すべて国民は個人として尊重される」と規定されていますが、自民党改憲草案では「全て国民は人として尊重される」と規定されています。これは、個人主義を抑制する目的で自民党は個人を人に変えたのではないでしょうか。

misuzu sakurai @misuzusakurai1

また、米軍基地の存在は、私たちの「安全を守るため」という文脈で正当化されています。だからと言って、小さな県に押し付けていていいのでしょうか。しかも日米地位協定という大きな危険を県民に押し付けたままです。