「地形で解くドラクエ2」および「網野史観で解くドラクエ2」

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積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「アレフガルドの中世遺跡の発掘が進みまして、今回こうしてシンポジウムでお話を致しておりますが、地名のみ残り地上に目立つ遺構のないメルキドで、総構と粘土層が発見されております。粘土層は二層確認され、層ごとに笛の破片をともなっています」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 09:34:55
積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「ザハンの奥深くに「せいなるおりき」があることから、「あまつゆのいと」がある北側のふたごのとう、そのそばのルプガナとも密接な関係が窺えるのです。ザハンの男たちはざいほうを積んだふねを操っていたとも考えられます」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 10:06:32
積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「アレフガルドの王や王家は戦わずに外から来た勇者であったり召し出した勇者の子孫が戦う王権と、ローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの王子王女が戦う王権というのは、やはり東西間の差といっていいと思います」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 21:23:52
積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「国王大権としてふっかつのじゅもんを教える、セーブするというのが伝統的にあったわけですが、王不在のラダトームで教会が国王大権を代行している、ここに西の王権の分散性をみることができる」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 21:28:08
積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「ラダトームの王権というのは非常にロト伝承にある上の世界の王権に近しいものがある。魔王の脅威に直面してセーブ=ふっかつのじゅもん大権を手放した王はロトの故地アリアハンにもいたといいます」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 21:30:34
積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「アレフガルドの発掘が進みまして、城を囲む城下町、というわれわれの常識に反した、ラルス16世の時代の、城と城下町が東西に分離したラダトームの姿があきらかになりました」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 21:36:22
積読荘の住人 @tsundokulib

網野善彦「新開地であるサマルトリアで、教会権に属する「いきかえらせる」じゅもんザオリクを勇者ロトの子孫である王子が操ります。サマルトリアの王権は俗界・聖界をともに束ねた、ロトの子孫3か国随一の強力なものであったのではないでしょうか」 #網野史観で解くドラクエ2

2016-03-13 21:48:32
積読荘の住人 @tsundokulib

ドラクエ世界、王と兵士はいても貴族層領主層がほとんど見えなくて、封建制ぽくないという難問があったが、これは網野善彦のイタコやっても解決できんのう

2016-03-13 21:57:44