コードウェイナー・スミス作品の紹介の歴史ｂｙ牧眞司氏

安田均 @yasudahitoshi2

@ShindyMonkey C・スミスについては、悲しい思い出も。彼が亡くなったとき、その蔵書が放出されて、むこうの大手古本屋に流れた。StrandかScience Fiction Shopだったと思う。作者が死ぬと本はこうなるのかと思いながら、必死に何冊か手に入れた。(続)

安田均 @yasudahitoshi2

それが、処女作Scanners Live in Vainの載ったFantasy Bookと、Felix C. Forrest名義の2冊のスリラーの1冊Ria。スミスの所蔵していた作品かと思うと「お宝」ですな。 pic.twitter.com/4U7VFBk2SF

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牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

@yasudahitoshi2 いやあ、高校時代にあれほどのファンジンに出会ってしまったら、人生踏みはずしますよ。そのナレの果てが、いまのぼくです。

牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

これは凄い！ Riaの初刊本そのものが珍しいのに、スミス本人の旧所蔵本だとは！ Fantasy Bookも古いセミプロジンなので、持っているのはマニアだけでしょう。 twitter.com/yasudahitoshi2…

大野万紀 @makioono

@ShindyMonkey ううう･･･何もかもが懐かしい。安田さんの自宅までみんなで行って、わいわいやってたなあ。えーと、コードウェイナー・スミス全短編２巻の解説では、日本でのスミスの受容史について書こうと思っているので、この辺の話も出る予定です。ああでも枚数が足りるのか。

牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

@makioono 解説におさまりきらないぶんは、ぜひTHATTAで！ しかし〈オービット〉のころはみなさん、まだ20代前半ですよね。いまの目で見ると、若いのに凄いとも思うし、若いからあれほどのことができたのかとも思います。

大野万紀 @makioono

@ShindyMonkey これは20代の悪のりですね。もちろんブラッドベリです。

大野万紀 @makioono

@ShindyMonkey あー、自慢させて、自慢させて。この手書きの未来史年表、J・J・ピアスより先で、オリジナルなものなんです。そのころ日本で手に入ったペーパーバックの作品から作ったんで、ピアスのに比べれば残念なところがありますが。もしかしたら世界で初めてのものかも。

牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

@makioono 凄いのは人物の相関図まで年表に盛りこんでいることで、よりシリーズの各エピソードのつながりが見てとれます。この年表を改訂して、どこかに発表したらどうでしょう？ SFMでスミス特集とか！

牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

コードウェイナー・スミスが本名のポール・ラインバーガーで書いた研究書『心理戦争』の邦訳版。須磨彌吉郎訳、みすず書房、昭和28年6月30日発行。 pic.twitter.com/miOU7LDfH4

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牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

「譯者のことば」によると、訳者は中国で31年間暮らしたが、その末期にフランス租界でラインバーガーという老米人に会ったことがある。

牧眞司（shinji maki）『『けいおん！』の奇跡、山田尚子監督の世界』刊行 @ShindyMonkey

→　孫文の顧問として、熱心な活動をつづけ三民主義革命運動について米国の理解を得るために大いに効果をあげたことが認められ、黄郭（中国の要人らしい）に招聘された人物だった。「その子息のラインバーガー博士が、この心理戦争の名著を出したのである」。