本格調査での発見率を推計する(2)

報道ステーションでの牧野さんの解説を参考に考えました。低年齢層では先行調査の刈り取り効果が少なく本格調査でも先行調査に近い数の癌が発見されると見込まれます
原発 震災
11
shun @shun148
これが牧野さんの三角形の図を用いた解説 twitter.com/risa_mama117/s…

10歳未満では超音波検診でもほとんど発見されないので、以下の検討では三角形の起点は10歳、検査間隔は2.5年とします

shun @shun148
先行調査の発見数の年齢分布が三角形になるためには、各年齢の年間発症率が一定であることが前提。しかし、本格調査の年齢分布をみると17歳以下では一定ではなく右肩上がり。そうすると先行調査の年齢分布は1次関数ではなく2次関数で下の部分の面積は三角形の面積(2次関数)ではなく3次関数に
shun @shun148
そうすると、底辺7年の図形を2.5年ズラして重なる部分の面積は、4.5/7の3乗で0.27倍。(1-0.27)×17/15=0.83倍が先行調査と比較した本格調査での発見率と推計できる

(補足)一番上の図は年間罹患率(継続的に超音波検診を行った場合)と年齢の関係で、17歳以下の部分を1次関数(直線)仮定すると、真ん中の図の先行調査(初回検診)での発見数(率)の年齢分布は上のグラフを積分したものだから2次関数になり、発見数(率)はグラフの下の面積だから3次関数になる

shun @shun148
最後の図の二次曲線の感じがイマイチわかりにくいので書き直し pic.twitter.com/cOyMlfoT7A
拡大
shun @shun148
受診率の誤差を小さくするために比較する年齢を低く限定すると、一巡目と2巡目の差が小さくなり、nが小さくなることによる推計の誤差が大きくなる
shun @shun148
他に本格調査2巡目の結果をみる時に注意が必要なことは、検査時期の早い地域ほど先行調査との間隔が長いこと。早い地域の間隔は2年半(H23/10月-H26/4月)で後になるほど2年に近づく。そのため中間結果から全体を推計すると過大評価になるし、地域差でも検査間隔の違いが問題になる。
shun @shun148
本格調査での地域による検査間隔の違いは結構重要で、検査時期の早い地域は予測線量の高い地域が多いので、検査間隔が長いことによる発見率の高さが線量応答にみえてしまう可能性がある。

癌の発見数を直接比較する

shun @shun148
10-17才付近の年齢別の受検者数は2巡目の方が多い位なので違いを無視すると、癌の発見数を直接比較できる。検査間隔を2.3年とすると、(7-2.3)/7の3乗=0.3が刈り取り分。先行調査での49人x0.7=34.3人が2巡目での予想発見数。実際の38人との差を有意とみるかどうか
shun @shun148
同じ方法で検査時17歳以下の3巡目の自然発生分の予想は、検査間隔が2年なので、5/7の3乗=0.36が刈り取り、49×0.64=31人くらい

コメント

shun @shun148 2016年3月22日
図の補足を追加しました
shun @shun148 2017年9月30日
まとめを更新しました。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする