遠征歌仙の甘味レポ(三月分)

遠征の好きな歌仙兼定 @kasen_ensei

君たちに『ウニの貝焼き』という至高の食べ物を勧めたいのだが……今食べるとしたら岩手産のものになってしまうのだろうか。 あれはね、福島県いわき市の郷土料理で……ホッケ貝に山の様にウニを盛って蒸し焼きにするんだ。あのホクホクした旨味と甘み……醤油を少し垂らして食べたいよ。

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@erineko2016 ああ……八つ橋や京都土産の定番であるからね……『そばぼぅろ』もよく頂く物になってしまうかな。 そうだな、『麩まんじゅう』辺りだと、小麦や米の味に飽きたときには良いかもしれない。ただ要冷蔵だった気もするし……なかなか難しいね。

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歌仙「……クラシックの話を聞いていたら、ザッハトルテが食べたくなってきたよ」 小夜「昨日寝ぼけて『マーラー』なんて口にしていたけれど」 歌仙「彼、ウィーンの国立歌劇場の芸術監督を務めていただろう？きっとデメルやザッハーの美味しいチョコレートを口にしていたのかと思ってね」

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山形のおしどりミルクケーキ……僕も好きだよ。軽いし甘いし溶けない……遠征のお供に丁度良いからね。……どうだい、君の本丸にも取り寄せてみるというのは？　どの味もおいしいが、僕は結局定番のミルクに落ち着いたよ。 おしどりミルクケーキ nihonseinyu.co.jp/milkcake/

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@kasen_miyabism 白玉は確かに美味しいね！もちもち白玉は……鎌倉の『茶房　雲母』のかき氷しかないね、残念だよ。 pic.twitter.com/9K8wuWCbHb

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明日僕は何も用意しないけれど……そうだな今から歌の一つでも送ってくれるかな？それともチョコなら、モンロワールのリーフメモリーを頂きたいな。　あの形……紐解くと広がる数々の色鮮やかな葉は、まるで旅の思い出のようじゃないか！秋冬限定のオータムカラーなんて特に雅なんだ！

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歌仙「小夜っ！こんなものがっ！」 小夜「之定、今何時だと思ってるの？虫歯になるよ……」 pic.twitter.com/p56f32ApZy

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お早う！　東京駅周辺美術館……あの辺りをまわるなら、昼は早めに銀座の煉瓦亭で、夕方にパティスリー・サダハルアオキ・パリの洋菓子……マカロンを買って劇場でパンフレットを読みつつ食べ、ミュージカルを観る……『ジキル＆ハイド』が観たいのだけれど……朝10時からの当日券狙い……ふむ。

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木村屋のあんぱん……大和和紀の『はいからさんが通る』を初めて読んだ時から憧れていた味でね。 定番の桜ももちろん買ってあるが、今日は餡バターだよ！ pic.twitter.com/vNlgp9fNMN

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パン自体も、噛めば噛む程広がる味でね……冷蔵庫に入れていたから多少固くなっているが、買ってすぐだと空気の含んだ柔らかいバターと粒あんが口の中で合わさって、高カロリーだとかそういう言葉は脳裏から消え去るんだ……。あんぱんしか食べた事がないならば、ぜひ食べてみて欲しい！

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銀座に行くと、伊東屋で長谷部は文房具を吟味して、山野楽器やヤマハで山姥切は楽譜を眺め、僕は穴場のカフェで一休みして、最後、皆で木村屋で色々なパンを買って帰る……そして翌朝は皆ですきなパンを選んで食べているんだ！ 木村屋 kimuraya-sohonten.co.jp

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音楽談義を少し抜けて……そろそろホワイトデーだ！ ……一日過ぎているって？文系の僕が言うなら、今日がホワイトデーだろう？

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一人目 歌仙「蜂須賀くん、minimalのfruityをありがとう」 蜂須賀「ああ、兼定の真作たる君なら気に入ってくれたろう……あの贋作は良さもわからず頬張っていたからな」 歌仙「カカオ本来の味があれほど豊かな味わいだったとはと驚いたから……それはもったいないね」

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蜂須賀くんに渡したのは『あめやえいたろう』のスイートグロスだ……これはキャラメル×プレーンだ！金の輝きが蜂須賀くんにぴったりだろう？ 蜂須賀「虎徹に相応しい輝きだね」 pic.twitter.com/rYz9hIygBy

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歌仙「味はっ、味を教えてくれ！」 蜂須賀「さすが栄太郎総本舗、老舗の良質な牛乳を使っている事を感じさせる一品だ。キャラメルというよりは、バタースコッチのような……砂糖だけでは出せない味わいだ」 歌仙「……その、少しだけ、分けてくれるかい？」 蜂須賀「ああ、構わないよ」

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二人目えりねこさん@erineko2016 こちらも榮太郎総本舗のブランド『あめやえいたろう』の、こちらはスイートリップだ！こちらも化粧品じゃなく『みつ』だよ！ 考えたら別の本丸へ送れないのか……というわけで僕が味見をするね！ pic.twitter.com/lTCKev1z9l

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ライチの味が凄く広がって……けれど蜂蜜よりさらりとした飴だ。……それにしてもこれ、どうやって食べるのが正解なのだろうね。そのままか、何かにつけて食べるか……ただ、すごく後を引く味で、ずっと嘗めていたくなるんだ……ああでも、そろそろ次に行かないとね。

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三人目かにょはいもさん@Ka_Nyo_Imo ……すまない、呼び方をどうするかわからなくてね……大体僕の主が雅じゃないせいだ。何かあれば、僕が君の代わりに主の首を飛ばしておこう。 少しで良いと言っていたので……一枚、花弁を送るよ。 pic.twitter.com/LTAJf9T8bo

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こちらも『あめやえいたろう』スイートアロマ　ダマスクローズ、だよ。 僕はあまり薔薇の香りは好きじゃないけれど、この色、実に僕らしいだろう？ 例えば……誰かに会いに行く前、そっと一枚口にしてから向かう。その甘い香を相手に気付いてもらえるのか否か……なんて、趣深い物語を想像できるよ。

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記念すべき1000個目として、 現代の東京に来て僕と主が最初に食べた甘味を紹介しよう。 『紀の善』の『抹茶ババロア』 あの濃厚な抹茶ババロア、その苦みを解いていく生クリーム、 抹茶の苦みを引き立たせつつ生クリームの甘さを和らげつつ その二つに劣らぬ存在感の粒あん！

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定番中の定番だったかな？ けれど、あの味に出会わなければ、 僕はそれほど甘味へ興味を持たなかったと思うんだ……。 ちなみに『紀の善』は釜飯も美味しいから、お昼時に入ってもいいと思うよ。 ぜひ飯田橋に行ったら足を運んでほしい。 kinozen.co.jp/index.htm

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アイスキャンデーなら551、かな。 あの愉快なCMは一時期本丸で流行ったのだけれど……甘味のあるとき、ないとき……だね。 ちなみに、第一アクセントと最高音は『あるとき』の『と』にある……と言えば、伝わる人には伝わったかな。

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木村屋にて期間限定で『あまおう苺』が発売中だ。苺のジャムパンとは違う、苺の練り込まれた甘酸っぱくしっとりした白あん。そして、この餡の色、濃紅色で……緋桜の色によく似ていると思わないかい。 pic.twitter.com/CDooRZroJU

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遠征の好きな歌仙兼定 @kasen_ensei

今生を愉しむ小狐丸殿が教えてくれた『もちとろ桃レアチーズ』だよ。 柔らかな餅に包まれたレアチーズのボリューム感が黄桃の果肉の爽やかな甘みで調節されていて、見た目ほど甘すぎないというのが嬉しいね。 pic.twitter.com/vzgoKsuSnb

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大阪のミックスジュース、時折飲みたくなる味なんだ。けれど、東京の生半可な夏なんかじゃ、あの味は合わないな。 大阪の町の、茹だるような暑さと不快な湿度の中歩き続け……ようやく入った喫茶店で冷コかミックスジュースを頼む……大阪の暑さは嫌いだが、あの瞬間だけは最高の組み合わせなんだ。