本をよく見て、さわって、あじわう。カネイリミュージアムショップ6『ときめく紙展』出版社さまからのコメントまとめ

せんだいメディアテーク内、カネイリミュージアムショップ6にて2016年3月6日~4月3日まで開催した「ときめく紙展」。 出版社さまからいた本についてのコメントの数々です。 どうやって作者の魅力を伝えるか、どうやったら手に取ってもらえるか。 一冊一冊の本たちに、本づくりに関わるひとびとの熱い思いが込められています。 続きを読む
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カネイリミュージアムショップ6仙台 @kaneiri_museum6

【ときめく紙展・コメント紹介⑫ナナロク社】 →ここでは色の沈みこみによるくすみを感じさせないため、写真以外の地に黄色を7%の濃度でひき、眼の錯覚により写真の白色度を強く見せる工夫をしました。

2016-03-25 19:48:05
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【『写訳 春と修羅』について】 これもぜひ、肉眼で確かめてほしいのですが「写真以外の地に黄色を7%の濃度で」とのページがこちらです。たしかに…。写真の白の色がより引き立ち、齋藤陽道さんの写真世界の「光」の大切さを強く感じます。 pic.twitter.com/Eovt5mAU1e

2016-03-25 19:49:11
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【ときめく紙展・コメント紹介⑬ミシマ社】 「『コーヒーと一冊』シリーズ」 著者 ①佐藤ジュンコ ②北野新太 ③松樟太郎 ④安田登 ⑤最相葉月 ⑥江弘毅 装丁/ブックデザイン 寄藤文平・鈴木千佳子 (文平銀座) pic.twitter.com/vbnGYoOwTb

2016-03-27 18:55:10
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【ときめく紙展・コメント紹介⑬ミシマ社】 「『コーヒーと一冊』シリーズ」 88頁 (※『透明の棋士』のみ122頁)/四六判変形/並製/ 【第一弾】2015年5月23日 / 【第二弾】2015年12月8日 pic.twitter.com/jAp2EC6GNL

2016-03-27 18:55:48
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【ときめく紙展・コメント紹介⑬ミシマ社】 テーマは「カフェタイムに一冊を!」。手軽さと親しみやすさを大切にしました。「時間がなくて…」という方も一冊を読み切る喜びが味わえるよう、すべての本を100頁前後の仕上がりに。→

2016-03-27 18:56:00
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【ときめく紙展・コメント紹介⑬ミシマ社】 →親しみやすいよう、表紙には風合いのあるボール紙を使用し、角R加工を施しました。判型は、文字組みのバランスを追求した結果、通常の四六判よりも横幅を+2mm。余白と行間にゆとりを持たせました。→

2016-03-27 18:56:09
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【ときめく紙展・コメント紹介⑬ミシマ社】 →印刷では白をしっかり出すために3度刷りしていて、結果4色刷りと同じ手間がかかっています。また表紙のタイトル・著者名はすべてレタリングで手づくりです。

2016-03-27 18:56:20
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【「『コーヒーと一冊』シリーズ」について】 ミシマ社は、読者との距離感、書店との関係性をとても大切にしている出版社です。このシリーズも、そんなミシマ社だからこその大切な思いが3つ、こめられています。こちらから読むことができます→ mishimasha.com/coffee/

2016-03-27 18:56:34
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【「『コーヒーと一冊』シリーズ」について】 寄藤文平さん・鈴木千佳子さんによるブックデザインは、シリーズ立ち上げの思いを叶えるためのものになっています。でも決して地味ではなく、目を引く造本、デザインになっているのが素晴らしいです…! pic.twitter.com/8JV2DXftUB

2016-03-27 19:06:29
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【「『コーヒーと一冊』シリーズ」について】 表紙が特色印刷ということで、通常のオフセット印刷の点の集合体での印刷より、ペタっとした質感があります。おそらく白の3度刷りのあと黒を重ねているので、色が重なったところがおもしろいですね。 pic.twitter.com/khgyn0SIeO

2016-03-27 18:57:06
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【ときめく紙展・コメント紹介⑭プランクトン文庫(スープ・デザイン)】 「ポラーノの広場」宮沢賢治=著 秋山 花=絵 「こころ」夏目漱石=著 岩崎美里=写真 ブックデザイン 尾原史和(SOUP DESIGN) pic.twitter.com/THgigESzck

2016-03-27 18:58:48
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【ときめく紙展・コメント紹介⑭プランクトン文庫(スープ・デザイン)】 「ポラーノの広場」128頁 「こころ」336頁 文庫(w105×h150)/無線綴じ/2009年7月7日発売 pic.twitter.com/UX5eufYy34

2016-03-27 18:59:24
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【プランクトン文庫について】 その特徴は、何といってもカバーなしのシンプルさに尽きると思います。カバーをつけることで、新しくイメージをすげ替えて売るということではなく、すでにある文庫としての宮沢賢治・夏目漱石そのままを感じてもらえるように…との意図が、そこにはあるそうです。

2016-03-27 19:00:18
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【プランクトン文庫について】 文庫本とひとくちにいっても、出版社ごとにページのデザインや文字組みが異なります。上段がプランクトン文庫、下段が新潮文庫。プランクトンは余白を大きくとる一方、文字はすこし小さめ。 pic.twitter.com/hB5SgzTFHb

2016-03-27 19:01:17
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【プランクトン文庫について】 上段プランクトン文庫、下段岩波文庫。岩波の文字のギュギュっと感!(でもそのぶん余白はしっかり)皆さんにもきっと、自分にとって読みやすい文庫/なぜか読みづらい文庫ってあるのではないでしょうか? pic.twitter.com/n5n0S2XzFO

2016-03-27 19:02:52
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【ときめく紙展・コメント紹介⑮パイインターナショナル】 「marble ramble 名作文学漫画集」長崎訓子・著 ブックデザイン 大島 依提亜 144頁/A5判/上製/2015年8月18日発売 pic.twitter.com/E3f2pv3zVk

2016-03-28 14:47:20
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【ときめく紙展・コメント紹介⑮パイインターナショナル】 上製本の表紙は本文より2~3㎜大きく作るのが通常ですが、この本はギリギリまで表紙の天と小口を伸ばし、しかし地は0㎜(カラフルな花布がはみ出しています)というあべこべな造本です。→

2016-03-28 14:47:32
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【ときめく紙展・コメント紹介⑮パイインターナショナル】 →伸ばしたちり部分に置かれた著者のイラストが常に目に入ってくる仕組みによって、短編集ですが途切れることなくひとつの世界観に入り込んでいる感覚を得られます。→

2016-03-28 14:47:43
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【ときめく紙展・コメント紹介⑮パイインターナショナル】 →「普通の流通ができる範囲かつリーズナブルな設計で、いちばん変なことをやろう」という打合せからスタートしたという、こだわりすぎた造本を物語と一緒に楽しんでください。

2016-03-28 14:47:54
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【『marble ramble 名作文学漫画集』について】 天と地のあべこべさ。地のほう、完全に花布(はなぎれ)がはみだしてます。内容が古今東西の名作文学でバラバラなのに、長崎さんのつくるひとつの世界として入り込むことができます。 pic.twitter.com/UWBpvcrhfi

2016-03-28 14:48:38
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【ときめく紙展・コメント紹介⑯パイインターナショナル】 「絵を描いて生きていく方法?」寺田克也・著 ブックデザイン 松田行正+日向麻梨子 312頁/A5判/ソフトカバー/2015年10月21日発売 pic.twitter.com/X1NK4BePLR

2016-03-28 14:49:33
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【ときめく紙展・コメント紹介⑯パイインターナショナル】 トレーシングペーパーの表紙がまず目を引きます。半透明のカバーなので表紙の絵が透けています。違和感なく重なる二つの絵は重ねるために描かれたかのようですが、それぞれが別のシーンで描かれた単独の作品なのです。→

2016-03-28 14:49:50
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【ときめく紙展・コメント紹介⑯パイインターナショナル】 →小口にも二種類の絵を印刷しています。角度を変えると姿を現し、向きによって見え方が変わる仕様です。目の高さが違う人物の絵を配置することで変化が大きく感じられます。寺田氏の絵の素晴らしさを驚きとともに堪能できるデザインです。

2016-03-28 14:50:02
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【『絵を描いて生きていく方法?』について】 本書はもともとWebで連載されていたもので、いまも第3回までは読むことができます。→ pie.co.jp/cc/terada/t_m.… 寺田さんの歯に衣着せぬ物言いが心地よいです。絵を描かずに生きている方もぜひぜひ。

2016-03-28 14:50:16
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【『絵を描いて生きていく方法?』について】 これが小口絵です。かっこいい…かっこよすぎる…。本にぎゅっと角度をつけると浮かび上がってくるのですが、ゾワワっとします。こういう感覚を呼び起こしてくれるのは実体のある本ならではです。 pic.twitter.com/ARt3n1UyXj

2016-03-28 14:50:51
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