繰り返しますが、自らの名を出さず、徒党を組み、役割分担や、言い訳まで準備して、たたきに走る構造は、まさしく「ネズミの箱」だと思います。しかも、編集部にもいちいち行って、物語を定着させてしまう。
2011-02-02 07:40:57こんなことをして楽しいのか。なんの益があるのか。僕にはわかりません。そしてこの構図は、僕が見ている教室で起きていることと、まったく同じです。あの緊張感、手触り。当然、皆さん、ご存知でしょう。
2011-02-02 07:43:55大人になってから、ああいったこととは、まったく無縁でした。言いたいことがある人は、僕に直接、言いにくる。戦う。けれど、こんなふうに、徒党を組んで、匿名で、しかもプロ作家が行動するのは、まったく予想外でした。ちょっと前に知って、唖然としました。ただし、そう、ただし、
2011-02-02 07:46:11そういう生き方が、彼らにとっては普通なのだろうと思います。僕は言いたいことがあったら、当人を訪ねます。どんな大先輩であろうと。そんな僕の生き方が、決して正しいわけではない。正直なところ、僕は古いんだなと感じました。時代遅れのポンコツなんでしょう。まだ走りますが。
2011-02-02 07:49:24繰り返し、繰り返し、書いておきます。僕たちはなぜ、僕たちを、あるいは他者を、殺そうとするのでしょう。ナイフで刺すならば、まだいい。けれど、複数人が、じっくり、ゆっくり、匿名で首をしめる。教室の中で、オフィスの一室で、今日もそれは起きている。僕はそれが、恐ろしくてたまりません。
2011-02-02 08:09:22参ります。僕は夏目という人間が大嫌いなのに、あいつが吐いた言葉が、しばしば蘇ってくる。おい、と思います。おまえを作ったのは俺だぞって。言っても、あいつは聞かないんですが。
2011-02-02 08:28:08なぜ、こんなことを書くんだと言われるかもしれない。無視しておけばいい。その通り。でも僕は親なんだ。子供がいる。こんな閉塞的な社会に、娘を送り出したくない。僕は僕。わたしはわたし。そう言える世界であってほしい。自らの名を隠して、絡め取るように誰かを殺そうとする人々を認めたくない。
2011-02-02 09:39:49いくらか時間がたったので、この辺でしめますね。僕が本当に本当に嫌なのは、箱の中での殺し合いです。ナイフで相手を殺すならば、まだいい。けれど人はしばしば、相手の心を潰そうとする。それはナイフで刺すより、ひどいことです。
2011-02-02 09:59:48今回のことを、僕の妄想と書いていただいても、いっこうにかまわない。けれど、似たようなことが、あなたの教室で、あなたのオフィスで起きていませんか。僕だけの話ではないのです。それだけだったら、僕は黙っていた。おとなしく。なんの益もない。
2011-02-02 10:02:20繰り返し書きますが、僕には娘がいます。彼女をこんな世界に送り出したくない。現状は決して、是認できない。僕たちは異なるものを受け入れるべきです。彼らを第一の友とすべきです。とりあえず批判しておけばよいという姿勢を、僕はとても貧しいと思う。
2011-02-02 10:09:37書き手なんだから、取り繕って、適当にやって、ツイッターなんかに手を出さず、きれいな姿を保っていればいいという人もいるかもしれない。そういう人はどうぞ、カキワリの世界に行けばいい。間違いではないと思う。
2011-02-02 10:11:42けれど僕は、ここで生きる。二十一のころ、破産した会社の社長が、奥さんをソープランドに売った。社長はボーイね。「橋本君、寄っていけよ」「勘弁してください」「金が要るんだよ」「僕、二万しか持ってないですよ」「それでいいよ」「勘弁してください」「そうか」僕は今も、彼の顔を覚えている。
2011-02-02 10:15:49彼は自分の奥さんを売ってた。そういうことを無視して、きれいな世界で、どうして僕たちは生きられるんだ。僕たちは結局、泥まみれになるしかないんだ。
2011-02-02 10:18:06世の中の、美しい、きれいなばっかりの言葉を、僕は書くつもりなんかない。ツイッターでも、ブログでも。そういうものだけ見ていたいなら、他に行ったほうがいいと思う。以上。あとはレスポンスだけつけて眠ります。
2011-02-02 10:22:27