【Webメディアの新風 第1回】2年でPV50倍! 「宮崎てげてげ通信」(前編)
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【Webメディアの新風 第1回】2年でPV50倍! 「宮崎てげてげ通信」(前編) #メディア #ジャーナリズム #宮崎 #デジタルジャーナリズム #Webメディア #九州 #ローカルメディア #ページビュー pic.twitter.com/iIcQx1BUxL
2016-04-14 16:35:401 2016年3月12日に東京千代田区にある講談社で「ジャーナリズム・イノベーション・アワード2016」の最終審査が行われた。同イベントは全国紙・地方紙の記者から、ネットニュースの編集者・研究者・個人のブロガーが参加。次世代を切り開くWebジャーナリズムを表彰しようというものだ。
2016-04-14 16:37:532 今回紹介するのはこのアワードで優秀賞を受賞した「宮崎てげてげ通信」(以下:テゲツー)。特徴はズバリ「宮崎を豊かにするローカルメディア」。月間50万PV・日本一のローカルメディアを目指す、2014年5月にスタートしたメディアだ。(visit.miyazaki.jp)
2016-04-14 16:39:003 スタートから5か月後の2014年9月には月間ユーザー数が3,000、月間PV数が10,000だった。それが2015年9月には月間ユーザー数80,000、月間PV数が300,000に成長。さらに2016年8月には月間ユーザー数が120,000、月間PV数が500,000と上昇。
2016-04-14 16:39:594 記事のネタも宮崎の魅力を全面的に紹介するというもの。2016年4月のHPを見ると記事には綾町のガラス工芸作家・黒木国明氏のショールームを取り上げたものがある。また、えびの市にあり、焼酎「明月」で有名な明石酒造を取り上げた記事などを掲載。まさに地元密着のニュースを掲載している。
2016-04-14 16:40:325 日本一のローカルメディアとなるために、現在SNSの強化や著名人への取材、動画配信などを積極的に行っている。こうした「バーチャル」での取り組みによって地道にPV数を増やしている。#メディア #ジャーナリズム #宮崎 #ページビュー pic.twitter.com/7AL9E8oMa6
2016-04-14 16:42:216 もちろん「リアル」な場での取り組みも欠かせない。「テゲツー寺子屋」は不定期で開催している、リアルな場での寺子屋的な取り組みだ。自分たちが学びたい講師を招いて勉強会を開き、参加者と双方向のコミュニケーションをとりながら、学ぶといったまさに寺子屋のような雰囲気ですすめられる。
2016-04-14 16:42:587 また「宮崎ダイアログカフェ」という対話の場つくりを宮崎の学生と一緒に開催している。宮崎の街をどういう街にしていきたいかを話し合い小さいことでいいから実行していこうというものだ。さらにテゲツーの編集部と「ゆるく」飲むという、テゲツー交流会などもある。#メディア #ジャーナリズム
2016-04-14 16:43:55ここで閑話休題【広告】サイバー攻撃対策といえばホワイトリストで確実にウイルスを防ぐDeP(Defense Platform)が有効です。ぜひ無償版をお試しください!→DePスマホサイト goo.gl/g9oigQ pic.twitter.com/UmoM50emI7
2016-04-14 16:51:098 このほかにも、宮崎に移住を検討している人たちに向けた情報発信や移住した後の、暮らしをサポートする「宮崎てげてげ移住計画」もある。ホームページでは宮崎の料理を割引できるクーポンも掲載。とにかくユーザーに宮崎の良さを知ってもらい、宮崎の良さをアピールするために取り組んでいる。
2016-04-14 16:51:559 このテゲツーができた経緯について、テゲツーの代表を務める長友まさ美さんにお話を伺った。「宮崎を離れて仕事をし、もどってきたときに『何もないところにどうして帰ってきたのか』と周りに言われて違和感があった」(長友さん)。#メディア #ジャーナリズム #宮崎 #地域メディア
2016-04-14 16:52:4210 宮崎といえばマンゴーがあって東国原(英夫)さんがいて、と言われるものの、宮崎の魅力はそれだけではないという気持ちを抱いていた。その長友さん(写真)がのちにプロデューサーとなる齋藤潤一さんと会ったことで、テゲツーは誕生する。 pic.twitter.com/CEVG4a7t9X
2016-04-14 16:54:2011 齋藤さんは、シリコンバレーでモバイル通信などに関わった経歴をもつ。投資家のウォーレン・バフェットが地域メディアを買収する様子をみて「ローカルメディア」をつくりたいと考えていた。 #メディア #ジャーナリズム #九州 #ページビュー #デジタルジャーナリズム #Webメディア
2016-04-14 16:56:5212 リアルなつながりが得意な長友さんと、ITの技術に秀でる齋藤さんが出会って意気投合。「宮崎通信」というテゲツーの前身となるメディアが誕生した。 #メディア #ジャーナリズム #宮崎 #ページビュー #デジタルジャーナリズム #Webメディア #九州 #ローカルメディア
2016-04-14 16:58:3413 テゲツーは月に1回、編集部会議を行う。それ以外は、基本的にFacebookなどオンラインでやりとりを行う。自分が発信したいものをライターそれぞれが決め、実際に取材、執筆に取り組むという。「記事を書くときに、そこ思いや愛がないと書けないと思うんです」と長友さん。 #メディア
2016-04-14 16:59:5014 ライターの興味がある分野もそれぞれだ。人に興味がある人もいれば、自然に興味がある人もいる。長友さんの場合は「美味しい食べ物、人に会うこと、人と人をつなげることが大好き」。記事も宮崎の人の想いを取り上げたり美味しいもの取り上げたりしたものが多い。 #メディア #宮崎
2016-04-14 17:02:1215 今回、アワードで優秀賞を受賞したのは「2015年テゲツーでもっとも読まれた記事は?」だ。しかし、しかし長友さんは「コンテンツで評価されたというよりは、テゲツーのあり方が評価されたのでは?」と語る。#メディア #ジャーナリズム #宮崎 #デジタルジャーナリズム #Web
2016-04-14 17:03:1716 テゲツーはメディアとして「記録する(ログをとる)」、「発信する」のはもちろん、人が動かしたくなることを意識してきた。まさに「人と人をつなげて宮崎を豊かにする」という目的に合致する。。#メディア #ジャーナリズム #宮崎 pic.twitter.com/nnFQIkEOej
2016-04-14 17:07:2717 「自分の思っていること、やりたいことを誰もが気軽に実験できる場所をつくりたい」(長友さん)。街のことを他人ごとではなく、自分のことのように考える…そんな人を、1人でも増やしていけるような地域のWebメディアにしていくビジョンを長友さんはもつ。#メディア #ジャーナリズム
2016-04-14 17:09:1918 テゲツーというWebメディアは、表現する1つの手段。一人ひとりが、会社の顔や、家族の顔、街の顔など、様々な顔があったらいい・・・、そんな「気軽に街のことを思う」地域のWebメディアにしていくことが目標だ。#メディア #ジャーナリズム #宮崎 #デジタルジャーナリズム
2016-04-14 17:10:0919 ここまで原稿を仕上げたところで、長友さんが上京してくるという情報をキャッチ。急いで宮崎料理の居酒屋に行き、テゲツーの話や、地域メディアの話をぜひ聞きに行こうと思う。 #メディア #ジャーナリズム #宮崎 #デジタルジャーナリズム #Webメディア #九州 #ローカルメディア
2016-04-14 17:10:40