大宮の崩しのメカニズム(と昨季比での課題)と名古屋の守備の問題点まとめ @ 名古屋vs大宮
なお、この右SHが中央に入ってきてしまう現象は昨季も見られていて、9月に右SB渡部が離脱して以降は「横谷が右サイドに張らない」ケースが多発し、8月の栃木戦で「対大宮は442ゾーンで縦横圧縮しインサイドレーンを塞いでコンパクトに守れば問題ない」とバレた事もあって得点力の減退を招いた
2016-04-15 22:38:39大宮が今以上の順位を望むのなら、カルリーニョス移籍による「左利きで低く早いサイドチェンジを蹴れる選手が居なくなった」という編成の歪みを正す必要がある。逆に言えば、今後の移籍市場でそれを可能とするDHなりCBを獲得する事ができれば、13年の夢の続きを見る事も不可能ではない
2016-04-15 22:38:45なお、名古屋戦ではサイドチェンジは蹴らない(蹴れない)までも、後半に入ってからは各駅停車のショートパスではあるけれど、右サイドを意図的に使おうという動きが増え、ムルジャも中央で待つだけでなくSB裏に流れる動きを多用するようになったので、一時的にバランスは改善されたのであった
2016-04-15 22:38:55解説ここまで。ナビスコ杯での大宮vs名古屋でも名古屋の守備はおかしかったので、まとめる際に貼っておきます。コースの切り方がおかしい&前線からの守備に全く連動性がなくて芋づる式にスペース供出するパターン…
2016-04-15 22:39:01なお、昨季の大宮は左サイドからのビルドアップ2種類使い分けてた。状況に応じてスクエアが時計回りに90度回転する pic.twitter.com/HSPT6yCdsK
2016-04-15 22:41:09利点は2つあって、相手がマンツー気味に対応して来た場合、こちらの動きに引っ張られて相手がスペース供出してくれること。例えばサイドに張った泉澤にマンツーで付いていると、泉澤がインサイドレーンで受けた時に引っ張られ、和田が縦に抜ける花道が空く
2016-04-15 22:42:25もう1つはカルリーニョスを2トップ脇に位置させ、そこから右サイドへ対角線サイドチェンジ蹴らせる事。ここに左利きの選手が居ると、左サイドに張った和田に対してタッチラインと平行に近い縦パス通す事ができるのと、ワンステップで右サイドへサイドチェンジ蹴れるので相手のスライドの隙を与えない
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