- yuzukinagi_you
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【syouta story①】 明日はチャリティーイベントが開かれる私の学校 『なぁ…ホンマにこれ着てやるん?』 各教室では出し物の最終チェックが行われている 《大丈夫だって!めっちゃ似合ってるもん♪》 隣で女の子たちに囲まれ 『男にそれ言う~?笑』 ちょっと困り顔
2015-02-22 20:32:10【syouta story②】 《そろそろ観念したらどうや?笑》 扉を開けて入ってきた1人の男子 『村上くん、めっさ他人事やんかぁ 笑』 《ヨコもお前も、元はええからな 笑》 くつくつと喉を鳴らし 《ヨコ可愛いかったで?》 楽しそうに笑う 『俺も横ちょ見た~い』
2015-02-22 20:32:21【syouta story③】 この2人のやり取りを聞いてるだけで楽しい私 《まだ準備終わってへんねやろ? 終わるまで我慢せぇ》 彼の頭をわしゃわしゃと撫でる村上くん 『もぉ止めてやぁ、髪めちゃくちゃになるやん』 (うわ…彼カノみたい…//) ジッと見ていると
2015-02-22 20:32:31【syouta story④】 《なんや…お前も混ざるか?》 突然村上くんに話しかけられた 「え!?私はいいよ 笑」 『えー、混ざってやぁ♪』 ふわりと笑うヤスくんにドキっとしてしまう 《ふはっ、お前分かり易すぎやろ》 バッと村上くんを見上げるとニヤニヤした顔
2015-02-22 20:32:39【syouta story⑤】 「ちょっ!//」 思わず村上くんの口を手で塞ぐ 『…うわ、それめっさズルいわ…』 ぼそっと呟いたヤスくんの言葉は私の耳には届かない 《おまっ、何すんねんっ》 私の腕を掴み耳元で 《お前、好きな奴の前で素直になられへんとか損すんで 笑》
2015-02-22 20:32:49【syouta story⑥】 私の気持ちを見透かした様に囁く 『~っ!// 村上くんには関係ないでしょっ//』 慌てて腕を振り払い距離を取る 《せやな、俺には関係ないわ 笑》 『もー、2人で何してんのぉ?』 私と村上くんの間にヤスくんが顔を覗かせた
2015-02-22 20:33:08【syouta story⑦】 「何もしてないよっ//」 《こいつが勝手に騒いどるだけや 笑》 さっきのヤスくんと同じ様に髪をわしゃわしゃと乱暴に撫で 《ほな、俺行くわ》 振り返りもせず手を振って教室から出て行く 「もぉ髪めちゃくちゃ…」 いつの間にか女子達も居ない
2015-02-22 20:33:16【syouta story⑧】 手で髪を梳かしていると 「…な、なに?」 机に頬杖をついたヤスくんが何か言いたそうな顔で見つめてくる 『うんやぁ~、村上くんと仲ええんやなって思って』 ちょっと拗ねたような声 「そんなに仲良くもないって 笑 あ、明日時間空けれる?」
2015-02-22 20:33:27【syouta story⑨】 話題を思いっきり逸らす 『んえ?イベント終わった後なら大丈夫やで?』 「じゃあ…終わったらその格好のまま屋上の扉の前まで来て欲しい」 何が何だかわからないというように首を傾げる 『え…着替えたらあかんの…?』 「うん、ダメだよ 笑」
2015-02-22 20:34:19【syouta story⑩】 しれっと言い切ってやった 「約束、したからね?」 『う、うん…分かったぁ』 ___ イベントも終わり後片付けを済ませ、屋上へ続く階段を登っていく 「遅くなっちゃった…っ」 教室にヤスくんの姿はなかったから、きっともう居るんだろう
2015-02-22 20:34:25【syouta story⑪】 「あと…っ、もうちょっと…っ」 屋上へ続く最後の踊り場 膝に手を付け息を整える 「…よし」 階段に脚をかけ、そこに居るだろう人に向け顔を上げると 「あれ…寝て、る…?」 一番上の階段に腰掛け、壁に持たれてすやすやと寝息を立てていた
2015-02-22 20:36:09【syouta story⑫】 「可愛い寝顔…」 ゆっくりと階段を登りきり、顔を覗き込む 「女の子にしか見えないし」 ちょっとした嫉妬心 「…男の子なのに、ね」 スカートから覗く脚に、意地悪な気持ちが顔を出す 「ゴメンね…?」 彼の隣に腰を降ろし脚を撫でる
2015-02-22 20:36:26【syouta story⑬】 『んー…』 少し身じろぐ彼だけど、起きる気配はない (大丈夫、そう…?) スカートの裾から手を滑り込ませ、下着の上から彼自身に指を滑らせた 『ん…っ』 ぴくんと跳ねた彼自身と、甘く漏れた吐息 (うわ…やばい…//)
2015-02-22 20:36:34【syouta story⑭】 ダメだと頭では分かってるのに、動く手を止められない 『…は、ぁ…』 撫でる度に跳ね上がっては 『…っぁ、』 大きく硬さを増す彼のモノ 『んぅ…っ』 次第に下着が濡れていく (ここまでシてるのに、起きないものなの…?)
2015-02-22 20:36:43【syouta story⑮】 そっと下着をくぐり抜け彼自身を取り出す 『…っん、』 濡れた先に指を絡め扱いていくと 『ふ…ぅっ』 スカートの裾から膨れ上がった彼自身が顔を出している事に気付く (スカートからコレが覗いてるなんて、何か…スゴイやらしい…)
2015-02-22 20:36:54【syouta story⑯】 そんな事を思っていたら 『…なぁ…っ、焦らし、てんの…ッ?』 止まっていた手に重なる彼の手 「いつから、起きてた、の…?」 『ココ…触られてから…っ も、俺…我慢出来ひんねんけど…ッ』 空いた手で後頭部を抑えられ荒々しく口を塞がれた
2015-02-22 20:37:25【syouta story⑰】 「んぅ…っ」 唇を割って舌が滑り込み、私の舌を絡め取る 「ふ…ぅっ、ん…」 重ねられた手が離れ、私の肌を伝いスカートから下着の中へと這っていく 「は、あ…っ」 秘部へと辿り着いた指が、入口の浅い所を擦りあげた
2015-02-22 20:37:31【syouta story⑱】 「やぁ…っ、んん…っ」 与えられる刺激に震える身体 『手…っ、動かして…』 止まっていた手を動かすと 『は…ぁッ』 甘い声が耳元で漏れた ちゅ…くちゅ… お互いの水音が、やけに大きく聴こえる 『…あか、ん…ッ』
2015-02-22 20:37:38【syouta story⑲】 動かしていた手を掴まれ 『それ以上したら出てまう…』 秘部の入口を擦っていた指をぺろりと舐める 『最後まで…シたい…』 耳元で囁く彼が、いつもの彼と雰囲気が違っていて 『ここ、来て…?』 そのギャップに、言われるまま彼の膝の上に跨った
2015-02-22 20:37:56【syouta story⑳】 『ええ…?』 秘部に自身を当てがい、問いかける彼はどこか艶っぽくて 「うん…//」 熱に飲まれる様に受け入れる 「ひゃ…あ…っ、ん…ぅっ」 ゆっくりと奥へ入ってくる感覚に 『…ッ、大丈夫…っ?』 彼の首に腕を回して、頷くのが精一杯
2015-02-22 20:39:02【syouta story 21】 『動くで…っ』 ゆるゆると下から突き上げられ、ふと… (女の子に犯されてるみたい) 変な錯覚に陥る 『ん…ッ』 額に汗を滲ませ、余裕のない表情 (でも、やっぱり男の子だ) その顔は確実に¨男の顔¨そのもの
2015-02-22 20:39:12【syouta story 22】 『…ッ、なぁ…ッ』 彼の呼び掛けに、かわす視線 「は、あ…っ、なに…っ?/」 動きを緩めると額をくっつけ 『好きや…』 真っ直ぐに目を見つめられる 「私もっ…好き…んぅ//」 伝え終わると唇が重なり 「ふ…ぅっ」
2015-02-22 20:39:21【syouta story 23】 角度を変えて何度も深く口付けを交わす 「んん…っ、は、ぁ…っ」 緩めていた腰の揺れが激しくなり 「あぁっ、…っぁ、んッ」 『も…やばい…ッ』 一気に限界が近付く 『あ、かんッ、イく…ッ』 「やあぁッ!」
2015-02-22 20:39:49【syouta story 24】 中に吐き出される熱と共に、彼に強く抱きしめられる 『順番…、色々間違ってもうた…』 ¨ごめんな¨と呟く彼 『でも、あんなんされたら…止まらへんよ…//』 自分がした事を思い返し、顔が熱い 「や、ごめん…っ//」
2015-02-22 20:39:58