熊本・大分の震災と安倍晋三首相の「激甚災害指定」の遅延について 《山崎雅弘》

表題に関連するツイートをまとめてみました。安倍晋三首相は、4月14日に最初の震度7の地震が熊本で発生した後、何度も震度7や6強クラスの大地震が熊本とその隣県の大分を繰り返し襲ったにもかかわらず、なぜか「大震災クラスの事態ではない」と矮小化・過小評価する姿勢を見せ、2011年の東日本大震災では当時の菅直人首相が発生翌日に閣議決定した「激甚災害指定」もずるずると先送りする態度をとりました。 この間、大手メディアは「激甚災害 首相、早期に判断」「首相は迅速に検討する意向」「首相は早期に決断する意向を表明」などと、首相官邸に配慮した見出しでいつまでも報じ続け、あたかも首相が「打てる手はすべて打っている」かのようなイメージ作りに加担していました。しかし、民進党の山井和則議員が、被災地で聞いた行政や住民の「声」は、そうした報道とは異なるものでした(まとめ最後のツイートを参照)。 続きを読む
11
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

山井和則・民進党国対委員長代理「先週(熊本地震の)現地へ行かせていただいた。行政の方々は『一刻も早く激甚災害に指定してほしい』と切望していた。『1週間前から要望しているのになぜこんなに遅いのか』と」(朝日)bit.ly/1VBnom6「総理が来るまで指定を遅らせ

2016-04-27 14:48:30
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

(続き)安倍総理が来た時に激甚災害を指定し、それで一つの(衆院補選の)選挙対策にすると。まさかそういうことじゃないでしょうねと。(現地の方は)『総理の視察はいつでもいいから、一刻も早く激甚災害指定をしてほしい。それによって被災地も気分的に大きく違うから』とおっしゃっていた」「結果

2016-04-27 14:49:40
山崎 雅弘 @mas__yamazaki

(続き)的には現地が心配していたとおり、(23日の)土曜日に安倍総理が来た時に激甚災害指定(する方針)を(表明)した」「これは本当に考えさせられるが、激甚災害指定は総理が現地に来ないと発表できないのか。総理が現地に来る前に、一刻も早く指定をしておくべきだったのではないかと思う」

2016-04-27 14:50:52