【右も】序列武闘派層～運動（組織）が瓦解するプロセスについて【左も】

加藤AZUKI @azukiglg

「正しい自分は優れている」という自己評価、要するにこれは「自己過信」なんだけど、この自己過信に基づく自己評価が、「自分が下す判断の正しさの根拠」になっちゃってるから、それを是正したり指摘して改善を促す声の全てが「正しく優れた自分に楯突く悪」になっちゃう。

加藤AZUKI @azukiglg

新興宗教に取り込まれた人を奪還しようとすると、大抵は「自分は正しいのだから、自分を肯定してくれる教義や、信仰に目覚めた自分を否定しようとする教団外部の人間は悪」っていう拒絶反応を示したりするのも、たぶん心理としては同じなんだと思う。

加藤AZUKI @azukiglg

で、そういう方法論で「自分が正しいことを自分が決める」とやり、さらに「組織内で地位を向上させる」「ライバルを叩きのめしてはじき出す」というような組織内出世と組織破壊を、【成功体験】として経験しちゃった人は、同じ成功を別の組織でも得ようとする。

加藤AZUKI @azukiglg

○○○運動の類は何にせよ組織化しないと運動目的を実現するまでの体制の維持とかが難しいから、様々な○○○運動の類は絶えず組織を構築しようとする。 組織は必ず指導者、理解者、憲兵、ヒラ運動員が必要になるから、同じことを繰り返しやすい。

加藤AZUKI @azukiglg

そんなわけで、「元から札付き」は同じような組織を再構築したり、入り込んで再破壊したりしやすいし、そうした札付きではない人間だけが集まったとしても、「指導者（権威）に如何にすり寄るか」「成果を誇示するために敵や批難されるべき若輩が必要」とかってのはどうしても避けられない。

加藤AZUKI @azukiglg

なので、何度も何度も同じようなことは、同じメンバーでも違うメンバーでも起きちゃうんじゃないかしら、と日本国外の政争や内部テロを繰り返す反政府運動、科学者のほうの「学会」を巡る対立、スクールカースト、果ては幼稚園児のイジメや公園ママのいじめなんかにすら、そういうものを垣間見ちゃう。