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文章は接続詞で決まる 石黒圭 amazon.co.jp/dp/433403473X/ 「昨日は雨だった。( )今日は晴れた」このかっこには「そして」でも「だが」でも入る。つまり接続詞は論理を司らないという論は私も先日自力で思いついた。だがこの著者は「国語の試験で出すな」とまで喝破。
2016-05-15 19:05:36文章は接続詞で決まる 石黒圭 amazon.co.jp/dp/433403473X 接続詞と接続助詞の違いを明確に論じていて素晴らしい。『実践 日本人の英語』で著者ピーターセンが「学生たちの英作文は接続詞がおかしい」と嘆く、その本当の原因がこの本を読むとよくわかる。
2016-05-15 19:09:12文章は接続詞で決まる 石黒圭 amazon.co.jp/dp/433403473X 国語の教科書を出している出版社は、この著者にはぜひ接続詞論を寄稿していただくべし。それから英語の教科書の編纂チームにも迎え入れるように。わかりましたね。
2016-05-15 19:12:10文章は接続詞で決まる (光文社新書) 石黒圭 amazon.co.jp/dp/433403473X 本書の白眉は「形式論理では『しかし』を表せない」という指摘。これは目からうろこ。
2016-05-15 19:14:06本居宣長とは誰か 子安 宣邦 amazon.co.jp/dp/4582852971 エレン先生の英語問題を追及すると宣長に行き着く。彼が日本のナショナリズムのなかで神格化されたのは昭和になってからだという。
2016-05-15 19:25:20本居宣長とは誰か 子安 宣邦 amazon.co.jp/dp/4582852971 宣長の『古事記』解読研究は、この時代の神道への批判としてあった。「もののあはれ」をキーワードに『源氏物語』らを解釈しなおして「やまとごころ」を抽出(起源の捻出)していく道のり。
2016-05-15 19:28:13本居宣長とは誰か 子安 宣邦 amazon.co.jp/dp/4582852971 子どもとき愛読した日本史のまんが本で印象的だった、宣長と賀茂真淵の接近遭遇譚は、戦前昭和の国語の定番だったのですね。知らなかった。
2016-05-15 19:29:37本居宣長とは誰か 子安 宣邦 amazon.co.jp/dp/4582852971 契沖、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤のいわゆる国学派については小四のときもう知っていた。子ども向けのまんが日本の歴史で一章を割いていたから。懐かしい。ここからエレン先生の教科書問題に切り込める。
2016-05-15 19:32:34本居宣長とは誰か 子安 宣邦 amazon.co.jp/dp/4582852971 そういえばあの日本史まんがには幕府公認の学問・朱子学への反動として荻生徂徠が登場。マルティン・ルターが「聖書に帰れ」とアジったのとどこか通じる。ここから後の国学が発生する。
2016-05-15 19:38:37今はまだ、私が何言ってるのか誰にもわからないでしょうが、そのうちわかります。ちょっと時間をください。
2016-05-15 19:52:51日本語を作った男 上田万年とその時代 山口 謠司 amazon.co.jp/dp/4797672617/ 明治の国語学者・上田万年を狂言回しにした国語発明史。550頁もある。何となく『小説手塚学校』と似た語り口。私ならもっと整理して物語ってみせるけれど。
2016-05-22 13:15:52日本語の歴史〈6〉新しい国語への歩み (平凡社ライブラリー) 亀井 孝 amazon.co.jp/dp/4582766234/ 名著の再刊。文庫です。シリーズです。標準語の整備は地方差だけでなく階級差を乗り越え「国民」を作るためにも必要だった!
2016-05-22 13:21:26日本語の歴史 (岩波新書) 山口 仲美 amazon.co.jp/dp/4004310180 新書。基本ですね。
2016-05-22 14:19:34