作家さんの反応シリーズ【三島賞受賞の蓮實氏記者会見】

深町秋生・「警官の道」刊行予定。 @ash0966

蓮實先生、もはや悪役レスラーのような勢い。マイクで記者たちに襲いかかっても不思議ではないほど。「とりつく島もない」「けんもほろろ」という言葉はこのためにあるんだな。

深町秋生・「警官の道」刊行予定。 @ash0966

ははは。 twitter.com/aoihe614MRsock…

hisa @aoihe614MRsocko

@ash0966 たしかに、内藤の会見よりロスインゴベルナブレスでした！

2016-05-17 06:42:28

辻仁成 @TsujiHitonari

三島賞を受賞した元東大総長の蓮見重彦氏、「全く喜んでない。はた迷惑、蓮見を選ぶ暴挙」と発言。しかし候補になると必ず出版社は通達する。その段階で断らなかったのに受賞後にはた迷惑とは？ ならば候補の段階で辞退するべきでは？受賞を受けてのこの発言こそ暴挙じゃないか？ 若手に失礼です。

辻仁成 @TsujiHitonari

「訂正」蓮實重彦氏の名前を打ち間違えました。訂正させていただきます。

高橋源一郎 @takagengen

蓮實さんの三島賞受賞記者会見での発言を読んだ。受賞したら絶対いうだろうなあと思っていたことをみんなしゃべっていて、爆笑。「紋切型辞典」のフローベールの研究者だもの、ああいう場所だと正論しかいわないにきまってるよね。きちんと「感情教育」していた蓮實さん、１ミリも変わってない……。

高橋源一郎 @takagengen

蓮實さん、覚えているかなあ。ぼくが三島賞を受賞した後、お会いしたら、「どうして、拒否しなかったんですか？　あなたに賞をあげようなんて、失礼なことを許しちゃいけません。賞をあげるなら、あなたの方から選考委員にでしょう」っておっしゃったんですよね。なので、今回の発言でもおとなしすぎ。

矢作俊彦 @orverstrand

朝から大笑い。フロベールの鸚鵡がまだ頭の中で歌っている。あ・じゃ・ぱを書くため、20余年ぶりにまだ閉鎖中だった安田講堂の塔屋に上がらせていただいたときのことを思い出した。 asahi.com/articles/ASJ5J…

岡崎琢磨@『Butterfly World 最後の六日間』発売中 @okazakitakuma

僕ははた迷惑だなんてまったく思わないどころか泣いて感謝しますので文学賞お待ちしてます！！！！！

岡崎琢磨@『Butterfly World 最後の六日間』発売中 @okazakitakuma

まず単行本出させてもらえないから話にならないな

伽古屋圭市 @karekore8

特に他人の評価を欲してへんから文学賞に魅力は感じひんけど、銭こはぎょうさん欲しいから売れるために賞は欲しい。 あと、それで依頼してくれた出版社や編集者が喜んでくれるんやったら、それはやっぱりおれも嬉しい。

伽古屋圭市 @karekore8

知り合いの作家が文学賞を受賞したら心の底から素直に「おめでとう」と言えるけど、知り合いの作家が重版されたら悪魔を召喚しそうな勢いで恨み僻み妬み嫉みを募らせる。

友井羊@小説家 @tomoihitsuji

小説家になる前は「文学賞とかランキング1位とかなんて別にいらないもん！」みたいに思っていたけど、SRアワード国内編1位に選んでいただいたことが大きな励みになっているのでやはりなんか取れるようになろう。

芦沢 央（あしざわ・よう） @AshizawaYou

>RT 三島賞の会見の影響か、文学賞の話題がTLを流れていくので私も。

芦沢 央（あしざわ・よう） @AshizawaYou

私は賞のために書いているわけではないが、よく賞のことを考えたり話したりしている。なぜなら単純に賞という存在が好きだから。自分が関係なくても賞の話を聞くだけでワクワクするし、新人賞に応募し続けてきたのも、今考えると作家になりたいからというより賞に関わるのが楽しいからだった気がする。

糸井 重里 @itoi_shigesato

受賞辞退すれば不機嫌にならなくてもよかったんじゃないのかな？【全文】蓮實重彦氏「私を不機嫌にさせるのでお答えしません」最後まで噛み合わなかった三島由紀夫賞受賞会見 logmi.jp/144328 @logmijpさんから

星野智幸Tomoyuki Hoshino @hoshinot

ですよね。RT @jinnotoshifumi: そんなに迷惑ならノミネートの段階で断ればいいのに。

秋月耕太✨オタクに優しいギャルは存在する！ @k_akiduki

「馬鹿な質問はやめていただけますか」は蓮實重彦だからこそ成立するパンチラインであって、やはり人間は「何を言うか」ではなく「誰が（いつどこで）言うか」が重要だと実感する。

藤沢周 @Shu_Fujisawa

不遜ではある。だが、あの自意識を、惚け痴れた童かえり＝中2病と見るわけにもいかぬ。本人は二重拘束の稚拙な罠にはめられた気分だったのだ。ならば、辞退すればいいだけの話。会見場に赴いたのは、現代文学の体たらくを機能不全に陥らせる怪演を披露したとも。不快なる檄。老練老練老練（♪）か。

樫原辰郎 @tatsurokashi

つい昨日だったか、しんかいさんと蓮實の文章は明晰だよなぁ、という話をしていたのだ。しかし、なぜアレを真似ると途端に明晰ではなくなるのか。

樫原辰郎 @tatsurokashi

そして、蓮實重彦とよく並べられてしまう柄谷行人の文章はというと、一見明晰そうに見えてよく読むとまったく意味がわからないという、魔の日本語なのである。今後、このお二人を一緒くたにすることは禁止しましょう。

栗原裕一郎 @y_kurihara

新人賞の下読み的には、最近はもう蓮實重彦エピゴーネン的な文章にはめったにお目に掛からなくなっていたのだが、今後また増えるのではないかという懸念が。

栗原裕一郎 @y_kurihara

安直に真似しちゃダメだぞ～

平野啓一郎 @hiranok

昨日の三島賞。僕は他の作品を推していて、『伯爵夫人』には最後まで反対でした。詳しくは来月の『新潮』の選評に書きます。僕の意見は、最後まで理解されませんでした。僕も支持した選考委員の意見には賛同しませんでした。

平野啓一郎 @hiranok

文学賞の主催者と選考委員との間には、信頼関係が必要ですが、ノミネーションも、選考も、それぞれに一人の作家の人生を大きく左右する一種の「権力」であるには違いなく、その意味では、一定の緊張関係も必要。

平野啓一郎 @hiranok

昨日の話とは必ずしも関係ないですが、ついでだから言うと、僕は三島賞の選考委員をやっている以上は、例えば野間新人賞の選考委員はしません。打診は以前にありましたが。僕が否定的な作品が、別の賞で別の選考委員に可能性を見出される、ということが起きやすい環境の方が健全だと思うからです。