【アニメ『ジョーカー・ゲーム』】エンドカード解説まとめ

https://twitter.com/jokerendcard で行われた5/31までのエンドカードの解説ログ 自分用なのでシンプル、時系列です。
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

お客さんの想像に預け、発見してもらうように誘導するのが「表現」なのじゃないかな、と思います。

2016-05-19 11:54:31
Itazu Yoshimi @jokerendcard

上手くいっているかどうかは、、、?ですが。その様に努力している、という話です。

2016-05-19 11:55:55
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その1 ラフを描く。この段階で監督および発注元にチェックしてもらい修正部分などあれば反映します。 液晶タブレットでPhotoshopを使って作業。 以後の作業は主線の清書以外は全てPhotoshopです。 pic.twitter.com/tYFt5uO7JV

2016-05-19 21:59:57
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その2 構図を調整しつつキャラクターを清書。ここだけ紙と鉛筆。後の作業を考えて分けて描いておきます。 通常、アニメーションの作業だと、ここで影の線も描くのですが、今回は彩色も自分なので主線のみで終わり。 pic.twitter.com/3oTxZhGwCB

2016-05-19 22:08:27
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その2の補足 線のかすれも重要なので硬い線にならないようにザクッと描きます。

2016-05-19 22:17:14
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その3 スキャン後、ゴミ掃除などして(2値化はしません、理由は後ほど)彩色。 本編のノーマル色のデータをもらっって塗り。影は投げ縄ツールで選択範囲とって塗ってます。少しくらいのはみ出しは気にしない。 pic.twitter.com/glLuyWQ2Py

2016-05-19 22:19:31
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その4 背景素材も鉛筆で清書。やはり後の作業のために分けておく。 ちなみに、柱や窓などの連続物は片方だけ描いてコピペしてます。効率も大事。 pic.twitter.com/sXhYbFz9R4

2016-05-19 22:23:54
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その4の懺悔 ラフを見ると分かるのですが、当初の背景は左右が逆でした、清書後に構図のヌケがないのが気になって左右反転しているので、奥のタイル画が実際の物とは違う事に、、、「暗く落とすからバレないだろ」と、この時は思ったのです。。。ごめんなさい。

2016-05-19 22:30:32
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その5 枠を乗せて、背景も塗り。色味は後で調整するのでここではグレーで。 機関員達の位置を気にしながらライティングしていきます。重なってあまり見えないモブ達はコピペ左右反転で省力。 pic.twitter.com/MARMhfUDbY

2016-05-19 22:40:34
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その6 キャラクターとタイトルを乗せて、構図を確認。色を塗ってみると想定していた様になっていない事があるのでここで微調整。 pic.twitter.com/BN9cjc0Ohg

2016-05-19 22:46:05
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その7 色味とライティングを調整。 色はPhotoshopのレンズフィルターを使ってます。元の色を壊さずに調整出来るので便利。 pic.twitter.com/vUAutw3Sn9

2016-05-19 22:56:19
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その7の補足 他の作業は、機関員達の足元辺りをグラデーションで暗く。手前と奥で濃度は変えてます。(そのために分けておいたわけです) 背景の四隅も楕円形の選択範囲でマスクして暗く絞って、画面の中心にお客さんの視線が行くように。

2016-05-19 22:59:51
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その8 紙の質感素材を乗せます。(『百日紅』の時に買った素材集が役に立った!) 全ての素材に同じ様に乗せると、見え方が宜しくなかったので、背景、機関員達、白紙部分にそれぞれ違うモードで乗せ方を調整してます。 pic.twitter.com/7O5UbL2H1c

2016-05-19 23:10:26
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その7の補足の補足 線を2値化しなかった理由を忘れていた、、、。 レンズフィルターを乗せると、色の濃いところと薄いところではフィルターのかかり具合がちがうので、一本の鉛筆線の外側と内側で色味が変わるのです。

2016-05-19 23:19:44
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その7の補足の補足の補足 なので少し滲んだ感じ、というか、紙に鉛筆で描いた感じに近くなるので気に入って使ってます。

2016-05-19 23:21:33
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その7の蛇足 『みつあみの神様』という作品の絵コンテ作業をしていた時に、原作の絵の感じを出したくていろいろ試していて発見しました。

2016-05-19 23:28:51
Itazu Yoshimi @jokerendcard

舞台『みつあみの神様』Blu-ray発売中! 特装版はアニメーションパートも収録。ブックレットにはファーストシーンの絵コンテも載ってます。

2016-05-19 23:32:54
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その9 最後にアニメの撮影でいうところの「ディフュージョン」処理をして完成。 pic.twitter.com/dlZw0k7Koq

2016-05-19 23:44:12
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Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その9の補足 ここでは、それまでに完成した画像を複製して統合。複製した方の素材にガウスボケ少し。描画モードをオーバーレイに。透明度を25%くらいに。という感じ。

2016-05-19 23:51:18
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~その9の補足の補足 これで、キャラクターと背景がなじんで、一枚の絵の感じになります。ただし、明るい所と暗いところのコントラストが強調されるのと、画面全体がボンヤリしてしまうので、やり過ぎない方のが自分の好みです。

2016-05-19 23:58:35
Itazu Yoshimi @jokerendcard

以上、『誰でも作れる版画風イラスト』でした。

2016-05-20 00:01:52
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~総括 この流れは現在のセルアニメーション製作の工程とほぼ同じです。 1、2がアニメーター。3が仕上げ。4、5が背景。6以降が撮影。それぞれの間をつなぐのが制作。全てを統括するのが演出および監督。という感じ。

2016-05-20 00:16:20
Itazu Yoshimi @jokerendcard

~製作工程~総括の補足 自分は、アニメーターとして以外には絵を学んだ事がないので、筆で色を塗ったりとかは出来ません。なので、アニメーションの作り方でイラストも作っています。 と、いう事でした。

2016-05-20 00:22:43

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