- megachigatta
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大佐とランボーの関係性は、後にコナミで小島秀夫の「メタルギア」シリーズにおけるソリッド・スネークとキャンベル大佐のオマージュ元に。 MSX2時代のスネーク(1990年)は、もろにスタローン顔だった…。 #conrevo #コンレボ pic.twitter.com/ilpXvWShj4
2016-05-29 19:47:12→そしてジョナサンを看取った後、「爾朗の身柄確保」というウルティマのミッションを遂行するべく、カロルコは米軍の戦車と一体化し、巨大なロボット兵器と化して爾朗に襲い掛かるが、これはメタルギア(二足歩行戦車)へのオマージュかもしれない。→ #conrevo #コンレボ
2016-05-29 19:51:06→さいすめカロルコはビッグボス、ジョナサンはグレイフォックス、マスターウルティマは「愛国者たち」みたいなものだろうか。 (沖縄に建造中という海上都市ウルティマポリスはアーセナルギアみたいなもの?) #conrevo #コンレボ
2016-05-29 19:54:55→ メタルギアソリッド4で語られた「戦争が普遍のものとなった」世界の姿は、テーマ的にも今回の話と通じる部分が多かった気がする。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 19:58:09戦場にしか居場所を見いだせない男たち、戦争が普遍となる世界、メタルギアシリーズで描かれたテーマの多くが、今回のコンレボにも垣間見られたように思います。
兵士を使い捨てにする米軍を非難する爾朗に対し、カロルコは若干の苦悩を滲ませつつも、 「それでも我々は戻れない 世界の果てなで戦い続ける」 と応える。 この言葉は世界の警察である覇権国家アメリカの宿命を語ったものと解釈できるが、→ #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:05:20→この「戻れない」という言葉は、もはや人間は近代以前の世界(森の闇と共に人ならざる存在と共存した時代)には戻れない、という意味かもしれない。 実際、伝統を重んじる保守主義者であっても、現代文明を捨てて明治以前の生活水準に戻る覚悟などないだろう。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:08:25→続けてカロルコは「お前たちにはジャステシスがない」と言うが、この言葉は14話で銀河警察の鷲巣雄星による「君達は正義を語るのは幼すぎる」という言葉と同じような意味だろう。 無慈悲で原理主義的な正義の執行とは、日本の一般的な正義のイメージとは→ #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:14:00↑14話のアンドロイド戦士、鷲巣雄星もモチーフの一つが「変身サイボーグ」でした。
→やはり相いれない部分だろう。(月光仮面のモットーは「憎むな 殺すな 赦しましょう」) また、そんな価値観の違いは、西洋と東洋、一神教と多神教の対比という形でもここでは表現されていた。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:17:14結局、窮地に陥った爾朗を救ったのは、かつて我が子を裏切った孫竹のせめてもの親心(?)と、人ならざる超人である輝子による魔法(木の葉隠れ)だったという結末。 こうして爾朗と米国(ウルティマ)との後の最終対決の種が撒かれた、と見ていいだろうか。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:22:25事件の事後処理は米軍と帝告による隠蔽、その為に米軍により事件の元凶として処分される東南アジアの妖怪、そしてジョナサンは冷たい亡骸となり、”せめてもの名誉と共に”無言の祖国帰還という何とも苦い幕引き。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:28:54くにへ かえるんだな おまえにも かぞくがいるだろう…… #conrevo #コンレボ pic.twitter.com/4ePrSaYty8
2016-05-29 20:30:09最初からこの件に関しては悲観的だった柴に対し、爾朗はそれでも「見届ける義務」を語るが、これは2期でも既に描写されてきた爾朗の行動原理(世間から石を投げられる存在であれ、それでも超人をギリギリまで救済しようとする)をよく表していたと思う。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:34:24→最後の爾朗の新聞の見出し、様々な小ネタ(6-12とかやもめのヨナさんとか)と共に、今後の展開を巡るとんでもない大ネタもぶち込まれているあたりが芸コマ。 沖縄の人工島、ウルティマポリス、新エネルギー… #conrevo #コンレボ pic.twitter.com/8ODMnaVr18
2016-05-29 20:40:19今回の20話、結末に向けた重要な伏線などもちりばめつつ、「超人とは正義とは」という作品のテーマ、「闇の奥」「ランボー」「クトゥルフ神話」など各種オマージュ元の主題への目くばせも欠かさず、史実との対比も含め本当に見事な回だった。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:47:4620話では(史実も踏まえつつも)かなりアメリカが悪役として描かれていたが、コンレボでアメリカの見せる不合理や闇(旧弊)への嫌悪は、形は違えど日本やその他西洋も含め、近代世界には程度の差はあれそれこそ普遍的に存在するものだろう。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 20:53:30アメリカのような戦争も伴う形には反対しつつも、世界に自由や平等、民主主義という価値観が広まることそのものについては批判的な人はそう多くないはずだ。 しかし(例え表面上は平和的なものであったにせよ)これら近代的価値観がそれ以外の世界に広まる過程では、→
2016-05-29 20:56:40→その土地の歴史や伝統に根差した既存の価値観を傲慢にも否定し、排除するという部分は避けて通れないだろう。そこから反発が生まれることもある。 そういう部分も含め、本当にいろいろと考えさせられた回だった。
2016-05-29 20:59:37→個人的には、ジョナサンやカロルコが嫌悪した闇や不合理、旧弊とも何らかの形で棲み分ける道を探ることは重要なのではと月並みながら思った。 #conrevo #コンレボ
2016-05-29 21:00:59改めて、虚淵氏の筆力に驚嘆したエピソードとなりました。
また、過去のヒーローもののオマージュにとどまらず現代を考える上での様々な視点も内包した、このコンレボという作品の奥深い魅力を再確認することもできました。