【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」】
- yms_karuta
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【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」26】 張遼は、曹操が直々に別れのあいさつをしにくると言います。関羽はまだワナかもしれん、と疑います。関羽は小川にかかっている橋のところに行くと、そこで曹操を待つことに。ここならば大勢に取り囲まれることはないとの考えです。
2016-06-08 15:35:18【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」27】 曹操達も到着したようです。みな普段着のまま。どうやら、曹操が別れの挨拶をしに来たのは本当のようです。河北に玄徳ありと聞いたため、約束を守っていただきたいという関羽に対し、曹操も天下の宰相として約束は破らんと答えます。
2016-06-08 15:37:21【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」28】 ただ、関羽を手放したくなくて、避客牌をかけた。その心の狭さに自分自身が恥ずかしくなったという曹操。別れるならば気持ちよく送ってやろうと後を追ってきたと言って、曹操は餞別を渡そうとします。
2016-06-08 15:38:40【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」29】 断ろうとする関羽ですが、旅をするには何かとお金がかかる。玄徳夫人のためにも持っていけという曹操の言葉に、関羽は断りきれません。さすがに玄徳夫人まで飲まず食わずの野宿を強いるわけにはいきません。曹操としても断られたら立つ瀬がありません。
2016-06-08 15:40:43【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」30】 また、旅の雨露しのぎに来てもらいたいと衣服を渡します。関羽はかたじけないと、受け取りますが、その受取方法は刀に衣類を引っ掛けるというもの。曹操の部下は無礼だと騒ぎますが、曹操は鷹揚に許します。
2016-06-08 15:43:09【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」31】 関羽はただ一人、曹操には腕の立つものが二十人もいる。関羽が用心して馬を降りなかったことぐらいは許してやろうと、部下たちを制します。曹操様、さらば、と言って去っていく関羽を見送る曹操は、玄徳がうらやましいぞとつぶやくのでした。
2016-06-08 15:44:51【横山光輝「三国志」講座95「避客牌」32】 こうして、関羽は曹操に別れを告げることが出来ました。 さて、ここで、曹操は関羽に大事なことを忘れていたのですが、それがもとで関羽はトラブルに見舞われます。はたして関羽は玄徳に無事会えるのか?続きはまた次回にて…。 今回はここまで。
2016-06-08 15:48:53