青識亜論さんの名言集(批評・ポストモダン編)
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seishikifan
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青識さんは批評に詳しくない?
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私自身、哲学や批評の分野には詳しくないものですから、ツイートを読んで勉強させていただいています。archive.is/FYzJD
2016-06-13 21:38:43実は批評オタだった
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そうそう。分析しちゃうのも楽しみなんだよね。 それでどうしても納得いかなかったら、二次創作を作ったり読んだり。 もう作者が何を考えているかですら、ここに至ると重要ではない。
2016-06-13 21:46:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
エヴァのときに、批評サイトや解明本であふれかえったことを考えると、 「批評の欲望」は今のオタこそ強く持ってると思うぞ。 いまだって『うみねこ』で、やれカバラだ、やれ夢野久作だと、かしましいし。
2016-06-13 21:47:36ロラン・バルト、東浩紀に詳しかった
「批評に詳しくない」という発言は謙遜だったようです
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ロラン・バルト大好きな人間からすると、東の萌え文化に対する批評は当を得ている。 意味の縛りから放たれた、自然主義から自由な表現の空間というのは、 非常に魅力的であるし、しかもそれが、古今東西、類例のない規模で展開されている。
2016-06-13 21:48:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
物語構造に限定して批評しているのは、意味内容そのものに踏み込むことをあえて避けているからだろう。 上ではロラン・バルトを引き合いに出したが、バルトや東に限らず、 ポストモダン的なメタ批評の典型的な手法だと思うが。
2016-06-13 21:34:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
これはロラン・バルトが「作者の死」という形で指摘したように、 クリエイター、つまり作者(Author)は、現代の創作においてもはや究極の権威(Authority)ではない。 作者の作品の意味は消費者の側で解体され、批評されるもので、 作者は自分の作品にすら権威を持たないし、
2016-06-13 21:43:36![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@seishikifan そうして受容されていく中で記号化された作品を、 別の作者が別の作品の中に織り込むことで、現代の創作物の世界が形作られている。 バルトはテクストとは引用の織物(テクスチァ)なんだという非常に的を射た論評をしたけど、 消費者の側の応答と、
2016-06-13 21:43:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
らきすたやけいおんで騒いでいる連中も、実際のところ、きわめてオタク的な傾向を共有している。 彼らは聖地を巡礼し、写真を撮り、2chやコミケで二次創作を発表しあい、 グッズを集めて批評してキャラをたたいて萌えて記号化してデータベースにしてしまう。
2016-06-13 21:51:02![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
>でもあずまんを初めとするゼロ年代の批評家にはそういう強みがない、だからつまらん 製作者としてのテクニカルな論評に終始するほうがつまらん気がするが。 このあたりは世代的なギャップかもしれんね。
2016-06-13 21:50:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@seishikifan それこそ東が言うように、911以後、80年代からのニューアカ言説の相当数が無効化されたわけだし。
2016-06-13 21:50:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
それは極端な議論だな。 批評家が即製作者じゃなきゃならんというのなら、小林秀雄は批評家として二流なのかって話しだしな。 ていうかそもそも、物語批評をする分には、東もラノベかなにかを書いてるぞ。
2016-06-13 21:49:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
それでは現代オタク文化を批評する語彙になりえないってのが東の議論だったと思うが。 そういう議論はすでに大塚や岡田が腐るほどしてるが、 彼らはそういうテクニカルな表現のやり取り自体をパロディ・記号化する、「萌え」の働きについて、 十分に論評できなかったじゃん。
2016-06-13 21:48:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
大塚英志がライトノベルを「キャラクター小説」と呼んでいたけど、 これは実に当を得た批評なんだよね。 いわゆるオタク文化に属する作品に共通する特徴として、私小説的文化の排除というのがあると思う。 (引用者略)これもポストモダンと呼んでいいのかな。どうなんだろうw
2016-06-13 21:45:15ポストモダン思想に距離をおいている青識さん
現在ではポモ思想に批判的なように見えますが…
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もう古代ポストモダン語の文献は全部現代口語訳に直してしまったらいいのではないでしょうか。切実にそう思います。
2015-04-25 22:11:22![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
.@age3plus 「小難しいこと」も面白さとは両立すると思います。現に、東浩紀先生の小難しい動ポモに面白みを感じているオタクたちがいるわけですから。まあ、もっとも、小難しいことが動員に向かないのは、オタク相手だけではなく、普遍的な話だと思いますが。
2015-01-16 00:11:33