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尾崎秀実「夏に行われた大動員で、関東軍の兵力は70万人にまで膨張しタ。しかしそのうちの一部は、既に日本に戻っていル。残りも前線を退いて満州南部で越冬しようとしているようダ。」
2016-06-14 01:39:30(続き)「それどころか、満鉄では一大部隊を北部から南部へと移動させるために、鉄道を敷設するよう指令を受けタ。一方陸軍では、北支から軍勢を移動させることはしていなイ。危機は去っタ。」
2016-06-14 01:39:48荻外荘会談へ至るまでのBGM」は、「ACE COMBAT 6」より"Ragno Fortress"。
2016-06-14 01:40:02近衛アリス「政界を辞めて僧侶になりたい……」。これは『木戸幸一日記』に残っている実際の発言。 「総理を辞めて僧侶になりたい」とシャレにしようかとも思ったが、とてもそんな雰囲気ではなかった。
2016-06-14 01:40:22及川小町の、「撤兵問題だけで日米が戦うことは馬鹿げている。」という台詞は、開戦の是非を海軍上層部で議論した際の結論である。及川は「この線で陸軍と喧嘩してもよろしいか」と出席者に問うが、それに対する永野修身の「それはどうかな」の一言で腰砕けになってしまった。
2016-06-14 01:41:02結局海軍は「撤兵問題の為日米戦うは愚の骨頂なり」と看破しながら、海軍としてそれを主張しなかっただけでなく、対米開戦の決定の諾否をも首相一任で回避してしまった。近衛が総理として決断すべき責任があるのはその通りではあるが、海軍の面子を取って、国の運命を見捨てたと批判されても仕方がない
2016-06-14 01:42:04荻外荘会談のBGMは、「BLEACH THE MOVIE The Hell Verse」より"Incantation_ Part C_Opus 1 1"。
2016-06-14 01:42:20陸軍「海軍が戦えないと言ってよ」→海軍「総理に一任」→近衛・豊田「陸軍が折れてよ」以下繰り返し。
2016-06-14 01:42:36東条英機の言うことは建前としてはもっともであって、会談の翌々14日夜に近衛に対して、海軍が戦争を欲しないようであり、そうなると9月6日の御前会議は根本的に覆るから、「比際は全部辞職して今までのことを御破算にして、もう一度案を練り直すということ以外にない」との意見を伝えている。
2016-06-14 01:43:55第三次近衛内閣総辞職のBGMは、「DEATH NOTE the Last name」より"loser"。 敗者とは近衛文麿か、ゾルゲか、尾崎秀実か、それとも東条英機か…
2016-06-14 01:44:25動画では勝ち誇った感じの尾崎秀実ですが、この後、取り調べの中でゾルゲが所属していたのがコミンテルンではなく赤軍第四本部であったことを知り愕然とします。あくまでも尾崎はコミンテルンの世界共産主義に共鳴していたのであって、ソ連一国のための仕事をしたのではないという意識だったのでしょう
2016-06-14 01:45:26ラストの尾崎秀実と特高刑事との会話は、立野信之『公爵近衛文麿』より、東条内閣成立直後に「近衛内閣が続いていたら戦争は避けられるか」と問われた時の尾崎の回答を元に作成しました。
2016-06-14 01:45:55僕の方で追加したのは、『あの人はただ、「力強い指導者」という、国民の偶像に縛られた「人形」にすぎなイ…』という台詞だけで、他はそのまま使っています。 情勢と近衛文麿という人間について極めて正確な理解を持っていた人物がスパイであったという悲劇。
2016-06-14 01:51:00「近衛アリスは人形である」という台詞を上海人形に言わせたのは、近衛文麿自身の「自分はマネキンガールなみたいなもの」(第24章)、米内光政の「日本人の躁急さが、人々の脳裏に蜃気楼を現し、時代政治屋を操って、人形のように狂態の踊りを踊らせる」(第31章)から続く近衛人形説の総決算です
2016-06-14 01:58:40