編集部イチオシ

「真田丸」の鳥(鳥の声のSEを中心に)

「真田丸」から、りか丸さんによる鳥の声を中心としたピックアップと分析です。 とても素晴らしく興味深い視点なのでまとめました。 随時更新しています。
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りか丸 @RindYmk

鳥の声SE的にいえば。24話の氏政殿、先週の禍々しいばかりのカラスの鳴き叫ぶ声と対照的に、 海辺のウミネコ、高原のセンダイムシクイ、そして最期は炯々とした鷹の声(姿はノスリだが声はたぶんハヤブサ)、 天晴れなお姿でした。 #真田丸

2016-06-19 22:59:26
りか丸 @RindYmk

#真田丸 23話SE続き。 悩む氏直と江雪斎、馬のいななき。蹴鞠の場面、ウミネコ、ヒバリの息もつかぬさえずり。平野の小鳥で、天高く上がって鳴くため告天子とも書く。氏政が軒をくぐる辺りから、カラスの鳴き騒ぐ不穏な声に交代し、室内ではカラスの声しかしない。鞠を投げつける場面でヒヨドリ

2016-06-21 16:08:04
りか丸 @RindYmk

秀吉の陣で出雲阿国の舞、ヒヨドリ。外に出て小田原城を臨む、ヒヨドリ、その奥でかすかにホトトギス。利休のお店で蝙蝠を選ぶ、ジュリジュリ、ジュリジュリ♪メボソムシクイ、聞き做し(ききなし、複雑な鳥の声を、人間の言葉になぞらえること)では“銭取り、銭取り”と言うのですよ(笑) #真田丸

2016-06-21 16:11:42
りか丸 @RindYmk

信繁が「戦にも色々あるのです」と言う部分で、馬のいななきが入る。その後ヒヨドリ。信繁が扇持って立ち尽くす所でも“銭取り、銭取り”ですw 忍城の治部刑部信繁、焚き火のはぜる音と、馬のいななき、ジー…と虫の音がしますがごめん、虫は分からない。(誰かお願いします) #真田丸

2016-06-21 16:12:52
りか丸 @RindYmk

青空から政宗白装束で登場、ヒバリと、信繁の前を通るときひときわ印象的にピーヒョロロ…♪トビ。呑気そうに見えて、一応猛禽。 小田原城を臨む茶々、“源平ツツジ、白ツツジ”♪ホオジロ、トビ。険しい茶々の表情の場面、一本調子にピョーッ、ピョーッ…がわからん降参。物悲しい声です。 #真田丸

2016-06-21 17:27:41
りか丸 @RindYmk

(´・ω・`)。o(一発で予想をつけられないものは、全種類をほぼしらみ潰しに当たっていくから時間くってしまうのねん… 修業あるのみ…)

2016-06-21 17:32:14
りか丸 @RindYmk

。o(自然の中で鳥の声を聴くときは、「蹄の音を聞いてシマウマを探さない」から、一瞬で相当数の野鳥を考慮の対象外にできる。でもSEでは、それがどこから――上空か、森の上か下か、水辺か、人の生活圏か――聞こえるのか、手掛かりはほぼ無いのが難しいところ…。)

2016-06-21 17:38:21
りか丸 @RindYmk

茶々に信繁が近寄り会話、ウミネコ、ヒヨドリ、ホオジロ、もしかしたらちらっとイカル。海辺の鳥と山林の鳥ですね。 御簾の奥で氏政が化粧直し、カラスの鳴き騒ぐ声。化粧道具をがちゃつかせる音もあり、氏政の手元が怪しいことを伺わせる。 #真田丸

2016-06-21 17:53:09
りか丸 @RindYmk

秀吉の陣、ホトトギス。ただしホッキョッ・キョキョクク♪という朗らかなフルバージョンではなく、後半を少しずつ低まる声で繰り返す。 陣に籠って計算中の三成、虫の声?はパス。お腹を下している音がおいたわしい。 三成に命令文来る、ガァガァ♪ハシブトガラス、草むらの虫の音。 #真田丸

2016-06-21 18:10:14
りか丸 @RindYmk

兵に囲まれる氏政の部屋、クワァ、キャァ♪ゴイサギ、夜に水辺の漁に行くときよく鳴きながら飛ぶ。以前も説明したが「夜鴉」とも呼ばれ不気味がられた。海鳴りのような低い響きも聞こえ、氏政が無理難題を言った後は、その響きだけが残る。 秀吉の陣、キョロンキョロンチィー♪クロツグミ #真田丸

2016-06-21 18:27:35
りか丸 @RindYmk

本日聞き取り終了します。23話、残り10分。週末までに24話もやっつけたいぞー(`・ω・´)

2016-06-21 18:30:06
りか丸 @RindYmk

#真田丸 23話続き、忍城攻めの冷ややか~な軍議。キィーキィーグィー・フィフィフィ♪サンコウチョウ。ジュビロ磐田エンブレムのあいつ。繁って少し暗めの森を、リボンのような長い尾を引いてひらりと飛び回る夏の小鳥。背景でケケケケ…と無数に鳴いているのはカエル類?(判別は無理、誰かお願い

2016-06-22 12:10:28
りか丸 @RindYmk

忍城は湿地を天然の要害とし、三成の本陣は古墳上にあった。カエルの声はそのためだろう。上杉の陣がどこかは調べきれなかったのだが、古墳群のどこかなら、田圃化できず森が残っていた可能性はあるかな。 あと、毎度のヒヨドリ。

2016-06-22 12:35:33
りか丸 @RindYmk

大谷刑部の陣、低く柔らかな声でホッホゥ・ゴロッホホッホゥ♪フクロウ。大木のウロに巣を構える。“ぼろ着て奉公”とも聞き做しされるぞ、頑張れ走れ、黄母衣衆信繁くん! 北条の門が開いた途端、あの海鳴りのような低い響きが入る。滅びの音なのか。後は鳥が入らないまま、23回〆。

2016-06-22 12:49:37

24話

りか丸 @RindYmk

#真田丸 第24回『滅亡』のSE。 場面は飛んで、信繁、氏政と対面から。御簾が上がって目があった瞬間から、…ヒィーン…♪という、とても生物の音と思えない金属的なものが2度入りますが、恐らくトラツグミ。平家物語で源頼政が退治した、あの妖怪「ぬえ」の声として有名。明らかに凶兆です。

2016-06-22 13:29:10
りか丸 @RindYmk

閑話休題してSE。茂誠さまと武器庫にいる間は、あの海鳴りのような低い響きはなくて、コオロギ系の虫の声だけ。 八王子近くの真田会議、馬のいななきとピーヨピヨ♪ヒヨドリ独唱。沈思黙考の氏政が江雪斎を呼ぶ、ニャウクヮウ♪ウミネコの群。 氏直降伏を聞く秀吉の陣、ミンミンゼミ。

2016-06-22 14:27:50
りか丸 @RindYmk

氏政は切腹とする秀吉に皆が立ち上がると、ミンミンゼミの声が止まる。 降った氏政の部屋に家康来る、セミはニイニイゼミ? と、チュィリーチュィリーチュィリー♪ヒガラ。「お救い申す」「恥はかかぬ」の問答辺りから、セミの声がジジジ…♪とかすれていく。

2016-06-22 14:54:11
りか丸 @RindYmk

家康景勝昌幸の会談、先程のセミとチヨチヨビィー♪センダイムシクイ。明るい広葉樹林に来る夏鳥。声は、歌舞伎『伽羅先代萩』で命を狙われる幼君にちなむ“鶴千代君ぃー”とも聞き做される。…残念ながら氏政の幼名は松千代丸だが。 廊下を通る三人、ジュリジュリ・ジュリジュリ♪メボソムシクイ

2016-06-22 15:24:10
りか丸 @RindYmk

24話SE続き。三人の足音がし、氏政が目線をあげる瞬間、トビ。続いてジュリジュリ・ジュリジュリ♪センダイムシクイ、ピヨピヨ♪ヒヨドリ、小さいチッ… チッ…ジュルル♪エナガ 家康「我ら三人の総意で御座る」の後、♪ケケレッ・ケケレレレッ・ケレレレッ…がわからん。猛禽類かもしれないが。

2016-06-23 14:29:12
りか丸 @RindYmk

従者側4人の待つ別室、盛んな蝉の声とキョロロンチュリリ…♪クロツグミ。

2016-06-23 14:40:15
りか丸 @RindYmk

「我が殿にとっては戦の輩」等言う、正信の声が完全に被っているのだが、ホトトギスが鳴いている? この鳥は徳川家のギャグ場面(連れ小便とか)に頻出するので、もしかしたら主従の一心同体感でなく、(沼田評定の時も含め)「ここは言葉通りに受けとるのでなく、ツッコミすべし」という示唆なのか?

2016-06-23 14:46:38
りか丸 @RindYmk

主三人が帰ってきて、退室する時に、ホトトギス鳴いてますね…。 空をゆく鷹(映像)はノスリ。夢を壊しますが……生態的に彼らの獲物はネズミや蛇が主なので、鷹狩りには使われません(汗) よく使われるオオタカは、かなりアクロバティックな飛び方をするので、ドラマ向き映像がなかったのかも。

2016-06-23 15:05:49
りか丸 @RindYmk

氏政の最期、鷹の声はハヤブサ。生態的にほぼ鳥のみを獲物とする。日本でも使うが、世界的にはハヤブサ類が鷹狩りの主役。 吉継の陣に信繁が鉛を持ち込む場面、ミンミンゼミとクロツグミ。

2016-06-23 15:57:37
りか丸 @RindYmk

24話SE続き。吉継の陣でのツグミ類さえずり、他にアカハラ、シロハラと迷うけれど、ウグイスを真似しているような部分があるのでクロツグミでいいと思う。どれにしろ、腐葉土豊かな森の鳥(シロハラは晩春までだが)。 既に他の方が指摘済みですが、倉を開ける所で馬のいななきが入ってますね…。

2016-06-24 12:24:45
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