20160615-16,fomc後のイエレン議長会見、そして半日後の日銀決定会合とその後の黒田総裁会見

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

今週は26日〜27日に伊勢志摩サミットを控え、 様子見姿勢の強い展開が続きそうです。 日米のせめぎ合い、けん制も続いており、 為替相場に神経質になる場面も考えられます。 5月の月例経済報告が予定されています。 16時に5月ユーロ圏PMIが発表されます。

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

このところの日本株市場はサミット後の政策の動向や 政治日程などをにらみ極端な薄商いとなっています。 25日は商いが多少なりとも回復するかどうかも注目されます。 17時にドイツ5月のIfo景況感指数が発表されます。

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

27日は伊勢志摩サミット2日目。 午後に安倍首相の議長総括が予定されています。 市場はサミット後の消費税率引き上げ先送りを 見込んでおり、様子見姿勢が続きそうです。 21時30分に米1ー3月期GDP改定値が発表されます。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

安倍首相：消費再増税の見送りを正式表明。 アベノミクスは成果をあげているかが、世界経済の下振れリスクを理由に。 公約違反の批判は承知とも。参院選で信を問うと。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

安倍首相のロジック： 1延期は公約違反との批判は真摯に受け止める。 2参院選で国民の信を問う。 3過半数の支持を得たい。 ー国民にゲタを預けた三段論法である。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

この人が：本田参与が6月追加緩和を主張（WSJのインタビューで）。 足元で6月説は聞かれないが。

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

1日、安倍首相が消費増税延期を正式に表明。 今後は経済対策の規模や内容に関心が集まります。 14時に5月消費動向調査が発表されます。 ECBが定例理事会を開き、21時30分からドラギ総裁が会見します。 OPEC総会が開かれ、原油価格の動向にも注目が集まります。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

サミットで利食い売り：対外対内証券投資はここ。 mof.go.jp/international_… ５月22～28日の週、外国人投資家は日本株を3週ぶりに売り越す。再増税の再延期を織り込んでの動きか。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

格付け会社いわく：米Ｓ＆Ｐ、格付け「影響せず」 （日経経済面） nikkei.com/paper/article/… 米格付け会社のＳ＆Ｐは１日、首相の消費増税延期の正式表明を受け「日本の格付け評価には影響しない」との見解を発表した。 ーーさぞや「ご不満」の向きも多かろうが。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

データは語る：「所得税収14年ぶり高水準　昨年度、17.7兆円超」（日経経済面） nikkei.com/paper/article/… きらりと光る短信。朝刊で最もニュースバリューがあるかも。財務省の発表資料はここ。 mof.go.jp/tax_policy/ref… ーーまずは数値を。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

増税延期会見：官邸ＨＰにトランスクリプト。 kantei.go.jp/jp/97_abe/stat… 「有効求人倍率は２４年ぶりの高い水準となっています。それも都会だけの現象ではありません。北海道から沖縄まで４７の都道府県全て１倍を超えました。これは史上初めてであります」 ーー成果は成果。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

がっぷり四つ：参院選の経済論戦の舞台回し。 安倍政権になって雇用情勢が好転したのは事実である。一方で、実質所得が伸びず、個人消費は引き続き低迷している。 雇用好転と消費低迷が「同時」に起きている。成果を認めたうえで、対策を提示し合うことこそが、真の論争（横綱相撲）だろう。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

ひとつの説明：「円108円台に急伸、かき回すアルゴリズム」（日経電子版） nikkei.com/article/DGXLAS… コンピューター・プログラムやリスク管理のシステムを組み込み機械取引する「アルゴリズム」系ファンドの存在感は大きい。 ーー１０８。除夜の鐘ではない。煩悩が残る。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

2013年度の県民所得計算：発表資料はここ。 esri.cao.go.jp/jp/sna/data/da… 県内総生産（名目）は、42の県で、１人当たり県民所得は45の県で、前年度に比べプラスだった。 アベノミクスが輝いていたころの数字。地方創生をいうのだから、もう少し早く集計できないものか。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

ＧＤＰの謎：小生も含め、多くの人が日本のＧＤＰに一喜一憂する。が、先にツイートしたように、県内総生産や県民所得は、実に３年遅れである。それでも県の行政に支障を来したという話は聞かない。加工統計であるＧＤＰというのは、所詮そんなものかもしれない。 ーーそれに、改定ごとに振れる。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

綱渡りの目標堅持：「骨太方針・成長戦略を閣議決定　健全化目標の堅持明記」（日経電子版） nikkei.com/article/DGXLAS… 消費税率10％への引き上げは「2019年10月まで２年半延期する」と明記。一方、「2020年度のＰＢ黒字化という財政健全化目標を堅持する」とも。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

2016年版成長戦略：発表資料はここ。 kantei.go.jp/jp/singi/keiza… 全部でＡ４版443頁。ボリュームは確実に「成長」している。今年の売り物は、第４次産業革命である。それが軌道に乗るか否かが、再増税の成否を左右しよう。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

2016年版骨太の方針：発表資料はここ。 www5.cao.go.jp/keizai-shimon/… こちらはＡ４版52頁。「消費税率の 10 ％への引上げを2019 年10 月まで２年半延期するともに、 2020 年度の基礎的財政収支 黒字化の目標は堅持」 ーー具体的な計数は記載されず。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

一億総活躍プラン：これも大部だが、総論部分はここ。 kantei.go.jp/jp/singi/ichio… 好循環シナリオを描いた６頁の表には、具体的な計数が載っている。ＫＰＩが試されるところだ。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

さり気なく重要な問題提起：フルタイム労働者の賃金上昇が遅い背景を分析（内閣府マンスリーリポート）。 www5.cao.go.jp/keizai3/monthl… 「企業は近年の社会保険等費用の増加や、一律のベア実施による総人件費の増大を将来的な利益の圧迫要因として懸念」との指摘が目を引く。

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

2日の海外市場ではNYダウ工業株平均、ナスダック総合指数が続伸。 ECB、OPECを比較的波乱なく通過したことで安心感が広がったものの 方向感を欠く展開。 為替市場では対ユーロで大幅な円高、 対ドルでも円高気味に推移しており、 3日の日本株は為替相場に神経質な展開となりそう。

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

3日は午前9時に4月の毎月勤労統計が発表されます。 何と言っても注目は21時30分に発表される米5月雇用統計。 米利上げを占う最重要指標を控え、 日中は様子見姿勢が強まる可能性があります。 23時には米5月ISM非製造業景況指数が発表されます。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

拍子抜け：5月の米雇用統計。 非農業部門雇用、3.8万人増どまり。利上げ観測に影。

滝田洋一（日本経済新聞+ＷＢＳ） @yoichitakita

新たな円高：米雇用の弱さを受け、円は107円台。米利上げ観測の梯子を外されたなら、痛い。

直居敦＠日経CNBC @naoi_nkcnbc

衝撃の雇用統計を受けて為替市場では円急伸。107円台前半。しかし、米国株の下げは寄り付き直後限定的です。