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小野和子〈民話採訪者〉×赤坂憲雄(民俗学者)トーク「物語りを生きる——震災後の東北から」@SARP,「増山たづ子と東北の記録者たち展」関連企画⑤
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earth_chida
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【本日(6.18)16:30- 増山たづ子と東北の記録者たち】民話採訪者・小野和子さん×民俗学者・赤坂憲雄さんによるトークイベントの実況を、こちらの一般社団法人NOOKのTwitterアカウントにて行います。おふたりの丁寧で真摯なおことばを、まっすぐ伝えられるようにがんばります!
2016-06-18 03:12:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
↓↓イベント概要はこちら↓↓ 6月18日(土)16:30-18:00 トーク4 物語を生きるー震災後の東北から 小野和子×赤坂憲雄 展覧会もすばらしいものになっています。 みなさまこの機会にぜひ、会場まで足をお運びくださいね! tazuko-tohoku.blogspot.jp/2016/04/blog-p…
2016-06-18 03:16:17![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
午後はSARPで「増山たづ子と東北の記録者たち」展の関連企画で小野和子さんと赤坂憲雄さんのトーク。激アツです。Twitterで実況もするみたい。 激アツです。 fb.me/7S5WAN8FC
2016-06-18 07:56:00![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
午後はSARPで「増山たづ子と東北の記録者たち」展の関連企画で小野和子さんと赤坂憲雄さんのトーク。激アツです。Twitterで実況もするみたい。 激アツです。 fb.me/7S5WAN8FC
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午後はSARPで「増山たづ子と東北の記録者たち」展の関連企画で小野和子さんと赤坂憲雄さんのトーク。激アツです。Twitterで実況もするみたい。 激アツです。 fb.me/7S5WAN8FC
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午後はSARPで「増山たづ子と東北の記録者たち」展の関連企画で小野和子さんと赤坂憲雄さんのトーク。激アツです。Twitterで実況もするみたい。 激アツです。 fb.me/7S5WAN8FC
2016-06-18 07:56:00![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ちなみに、小野和子×赤坂憲雄の激アツさは、僕基準でいくとLOSTAGE×what ever filmのツーマンくらいの激アツさです。
2016-06-18 09:11:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
本日夕方から開催される、小野和子さん×赤坂憲雄さんのトークイベント実況をNOOKアカウントにて行います!なかのひとは私です。尊敬するおふたりの対話、どんな時間になるだろう。みなさま、ぜひ、チェックしてみてください〜! twitter.com/nook_tohoku/st…
2016-06-18 09:27:39![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
増山たづ子と東北の記録者たち展 11:00〜19:00(最終日17:00) 《関連企画》 ☆6月18日(土)16:30-18:00 トーク4 物語を生きるー震災後の東北から 小野和子(民話採訪者)×赤坂憲雄(民俗学者) 本日開催です! ※関連企画の参加費は500円です。
2016-06-18 14:12:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
増山たづ子と東北の記録者たち展 関連トーク 本日16:30からです! たづ子さんの徳山村から出発したバトンを仙台でうけとり、福島へバトンしていく機会としたいと思います。 ぜひお出かけください。 わたしは司会で参加します。 pic.twitter.com/eT3JlXg0jc
2016-06-18 15:02:44![](https://pbs.twimg.com/media/ClNjZVaWIAAC_1U.jpg:medium)
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お問い合わせ多数につき、お席の数を増やしております!みなさまこの機会にぜひ足をお運びください〜 pic.twitter.com/ow1nvTjACQ
2016-06-18 15:45:20![](https://pbs.twimg.com/media/ClNtKLoWgAAfE1q.jpg:medium)
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増山たづ子と東北の記録者たち展 11:00〜19:00(最終日17:00) 《関連企画》 ☆6月18日(土)16:30-18:00 トーク4 物語を生きるー震災後の東北から 小野和子(民話採訪者)×赤坂憲雄(民俗学者) 間もなく始まります!
2016-06-18 16:10:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
いよいよトークはじまります! ↓↓↓↓ 6月18日(土)16:30-18:00 トーク4 物語を生きるー震災後の東北から 小野和子×赤坂憲雄 本日はNOOK理事の瀬尾による実況となります。 みなさまぜひ、ご注目ください〜!
2016-06-18 16:32:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(司会)清水チナツ:本日は民話採訪者の小野和子さん、民俗学者の赤坂憲雄さんをお迎えし「物語を生きるー震災後の東北から」というテーマでお話を進めていきます。本展は2013年にIZUphotomuseumにて行われた増山たづ子さんの展覧会を巡回し、東北の記録者たちが応答するものです。
2016-06-18 16:34:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(司会:清水)IZUphotoの学芸員の小原さんも「徳山村はそこら中にある」とおっしゃいました。増山さんと同じように、大きく奪われる体験をした東北の地で、記録に向き合う人びとのうねりも紹介し、伝えたいと思い、企画をしています。
2016-06-18 16:37:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(司会:清水)このトークでは、そのような大きな体験のあとに必要な物語についても触れていければと思います。また、震災のもっと以前からある東北の有り様ーー赤坂憲雄さんが以前「東北は1000年の植民地」であるというお言葉から、お話を伺っていければと思います。
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赤坂:こんにちは。増山さんの写真はいままで何度も拝見して来ましたが、分断と対立、この渦中の写真であると感じました。それをすごく悲しそうに、でもそれを越えていく、という強い意志を持ってやっている、そう言う写真であると感じました。
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赤坂:これは震災のあと、東北、福島でさまざまな分断、対立が生まれています。保証金や仕組みの問題、それがさらに福島の内部でも、お互いにさげすみあっている。でもそれはおろかだからじゃないんです。そうせざるを得なくなっているもっと大きな構造を注視しなければならないと思います。
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小野:私は増山さんの徳山村とは少し離れていますが、岐阜の生まれなんです。増山さんの写真で素晴らしいと思うのは、写真自体も素晴らしいと思いましたけれども、撮った写真をご本人たちに返していって、配っていったところですね。外の人に伝えることももちろんですが、ご本人に返していくという。
2016-06-18 16:45:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
小野:私も縁あって、双葉町の証言集に携わっておりますが、これは確かに外の人に伝えたいことではあるんですね。ですけれども、語ってくれた方たちに返していって、このことをどう捉えていらっしゃるかと。どう受け渡していくことかが大切なのではと。徳山には受け継ぐ方はいらっしゃるのかしらと。
2016-06-18 16:47:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
赤坂:僕は今日は小野さんのお仕事に想いっきり絡みたいなと。大同という年号が、東北では、歴史の始まりを現す言葉になっているんです。坂野上田村麻呂が非常に正義として語られるようなことが多い、けれど…というところで、正直言うと衝撃でした。正史と野史、まさに小野さんのお話を聞きたい。
2016-06-18 16:52:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
小野:私は赤坂さんの千年の植民地ということばに衝撃を受けておりました。私自身は普通の主婦で、学者でもない、身分のわからない、ことばの違う私のような者が、掬えただけの小さなお話を聞いて来たんです。そんな聞けた小さなお話で、必ず「鬼」が出て来るの。それがみんな悪いやつじゃないんです。
2016-06-18 16:55:08![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
小野:鬼は内、福は外、なんて言う地域もあるんですよ。つまり、鬼がいいやつだから、服なんかより鬼の方が来てほしいって。そんな話がたくさんあるんです。そして、鬼の話をするときにみなさんいいお顔をされるんですよ。
2016-06-18 16:57:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
小野:あるまちでおじいさんに聞いたお話ですね。鬼橋という地名があるのね、それは坂野上田村麻呂が征伐に来た時に、鬼を倒したと言ったのです。つまり、先住民、原住民を鬼と呼んでいたんですね。普通の人たちを鬼として表現して、強いことばにすることで、のこしていったんですね。
2016-06-18 17:03:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
小野:そのおじいさんは最後に言ったんですね。鬼は、もともとここに住んでいた人のことでね、返って親しみがあるんだね、鬼にね。征服されるほうとするほうで片方が鬼にされたのっしゃ。と。
2016-06-18 17:03:28