E・S・ガードナーを読もう(仮)――備忘メモ(1)

本屋の店頭で購入できない状況をなんとかしたいなあ。とりあえず備忘メモとして。
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じねん @jinensai

まず直面している問題を整理していこう。

2016-06-19 20:58:24
じねん @jinensai

最大の難点は現在E・S・ガードナーもA・A・フェアも本屋の店頭で購入出来ないことにある。無論、店頭のPC検索では取り寄せを頼めば入手可能ですというのが建前だが、そこまでして購入するには強力な動機付けが必要になる。店頭にない時点でこの世に存在していないのと同義なのだ。(続

2016-06-19 21:06:13
じねん @jinensai

承)だから「エンディングが見えた!」なのだが、そこ(店頭購入可能)に持っていくための方策が、一読者に過ぎず、書く方も予選落ち続き道夫な人間には現状閉ざされている。最終目的のためには、復刊ドットコムで同志を募るのも手だが、一過性なものにはしたくない。やるなら横溝V字回復だろう。(続

2016-06-19 21:20:09
じねん @jinensai

承)横溝V字回復は角川によるメディアミックス多重展開ばかりが持ち上げられがちだが、それは「手段」に過ぎない。スポンサーも、資金どころか食うにも困ってる借金持ちに同じことが出来るわけはないが、要はそこで起こっていた化学反応を再現すれば良いのだ。反応の誘発だけなら触媒で十分だ。(続

2016-06-19 21:33:59
じねん @jinensai

承)では、どんな「化学反応」を起こせば良いのだろう。それは横溝V字回復をみれば、「読者層」にこんな「見方」もあるのだという可能性を提示することだ。角川システムはこの「読者層」の意識のシフトを人工的に誘導したものであった。同時にそれは時代の空気の先取りでもあったわけだが。(続

2016-06-19 23:00:22
じねん @jinensai

承)旧体制の瓦解や閉塞の崩壊が同時代人が横溝と共鳴していたポイント(ゆえに「高度経済成長期」のスピードから生じる虚実混交の「面白さ」とは異質)だったものが、世代を超えて閉塞的状況(お化け屋敷)で虚構を楽しむことに共鳴のポイントがシフトしたのだ。角川システムはそこに気づいた。(続

2016-06-19 23:10:30
じねん @jinensai

承)だからE・S・ガードナー復権のカギは、新たな「見方」、「価値観」の提示にある。従来の「本格とハードボイルドの良いとこ取り」のような、分度器で測らなければならないものを巻尺で測ってきたような状態に、「可能性」を投下しなくてはならないだろう。これからの活動はそのための触媒なのだ。

2016-06-19 23:22:31
じねん @jinensai

まあ、ガードナーの完全攻略前に自分の中の方針をつぶやきながらまとめてるわけだが、ツイートでは零れ話込み、脱線不可避(日付変わって昨日のブルース・リーとか)な、とりとめもないことをやっていくことでしょう。回り道や雑多な一見無関係なことほど、後々効いてくるものだし…。

2016-06-20 01:13:25
じねん @jinensai

個々の内容に立ち入る前に、どういうスタンスや角度から検討しているのかが分かれば、やってる私本人の理解も進むだろう。好きなことが前提なのは良いが、それだけだと恐らく本人が一番分かってない事態が往々にして生ずる。距離感が大切。自身(素人)ボクサーだったガードナーに迫るにはなおさら。

2016-06-20 01:21:59
じねん @jinensai

(当面は肩慣らし的に周辺情報の整理からだな…。)

2016-06-20 01:25:12