- tasobussharima1
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警備の兵が反射的に『マロ』へと銃を向ける。 「やめよ」 御簾の中の声が、それを押し留める。 『マロ』はゆっくりと、懐の中から分厚い紙束を取り出した。ネットワーク上の記録は全て監視されている。交渉材料とするためには、この形しか無かった。 そして……続いて彼は、ライターを取り出した。
2016-06-14 22:04:03「さて、交渉の時間でおじゃる」 『マロ』は、彼女にそう告げた。手元の紙束の一番上には、『修正功徳情報理論』の文字。紙束をパラパラとめくり、彼はライターで火を点ける仕草をする。反撃のための手札は、整った。 散々煮え湯を飲まされた目の前の彼女が慌てる様を想像し、彼は笑みを浮かべる。
2016-06-14 22:08:05▲緊急原作者インタビュー▲ Q.第四部はどんな話になるんですか? A.「第三部でだいぶ話の規模が大きくなって横道に逸れてしまったので、筋としては第一部のような感じに戻ると思う。主人公もガンジー達に戻る。ただ、それとは別に状況はどんどん動いていく。他の部の人物も絡んでくる筈だ」
2016-06-14 22:24:05マロ氏の話は気になるところでお預けかー。まぁ短編を除くとずいぶんガンジー達から離れてる感じだからなぁ…… #徳パンク
2016-06-14 22:26:00Q,作中でだいぶ時間が経過していますが、時期は何時頃になるんでしょうか? A.「第三部エピローグの手前辺りから始まる。第一部~三部でトータル半年くらいが経過しているので、舞台は年が明けてアフター徳カリプス15年になる。大晦日も新年も、祝っている暇は無いと思うけど」
2016-06-14 22:26:34Q.カクヨム版のタイトルが「黄昏のブッシャリオン・起」になりましたが、この意味は? A.「あまり深い意味は無い。ただ、利便性の都合で別けたのと、三部の終了で全体ストーリーの四分の一程度が終わった、というだけだ。展開をかなり全速力で飛ばしているので、後から増える可能性もある。→」
2016-06-14 22:30:22「続きは「黄昏のブッシャリオン・承」に掲載されるのでそちらもよろしくしてほしい」 「黄昏のブッシャリオン・承」 kakuyomu.jp/works/11773540… ▲ありがとうございました。インタビューコーナーは以上です。▲
2016-06-14 22:32:24さりげなく孫娘の名前が明らかになってる…。そしてヤオのデザインが私のイマジナリーとかなり似通っている気が…!なんか嬉しいな。 #徳パンク
2016-06-14 23:14:55