英国のEU離脱に関する考察

CatNA @CatNewsAgency

英国がEUを離脱する理由は、移民問題とこの主権の問題。EUを牛耳るリベラルな官僚たちが各国の主権を侵害し、バカげた法律を押し付けている。戦争を抑止するために国境なき世界を作るということは、国家を否定することを意味する。 pic.twitter.com/kWdbAJt2Bt

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EU同様、国連の官僚機構も肥大化の一途を辿り、NGOと結託して各国の主権に介入しつつある。満州事変後に国連を脱退し、孤立した苦い経験を持つ日本は、国連を悪用した外圧にやられっぱなしだったが、英国のEU離脱後は堂々と異議を主張できるようになるかもしれませんね。

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元々、関税同盟EECとして出発したEUだが、国家を否定する連邦政府に変質していき、欧州議会、通貨統合、欧州憲法へと突き進んでいった。このまま行けば、欧州各国は溶解し、EUという国家になる、即ちグローバリストの夢が達成する目前で反発が高まり、英国が先陣を切って離脱するに至った。

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EUが各国の主権を尊重し、経済統合、人の移動の自由だけに専念していれば、自然と国家意識が消滅し、連邦国家へ脱皮できたかもしれない。だが、リベラルなクローバリストはポリティカル・コレクトネスを掲げて強引に変化を強要し、難民の大量受け入れに走った。反発を受けて当然ですね。

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EUのトゥスク大統領（欧州理事会常任議長） 『完全な統合を急ぐという観念に取り憑かれ、我々は庶民、EU市民が我々と（統合への）情熱を共有していないということに気付かなかった』 gendai.ismedia.jp/articles/-/490… 後悔先に立たず、ですね。EUは崩壊へ向かうでしょう。

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・英国はＥＵからの介入を遮断した上で、カナダのような包括的経済貿易協定締結を目指す ・EUは「離脱の連鎖」を阻止すべく、英国に報復的措置 ・EUの欧州統合プロジェクトは軟化せざるをえない jp.reuters.com/article/column… EU崩壊が嫌なら、元の関税同盟に戻れば良い

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極右大統領候補が僅差で敗れたオーストリアでは、選挙に大量不正が見つかり、再選挙が行われる予定。フランスでも右派が勢力を高めており、ポーランドの右派政権はEUの言うことを聞かない。EUの盟主メルケルでさえ、命運は尽きようとしている。「EU離脱の連鎖」が起こるか否か、興味深いですね。

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EU統合って、明治維新の廃藩置県に似ている。各藩主が唯々諾々と廃藩に従った理由は、幕藩体制の２６０年間、主権をほとんど奪われた状態で飼い殺しにされてきたからこそ。EUはそんなクッション期間も設けず、各国の主権をどんどん侵害して行った。反乱が起きて当然ですね。

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東浩紀『メディアは恣意的。選挙結果が都合良いと「民意」。都合悪いと「ポピュリズム」』『EU離脱後「英国民は後悔している」という報道ばかりで、離脱を喜ぶ人々を全く報じない』『人間は経済的利害だけで動く訳ではない』 ２０：００～ youtube.com/watch?v=oLioTI…

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映画「ガンジー」で、「大英帝国から独立するとインドは滅茶苦茶になる」と脅す英官僚に対し、ガンジーは『どんなに酷い状況になろうとも、外国に支配されるよりマシです』と答えるシーンがある。独立に際し、イスラム教徒との分裂で多くの死傷者をだしたが、独立を後悔するインド人はいないでしょう。

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EUから分離すると経済が滅茶苦茶になると、リベラル紙が散々脅したにも拘わらず、英国民は独立を選択した。外国のEU官僚に支配されるよりマシだと思ったのでしょう。独立すれば、英国が分裂するかもしれず、経済的損失も計り知れないが、人は経済的利害だけで生きている訳ではないということです。

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EUからの分離を問う国民投票を決断したキャメロンをバカだと非難する論調が多いが、それだけ党内の反EU圧力が強かったということでしょう。投票実施決定後の最大の誤算は、メルケルによる大量難民受け入れとそれへの反動。メルケルこそ、責任をとって辞任すべきでしょうね。

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MT『EU離脱で爆発した労働者階級の怒りを左派やリベラルは「醜い」と一蹴して嘆くが、その背景には「Chavs」（労働者が「チャヴ」という言葉で悪魔化され、侮蔑と差別の対象となってきた事実）で描かれた英国の社会状況が横たわっている』 newsweekjapan.jp/stories/world/…

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日本にいる英国人記者には珍しく、EU離脱に支持する記事。 MT『ＥＵがいいと言うイギリス人を、僕はほとんど見たことがない』『ユーロを歓迎する人々は夢の国に住んでいる』『国民投票さえ否定する特権エリートに反旗を翻した』 newsweekjapan.jp/joyce/2016/06/…

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EU離脱に大きく貢献した大衆紙SUNが、レイシストを叱る記事を掲載。『離脱を支持したのは移民の流入数をコントロールする主権を取り戻す為であり、人種差別の為ではない』 thesun.co.uk/news/1353927/u… 英国にも在特会のような連中がいますね。足手まといな人々。

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記事の写真は極右団体の横断幕で『移民を止めろ。移民を追い出せ』と書いていいる。SUNは『現在、英国内にいる移民はそのまま滞在を歓迎する』『BREXITをレイシストに悪用させてはならない』と主張。在特会に読ませたい内容ですね。 pic.twitter.com/G1wYDt9iB3

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第二次大戦の原因は、帝国主義国家によるブロック経済だった。巨大帝国に変貌したEUは、域外に関税障壁を築き、EUブロック経済圏を形成しつつある。加盟したくば移民を受入れ、多文化共生を強要される。欧州での戦争を無くすために始まったEUではあるが、左翼による帝国主義に変貌している皮肉。

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人の移動が自由なEUで、貧乏国から高福祉国に労働力が移動するのは当然の流れ。貧乏国では人の流入が少なく、多文化共生の弊害が少ないが、豊かな国は移民だらけになってしまう。「ホロコーストの反省」が宗教化したドイツではOKでも、戦勝国の英国では受け入れられない。フランスは微妙。

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帝国主義時代、他国を侵略する最大のメリットは、富の収奪より独自市場の拡大。EUの理念は軍事力に依らない巨大市場の形成。ドイツのような工業国は肥え太り、貧乏国から移民が殺到する。企業経営者にとってはウハウハだが、労働者階級にとっては過酷な環境になる。EUのやり方は人種間対立を生む。

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英国のEU離脱を非難する日本人が多いが、投資や経済の側面でしか見てないんですよね。「東アジア共同体」とやらを結成し、中国市場に無関税で商品を売れる代わりに、中国人、韓国人移民を無尽蔵に受け入れ、日本の主権をほとんど奪われる羽目になったら、やっぱり嫌でしょ。

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池田信夫氏MT『EUのもとになったのは「世界は1つ」という理想主義』『新興国の低賃金労働者が先進国の労働者の雇用を奪い、賃金が均等化する大収斂が始まった』『ヨーロッパ統合の理想を捨て、ユーロを廃止して、自由貿易圏に戻ったほうがいい』 jbpress.ismedia.jp/articles/-/472…

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週刊新潮　数学者・藤原正彦氏 『グローバリズムへの反乱』 全面的に同意しますね。 pic.twitter.com/SFOj7iMGCv

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