禁恋-悪魔に惹かれて-

夢魔×大倉くんのお話です #妄想なので、ご注意ください #卑猥あり
18
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【story㉖】 「一言ぐらい…っ、言わせてくれたって、良かったじゃないですか…っ」 そして唇に残る暖かさも …もう2度と触れる事が出来ない 想いも…伝えれないまま… 泣いて、泣いて 何日も泣き明かして 「…久しぶりだなぁ」 やっと今ココに座れた

2016-05-14 22:27:52
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【story㉗】 「悪魔だったのに…いつも楽しそうで。変な人だったな…」 〝彼〟がいつも人々の懺悔を聞いていた場所 「神よ…」 目を閉じ、祈りを捧げる 「…私は…彼を忘れる事が出来ません。共に過ごしたあの時間がとても大切で…」 淡々と懺悔を終えるつもりが

2016-05-14 22:31:08
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【story㉘】 「彼の、止まる事のない欲を私1人で満たせるのなら…喜んでこの身を捧げたいと願うのは…いけない事でしょうか?」 どうしようもない感情で溢れてしまって 「神よ…どうか、教えて下さい…っ…」 涙で濡れた顔を両手で覆う

2016-05-14 22:33:44
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【story㉙】 その時、 『…今の、ホンマ…?』 ふわりと後ろから懐かしい腕に包まれる 『そこまで…想ってくれるん…?夢魔やのに…?』 優しく腕を解き、向き直ると 「神の前で…嘘なんてつきません…」 彼の頬に手を添え 「あなたが、好きです…」

2016-05-14 22:35:31
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【story㉚】 濡れた瞳で微笑んだ 「人とか、夢魔とか、関係なくて…私の隣に居てくれたあなたを…好きになったんです」 クシャっと顔を歪め 『俺…居ってもええの…?君の傍に、これからも…?』 「はい…ぜひ、居て下さい」 首元に埋める彼 『もう離さへん…覚悟してや?』

2016-05-14 22:41:23
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【story㉛】 ゆっくり身体を離し 『…俺が好きやって事、忘れんといてな』 見つめ合うと、どちらからともなくキスをした 神に背く 許されない恋かもしれない 例え、この恋が禁忌だとしても それでも 自分の気持ちに嘘を付きたくないから あなたと2人乗り越えていく

2016-05-14 22:45:20
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

① あれから月日は経ち 「今日も、ですか…//」 相変わらず、彼は彼なワケで 『えー、だって、自分が言うたんやで?俺の為やったら身も心も捧げるって』 精気を奪う相手…それを私1人に絞ってくれたのはいいんだけど #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:44:11
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

② 「言いましたよ、言いましたけど…まさか毎日だなんて…//」 彼のペースに振り回されて 『夢魔にとってはご飯と同んなじやねんから、毎日取らな死んでまうやろ?』 色々と、まだ慣れない事ばかり 『だから…ええやんな?』 そう…色々と// #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:44:31
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

③ 「うぅ…//」 顔を真っ赤にしている私の肩に両腕を置き、やんわりと抱き締めていた手が顎を持ち上げ 「ん…ぅ//」 ゆっくりと唇を重ねると、ふっと身体から力が抜けた そっと目を開けると、今ではもう来なれてしまった温室 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:45:03
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

④ 「…何度来てもいい場所なのにな…//」 ココに来る時は…そういうコトをする時だけ 精神だけの世界だから、現実の世界の私は眠りの中で ただ…感覚はそのまま残っている 「はぁ…//」 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:45:26
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑤ シスターをしてる私を気遣ってなのか、向こうでは手を出された事はなくて 「優しいのか、そうじゃないのか分かんないよ…//」 ベンチに腰掛け、オレンジ色の空を見上げた 「…?」 ふと、いつもと違う事に気付き辺りを見渡す #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:46:10
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑥ 「大倉さん、居ない…」 私がココに来ると、彼はベンチに腰掛けていて優しく私を手招きしてくれるのに なぜか今日はそれがない 「…何かあったのかな」 心配になって立ち上がると 「きゃ…っ」 何かが足に触れた #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:46:23
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑦ ズルズルズル… 単独で動く事のないハズのソレは、ゆっくりと私の身体に巻き付いて 「や、どうして!?」 腕を頭の上に纏めると、服の襟や袖、スカートの裾から入り込み 「…っ、ん…」 露になった肌を舐め上げる様に這い回っていく #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:46:43
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑧ 「は…ぁ、ん…ぅ」 冷たい蔦の感触と、ドコからか滲み出るねっとりとした液体 …そういえば、前に彼が言ってた事が頭を過ぎる 〔 〝温室に居んの俺の使い魔やねんけど、あいつ精気が足りんくなると催淫作用のある液体使って暴走してまうんよ〟 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:46:58
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑨ 小さな溜め息と、少し呆れた様な声 〝たまには、あいつにもイイ思いさせな俺の許可なしに動く事あるからホンマ困んねん〟 そう言いながら苦笑いする彼の言葉に含まれる愛情が伝わってきた 〕 これが、そうなのかもしれない #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:47:22
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑩ 「あ…っ…あぁ…」 大・小、様々な蔦が胸を包み 「んっ、や、…ぁ」 秘部を撫でる 「お、くら…さ…んむっ」 発した言葉は、蔦に遮られ 「ん…っん、ん…ぅ」 そのまま口内を犯していく 「…んむ…っ、ふ…」 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:47:52
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑪ 何も考えられないくらい頭がボーッし始め 「は…ぁ、っ…あんっ」 肌を擦る刺激さえ快感に変わり始めた 「ひゃ、あ…っ、んん…っ」 蔦が胸の飾りを弾く度、身体が震え 「…ふ、っ…んあっ、ああっ」 蜜を掬う度、仰け反る背中 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:48:12
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑫ 「だめっ、は、あ…っ」 ふと、目の前に誰かが立っている事に気付く 「…おおくら、さ…っ」 愛しい人の名を呼びながら 「ん…っ、おおくらっ…さ…んんっ」 ただ私を眺める彼に手を伸ばす 「…っぁ、ふ…ぅ…」 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:49:05
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑬ 無言のまま私に触れると身体を撫で下ろし、零れ落ちる蜜を掬って硬くなったソレを沈めた 「や…あっ、ああ…っん、」 ゆっくり奥まで入り込み 「んあっ、は…ぁっ、あんっ」 浅く、深く…襞を擦って打ち寄せる度 「ああ…っ、んっ、ひあ…っ」 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:49:21
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑭ 快感の波に溺れてしまう だけど…拭えない違和感 与えられる快感に思考は霧散し、喘ぐ事しか許されない 「んぅっ、ふっ、ああぁっ」 視界の端に…彼の舌なめずりする姿が映った… ・-・-・-・-・-・- #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:50:31
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑮ いつもなら彼女と一緒に温室に出れたハズなのに 『!?』 なぜか今日は1人だけ廃墟の入り口に佇んでいた 『まさか…っ』 急いで温室に向かうも地味な小細工で足止めを食らっては、何とか温室の扉の前まで辿り着き 『はぁ…はぁ…っ』 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:50:52
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑯ 勢い良く開けた扉の先には… 「…っ…あんっ、んっ、ふ…ぁ」 淫らに喘ぐ彼女と 『アイツ…やっぱりか…っ』 彼女にまとわりつく蔦 「やあっ、は…、んんっ」 そして、彼女を満足そうに攻め立て見下ろす影があった #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:51:58
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑰ 『…もう充分、腹いっぱいなったやろ』 ソイツの首根っこを掴み、彼女から引き離す 『は?まだ足りん?お前ええ加減に…』 「は…ぁ、おお、くら…さ…っ?」 潤んだ瞳と、紅く染まった白い肌 「んんっ、あっ、好き…っ」 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:52:17
ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑱ 漏れる吐息は甘く…切なげに俺を求める 『っ!』 目の前の彼女を優しく抱き締め 『忠義って、呼んで…?』 そっと耳元で囁いた 「んっ、ふ…ぅ…ただ、よし…?」 『そう、忠義』 「…ただよ、し…っ、あっ、あぁ…っ」 #続・禁恋-悪魔に惹かれて-

2016-07-23 22:52:31