- sanbou_1028
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阿弖流為歌舞伎化について。朧の〜を終えた辺りで染さまとのコラボに区切りがついて間が開いた。次にやるなら新感線というよりはホントの歌舞伎をやろうと思っていた(いのうえさん)。そう考えたとき最初に歌舞伎化の候補に浮かんだのがアテルイだった
2016-06-25 23:35:29新感線とのコラボについて。染さま「阿修羅城で初参加。いのうえ歌舞伎ということだったが、当時はタイトルに"歌舞伎"を入れられるか怪しい時代だった。でも今は六本木歌舞伎も超歌舞伎も滝沢歌舞伎もある笑」
2016-06-25 23:38:20でも(小屋側は)大変だったんじゃないですか?の言葉に、「いや、プロデューサーさんのことは知りませんよ」と笑いながらニヤリと悪い笑みを浮かべたかずきのこと忘れない これだからオモチャを与えられたエンターテイメントチルドレンは…
2016-06-25 23:53:27猿翁さんのお話。アテルイをご覧になった猿翁さんの「ギャグを抜いたら歌舞伎になる」の言葉を信じて歌舞伎化した(いのうえ)。染さまは自分が板の上猿翁さんが客席なんて日が来るとは思っていなかった。アテルイのとき観劇にいらしてると聞き、芝居しながら客席チラチラ。そしたら→
2016-06-26 00:01:05@sanbou_1028 まさかの空席を発見。「ウワーーーー!!!帰っちゃった!!!何がいけなかったんだ!?ギャグをやりすぎたのか!?」と悶々としてカテコを迎えたら、拍手してくれてる猿翁さんが!空席は別のお客さまのだった。「でも誰かは帰っちゃったんですよ!!(♯`∧´)」
2016-06-26 00:03:55あと忘れられないかずきは「歌舞伎化にあたってギャグは一切やらないことにした。そしたら脚本(の厚み)が半分くらいになっちゃって。アテルイはシリアス系なのに、こんなに無駄なことをやってたのかと」って不思議そうな顔で言ってたかずき。ギャグパートに入ると話が進まないことに定評のあるかずき
2016-06-26 00:07:37あっそうだ マスコミ向けのフォトセッション中にどこかから「高麗屋!」の大向こうがかかって、染さまメッチャ笑いながら「ちょっもうちょっと後で…いま写真撮ってるから…」みたいなリアクションしてたの可愛いの極みだった
2016-06-26 00:16:06オープニングさあ、七之助くん立烏帽子がリアル泣くほどかっこよくてウワー意味わかんないかっこいいと思ってたら「待てまて〜〜」っつって勘九郎くん田村麻呂が出てきてワアーーかっこいいってなって染さま阿弖流為が「倭人を〜」っつって詠みながら出てきてファーーーてなって感情が忙しいくない?
2016-06-26 01:13:47荒覇吐的には、元カノの頼みで阿弖流為が故郷に戻る→戦神になる→勝つ→蝦夷独立→私への信仰心が戻る→私復活!!!!!っていうサクセスストーリーを描いてたんだと思うんだけど、あくまで自分のために民を救いたい荒覇吐と、神のためでなくただ民を救いたい阿弖流為との意見の衝突が今回の悲劇を…
2016-06-30 00:03:14そう考えて最初から順序立てて見てみると、彼女の行動は一貫していて、特にそれ以外の私情は無いように思える。なのにどうしてあんなに阿弖流為へのそれ以上の特別感を感じるんだろう
2016-06-30 00:06:40「なぜ私のために戦ってくれない!!」の絶叫が悲痛すぎるからかな だから、自分の生存のためを超えて、阿弖流為に自分に尽くしてほしかったのかな、と考えてしまうんだろうか
2016-06-30 00:08:26田村麻呂、基本的にはとても好い漢。でも本人も後々自覚していくことになるけど、良くも悪くも視野が狭い。満天の星空を見上げて口にする、「気持ちはわかる。だがな、それは足掻きだ。いずれ流れに飲み込まれるぞ」に私が感じた違和感の正体は、この視野の狭さだったみたいだ
2016-06-30 01:09:00@sanbou_1028 このセリフの上から目線感がすごく引っかかってたんだけど、この時の田村麻呂は勝つか負けるかの二択、もっと言えばいつどうやって勝つことになるかしか考えてなくて。だから視野の狭さを考慮せずに聞いてた公演時に引っかかってたんだな
2016-06-30 01:15:49@sanbou_1028 そこへ鈴鹿がもうひとつの選択肢を示すことで、田村麻呂は新しい可能性に気づき実現させてしまう。でも蟄居処分で腐ってしまい、視野の狭さがまた出てきて、再度鈴鹿のヒントで、都とそこに住まう民を守るという原点を思い出す。やれることがあったのに気づく
2016-06-30 01:30:19@sanbou_1028 これを受けての「そうか、俺はまた目を瞑っていたか」。再びの敵対を意味するとわかっていながら、剣を指す鈴鹿。もしかしたら阿弖流為の自己犠牲作戦に気づいていて、でも協力したのかも。このやり取り、ちゃんと自分なりにこうやって流れを考えながら見たの初めてだった。
2016-06-30 01:34:21荒覇吐の「神とは、口惜しいものよの…」は、神としての在り方への吐露なのだと思う。土地神として信仰されるつまり心の受け手だった荒覇吐が、全身全霊をかけて自ら選んだ男。当然心を返してくれると思ってたら、選ばれなかった。数多の蝦夷の民に愛されてもたった一人に選ばれない。その口惜しさ
2016-07-01 02:34:28一方阿弖流為の「蝦夷の長も、口惜しいわ」は、蝦夷の民として魂レベルで刻まれている荒覇吐への信仰を持ち続けながらも、長として民へ安息を与えるのを優先したいという心があること、長なのに、長だから、阿弖流為だから、荒覇吐を選んであげられない口惜しさ
2016-07-01 02:41:58選んでくれなかったのに、超本人は「私の魂はあなたのもの」とか言ってくるし。一度めは鈴鹿を選んで、二度めは田村麻呂を選んだくせに。選んでくれないくせに。「口ばっかり…」って言いたくもなる。そのときの声が、神としてではなくもっと個人的な、心から心へ渡っていく声がして、毎回泣く
2016-07-01 02:49:42要はたぶん、選んでほしかったんだと思う。魂だけじゃなく、心で応えてほしかったんじゃないかな。魂は荒覇吐のものになったけど、心はもらえなかった。心がほしかったんじゃないかな。やっぱりそれは恋だよ、荒覇吐…
2016-07-01 02:53:01だから阿弖流為に近づくとき、運命を演出したんじゃないかな。元カノの姿を使うのが一番言うこと聞いてくれそうだし合理的だけど、嫉妬もあったんじゃないかと思う。昔から山の神は嫉妬深い女性神として描かれがちだし
2016-07-01 03:03:20自分のせいですきな男が死んだと思い込んだまま、街にも出られず里にも戻れず、谷の奥で独りで生きるって、死ぬよりつらいんじゃないか。荒覇吐、ほんとに怒ってたんだろうな。嫉妬もあったと思う。こわい。私だったらあんなに綺麗な顔した神さまなら、ていうか七之助くんになら、殺されたい
2016-07-01 03:09:25阿弖流為、蝦夷の民、そして母礼一族のみんなが、かつては戦から阿弖流為を引き離すため禁忌を破ったほどの女の子が、蝦夷のために戦いに戻りましょう!戦いましょう!などと煽ってくるのを不審に思わなかったのか問題、公演中も疑問だったけど、荒覇吐によるご都合記憶操作ということでいいですね?
2016-07-01 03:13:04