キルラキルごっこ

IFの日の「恥ずかしい服を着ながら、自分の意思とは反して人を殴るクラーク」です
0
前へ 1 ・・ 9 10
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@BB_GCsenyo 彼の部屋はどこだろうか。 「クラーク、あんたの服取ってくるよ。どこ行けばいい?」 へばりついている男に殴られ流れた血が彼につかないよう慎重に身体を離しながら問う。 「あと、靴もか。素足で歩かしたら怪我しそうだな」 ハイヒールの消えた足元を見遣る。

2016-07-14 01:47:04
アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@hisyabun_sk 肩にかけられた上着を前へと伸ばすように自分の体を隠すように掴む。少し悩む仕草を見せる。 ここで待っていようとも恥をかく、動いていても、だ。 片手で上着の両端を掴んで、もう片手でオリオンの手を掴む。 「…わ、私も一緒に行く」 →

2016-07-14 02:04:40
アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@hisyabun_sk 「服は寝室に行けばある。ここからそう遠くもないから一緒に…い、移動しよう。」 顔を赤くしながら、俯く。 「は、恥ずかしいから君の体で隠してくれ…頼む…」

2016-07-14 02:08:17
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@BB_GCsenyo 服だった布…は放置で良さそうだ。クラークの部下はある者は気を失い、ある者は血を流して倒れている。どれも致命傷では無いようで安心した。 「ちょっとこの人借りてきますね。すぐ戻るんで」 オリオンは聖印を輝かせ、場の――クラークを中心とする空間の法則を曲げる。→

2016-07-14 02:26:45
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@BB_GCsenyo 流星の煌めきの合間にクラークの姿がかき消えた。光学迷彩の要領だ。光の加減を弄って、短時間なら彼を風景に溶け込ませ不可視にすることが出来るようだった。 「これで少しの間俺以外には見えない。ほら、行こうぜ」 手を引き、彼に道案内を促す。

2016-07-14 02:30:31
アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@hisyabun_sk 暴れまわった場所から少し歩いたところにクラークの自室兼仕事部屋がある。 扉を開けると仕事部屋らしく、きっちりとした装飾と本棚、机には手を付けていない書類が山のように積まれていた。そしてカーテンで仕切られた奥が、寝室となる。 →

2016-07-14 03:13:05
アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@hisyabun_sk 寝室に進むとオリオンの腕を離れて、ベッドへと倒れこむ。 疲れからか、寝室だからか、リラックスしているのかぐったりしているのか、分からないほど、動かない。 そして口を開いて、 「本当に君には助けてもらってばかりだな…」 これではお返しにも困る、と続けた。

2016-07-14 03:18:07
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@BB_GCsenyo オリオンにとっての自室とは即ち、船の中の個室である。常に前後左右に揺れるため本や書類の類いは浸水対策も兼ねて固定された棚の中に仕舞う。そしてベッドはハンモックだ。こうした陸の貴族のかっちりとした部屋は慣れない。 「……」 己のベッドに倒れ込んだ男を見る。→

2016-07-14 16:56:12
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@BB_GCsenyo ベッドを前から眺める此方からは色々とご開帳状態だ。 「…………誘ってんのかよ」 今度ははっきりと口に出して注意した。溜め息を吐いてクローゼットらしき場所を漁り、彼の豪奢な服一式をそれっぽく揃えるとベッドに向かって投げつけた。 「さっさと着ろ変態」 →

2016-07-14 17:00:43
おやすむ💤ウニ @lv100uni

@BB_GCsenyo 適当に見繕っただけなのでもしかしたら細かい部品が足りてない可能性はあるがもう知った事かという気分になってきていた。 書類の並ぶ机に添う椅子を勝手に拝借して座る。 「礼はいい。もうすぐ俺はこの大陸を出るしな。……あんたは俺には構わず生きてりゃいい」

2016-07-14 17:04:23
アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@hisyabun_sk 自分の体に衣類を投げ込まれる。上半身を起き上がらせて、複雑そうな表情をとる。 「私の初めてを犯した男に変態なんて言われたくないな」 オリオンに向けず、呟くように口を開く。そのあとにゆっくり立ち上がり、オリオンの上着をベッドに置く。 →

2016-07-14 17:20:10
アリス@中影SGO【HP39】 @BB_GCsenyo

@hisyabun_sk シュル、という肌と服が擦れる音を立てながら、オリオンを見た。 「随分と勝手な言い方だな?」 続きを言おうとして、戸惑うように口を閉じた。 先ほどのオリオンが口にした、「大事な人」それはたぶん自分のことだ。それを考えると、今の状況に気まずさを感じる。 →

2016-07-14 17:25:42
前へ 1 ・・ 9 10