社会的認知からみた不安の正当性

つぶやきをまとめさせていただきました、問題ございましたら対応させて頂きますので、お手数ですがご連絡頂けますようお願い申し上げます。 統治者目線で個人の持つ不安を抑圧し、より軽んじているのは誰なのかを考えましょう。
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Masaki Oshikawa (押川 正毅) @MasakiOshikawa

影浦峡教授(東大教育学研究科)の著書 「3.11後の放射能『安全』報道を読み解く: 社会情報リテラシー実践講座」 http://ow.ly/5TORa 3.11以来、報道や一部科学者の発言に違和感を感じていた方は多いでしょうが、その違和感を問題として明確にしてくれています。

2011-08-03 15:43:07
Divina Commedia @Beatrice1600

影浦峡東大教授『私が知らない人に突然コップの水をひっかけたら、かけられた人が風邪ひくかどうかで論争しますか?かけられた人は怒る、不当な行為だからです。そのまわりで東大の先生が「風邪をひかないのになぜ心配するんだ」と口を挟む。どう思います?』bit.ly/zdN6vx

2012-03-08 07:57:19
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)たとえば放射能リスクの問題を「不の感覚(不条理、不快、不安、不信)」と「リスクの客観的評価」の対立として捉えるあたりは、おいらの「不安の背後の四つの不(不確実性、不可逆性、不信、不満)」ともつながる話。とくに「不条理感」を挙げてるところは実に的確だと思う。

2013-01-25 00:05:48
ただの |ωΦ)ฅです @emacat_bot

東大・影浦 峡さん“若干の捻れた議論について、反復を厭わず” htn.to/PANTveyF 子どもの環境保健に関する八カ国の環境リーダーの宣言書 「我々は、暴露の予防こそが子供を環境の脅威から守る唯一かつ最も効率的な手段であることを断言する」 と高らかに宣言され

2013-03-11 09:14:34
ただの |ωΦ)ฅです @emacat_bot

東大 影浦 峡さん “若干の捻れた議論について、反復を厭わず(2)” researchmap.jp/index.php?acti… ところで、世の中の現象には、直接「見える」ことだけではなく…「わからないことは存在しないことではない」と考えることが基本となります。

2013-03-13 20:51:43
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

33 「何に不安を感じているのか分からないのであれば、リスクコミュニケーションをするにも限界がある。」と記事は言うが、そもそも不安とは別に不満があるのではないか?不満に関する調査もしない内に不安に関して語るべきではないだろう。順番が間違っていると思う。

2013-04-07 21:08:28
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

↓至極尤も。「不安」の背後には「不確実性」や「不可逆性」(取返しのつかない被害)への懸念、自らの運命に関わる意思決定に関与できないことへの「不満」、政府や専門家に対する「不信」という四つの「不」が重なってると考えるのが定石であるべき。bit.ly/14ONKWY

2013-04-07 21:29:22
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

そもそも不安の原因は単なる思い込みではなく、事故そのものであったり、政府や事業者による事故対応の不味さであるわけですから、そこを改善せずに小手先(リスコミが持ち出される時は口先)で不安を誤魔化されたら、それ自体がさらなる不安や不満、不信を惹起しますね。 @gnsi_ismr

2013-05-19 16:26:13
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

@kunivoice 「原発事故による被曝が原因なのではないか」と疑いつつも、それを立証できないため賠償もされないという状況になってしまいます。そうなってしまうことへの恐れが人々の不安の一因でもあり、だからこそ子ども・被災者支援法では被害の挙証責任の反転を行ったと理解しています。

2013-06-06 08:30:27
まろきあ~お好きなように呼んでください @MAROKIAT

問題点が色々すっきりする。科学的判断ではなく政治判断である事、科学の勝利ではなく科学の限界である事、子どもの健康被害に不安を抱かずに生活できる事も健康であるという事、不安を抱くなという事は人権侵害であるという事、そしてそれ以外でも多くの人権侵害が行われているという事。

2013-07-24 21:12:24
岩波『科学』 @IwanamiKagaku

「2011 年3 月12 日以後,科学に対する信頼が問題になったのは,何よりもまず,科学技術の産物である原子力発電所が事故を起こして汚染をまき散らし,社会に巨大な負の影響を与えたためです.」影浦峡著『信頼の条件』iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/02… … より

2013-09-30 10:28:35
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

論文(英文)「福島第一原発事故による低線量放射線リスクに関する公衆の不安、信頼、媒介者の役割」 bit.ly/1aGxnMg 「不安の源泉は知識不足よりむしろ政府への不信と科学情報の不確実性」という予想通りの結論だが、アンケート調査で裏付けられたことが重要。

2013-10-01 14:32:28
岩波『科学』 @IwanamiKagaku

「「わからないこと」を存在しないことと等置することが当たり前になってしまうと,誰が何を明らかにしなければならないかの責任関係も錯綜してきます。影浦峡著『信頼の条件』iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/02… より

2013-10-01 18:40:34
森口祐一 @y_morigucci

失礼します。基本的考え方p2「国はこれらの住民に対しても、不安に応える対応を講じることが必要である。」と明示したことに反しないか規制庁に照会中です。@hirakawah :田中委員長「自主避難については、それは自主的判断だから国が関与することではないんだというのが私自身の考え。」

2013-11-22 08:01:36
森口祐一 @y_morigucci

本日の原災本部会議で、規制委員長は、帰還の選択をされない住民の方々の放射線に対する不安等にも応えていくことが必要であることを提起した、というのが公式見解のようです。11/20の記者会見は「私自身のあれ」と発言されたので、個人的見解という整理? @sivad @hirakawah

2013-12-20 17:04:12
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

中京大学現代社会学部の成元哲先生より福島原発事故後の不安・リスク対処行動に関する調査分析の御論文2本が掲載された紀要を頂きました。ありがとうございます。 pic.twitter.com/09G4ExopEt

2014-01-15 15:52:19
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Hideyuki Hirakawa @hirakawah

ていうか、「非科学的な話」→「市民の不安」という流れで人格権の問題が出てくるという論脈が酷すぎる。リスク受忍の基準に人格権を持ち出すことは非科学的でダメという見方なのか?

2014-07-23 00:46:26
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

とんでもない論理のすり替えですよね。RT @minadukiG: 「経済-人権」という対立軸のはずのものを、「科学的ー非科学的(不安)」と歪めつつ整理して見せるレトリック。 ちなみに、原発政策周りでは、たとえば「もんじゅ」や事故時の避難対策など、非科学的だったり非現実的な言説は

2014-07-23 00:48:51
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

ちなみに同じような問題は、かつてのBSE問題、とくに米国産牛肉の輸入再開問題の時にも浮上した。食品安全委員会が行ったリスク評価結果(案)に対するパブコメに何千件ものパブコメが寄せられたが、多くが輸入再開の可否などリスク管理に関わることで、食安委としては対象外とせざるをえなかった。

2014-08-07 10:15:01
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

このように科学的・責任技術的な評価の部分と、その結果と、他の諸要因(費用対効果、社会経済的影響、倫理的問題、公衆のリスク認知[不安等の問題はこれに含まれる])を総合判断するリスク管理を分けて、パブコメも区別するというのは、手続き上は仕方ないとはいえる。

2014-08-07 10:17:36
ただの |ωΦ)ฅです @emacat_bot

“影浦峡は『信頼の条件』で、「現在の科学ではわかっていないこと、すなわち科学の限界を、存在しないことが明らかにされたこと、すなわち科学の勝利とすり替えてしまう議論は、不幸なことに、一定の広まりを見せています」と指摘する。” mainichi.jp/shimen/news/20…

2015-07-05 12:40:46
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

「科学/情緒」という二項以外に「人権」「倫理」「公共性」という項があることを無視するのは科学的リスク論の基本的誤謬。

2016-05-24 21:48:25
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

よく授業でネタにするんだが、H12年の環境省『平成12年度リスクコミュニケーション事例等調査報告書』は「科学vs情緒」という誤った二分法の典型的言説になっている。 env.go.jp/chemi/communic…

2016-05-24 21:52:09
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

報告書にはこう書いてある。「一般的に、リスクの大きさは、専門家(またその意見を参考とする行政、事業者)は年間死亡率など科学的データで判断するが、住民は感情に基づき判断する傾向がある。特に感情という観点からみた場合には、住民は以下の因子でリスクの大きさを認知する傾向がある」と。

2016-05-24 21:52:59