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もっと言うと、削減したと称する額を向こう10年、15年と掛け合わせて今、図書館を改装する費用に当てるのだとも言っています。
こういうのを削減とは言いません。
アンケートと説明会
なんてオープンな市長なんだ、素晴らしい!
てなわけないじゃないですか。
樋渡市長が新図書館構想を発表した5月4日の午後から、セキュリティ研究者の高木浩光氏が構想の問題点について質問、指摘を行いました。
8日夜、二人はTwitterで対話しそうになりましたが、市長はやれ逃げだの何だのと煽り散らかすばかりで、まともに議論しようともしません。
とうとう、高木氏の職場に乗り込んで上司に文句を言うだの、国会議員に働きかけるぞ、だのと脅迫する始末。
アンケート
議会ではアンケートのうち200人程度は「対面で」行うと答弁しています。
よくよく「対面で」が好きな人です。「対面で」何をしたいのでしょうね。
こんな市長がよりにもよって「対面で」アンケートを迫ってきたら、皆さんは堂々と自分の意見を出せますか?
説明会
また、要望があれば開くとしている説明会は、5月20日日曜日に既に一度だけ開かれています。
市民団体向けに計画されたとのことで、後で見ると2chのスレには金曜のうちに告知が明かされていました。
この説明会、当日朝9時半にTwitterで広く告知され、市外からも来てよいとされました。
ただ、いつも「ユースト、ユースト」と呪文のように唱えているのに、この時は中継はしないと言い出しました。
実際に説明会が始まると、驚くべきことに中継どころか録音まで禁止されたとのことです。
現代日本の話ですよ、これ。もちろん、コンサートや映画でもありません。行政の説明会です。
しかも、この説明会のことを後からブログで糾弾会と称します(これは後でこっそり消されました)。
http://megalodon.jp/2012-0521-2254-55/hiwa1118.exblog.jp/15900016/
そして市民団体の会長を糾弾の中心人物と罵ります(なぜかこれは消されません)。
さらには市外からの参加者を事実を曲げてまで再三再四中傷する始末。
挙句の果てに、この説明会で明言した図書館の改装費用2億5千万円(あるいは2億5400万円とも)について、議会の答弁で言っていないと言い張ります。
なるほど録音させなかったわけです。
この市長の言う説明会とは、こういうものでしかありません。
解説とまとめ
ここまでは樋渡市長の脳内イメージといわんばかりですが、うって変わってスタジオではまっとうな議論が行われました。
図書館の何たるかを論じた解説、くつろぎの要望、考えて行かなければならないとまとめた古舘氏。
10分足らずの時間の中でもっと色々な問題を全部扱えというのも無理でしょう。
市長の脳内イメージも扱わないと、おそらくへそを曲げて取材に応じようともしないでしょう。
そういった実例はこのひと月半、たったひと月半の間でさえ、何度も目の当たりにしてきました。
出だしの酷さは目もあてられないほどですが、最後はよくまとめられたと思います。