渡邊芳之先生ynabe39の「そもそも「人様の役に立ちたい」「役に立つ職業につきたい」というのが根本的に気持ち悪い。「人より上に立ちたい」という欲求の別の表現にすぎないし。」
「両親を安心させるためにいい仕事につきたい」「息子や娘のために金を稼ぎたい」というのと「人の役に立つ仕事をしたい」というのは全然違うでしょ、という話。
2012-03-31 06:18:47それは「解釈」ですね。私は「人の役に立ちたいと言う」ことについて話しています。 RT @tomooda: 役に立つ自分になりたいという要素とパパやママが喜ぶ顔を見たいという要素があると思います。
2012-03-31 06:29:29具体的に役に立ちたい相手も場所もイメージされていないのに「人の役に立つ仕事がしたい」というのは「ほめられたい」「それによって自分の地位を相対的に高めたい」ということでしかないでしょ、という話。
2012-03-31 06:36:36前にも書いたように私は医療福祉系学部で「人の役にたつ仕事」を目指す若者たちに文字通り数えきれないほど接して、彼らの多くが「自尊心を高めるためにその仕事を目指している」ことを痛感したわけです。
2012-03-31 06:39:41人の役に立つ、もっと直裁に言えば「人を助ける」ということには必ず「助ける自分と助けられる相手」という「上下関係」が生じるわけです。「人の役に立ちたい」という言葉の裏には多くの場合「人に施すことによって施される人より上にたつ自分」がイメージされているわけです。
2012-03-31 06:43:03幸い医療福祉系学部では授業や特に実習を通じて「医療や福祉の仕事をすることは利用者の上に立つことではない」ということが叩きこまれるわけですが、その時点でメンタルな意味で脱落していく学生はかなりいたと思います。
2012-03-31 06:46:39それを認識できているかいないかで実際に「現場」に出てからの「役に立ちたい相手」との関係がすごく違うのです。大事なことです。@sue0425
2012-03-31 06:51:56@MangKung 実際にはほとんど「実習で本物の利用者さんから教わる」ことになります。「職種によって得られた地位」だけでは感謝されないし尊敬もされないということを体験すると顔が変わります。
2012-03-31 06:56:25いっぽうで「人の役に立ちたい」「人を助けたい」が医療福祉の人材確保に大きく貢献していたのも事実。しかし景気が悪くなって自尊心のためでなく「食うため」に医療福祉の世界に入ってくる人が増えるにしたがっていろんなことが変化している。
2012-03-31 07:23:40まさにそういうことなんです。 RT @airdog_s: 「施し」ではなく、お互いに対等な関係ということ、相手も「自分の責任を持つ事ができる存在」だということを認識できると変わるだろうと思いますね~
2012-03-31 07:23:56その上で「パターナリズムを完全に排除した医療や福祉が成り立つのか」ということが次の議論になります。「技術としてのパターナリズム」は必要だという意味のことを言う臨床家は多い。
2012-03-31 07:25:17相互に不幸ですね。 RT @easygoinghiroki: 「自分はそう思わない」と言うと、「あなたは間違っている」と言われたと感じる人が非常に多い気がします。 RT @ynabe39: 「自分はそう思わない」ということを「あなたは間違っている」という言い方でしか…
2012-03-31 07:28:22「制御された弱いパターナリズムの必要性」。 RT @kuroitumi: パターナリズムには、「弱いパターナリズム」と「強いパターナリズム」がありますね。
2012-03-31 07:31:25なるほど。そういう対立と考えるとわかりやすいですね。 RT @youme2525: 法的リバタリアン/技術的パターナリズムのせめぎ合いは、医療や福祉に限らず一般的なマターですね。
2012-03-31 07:32:00
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じゃあ聖子ちゃんとも近いですね。 RT @seijiihara: 私が生まれて22日目だ。 RT @ynabe39: オーディオテクニカの設立は1962年4月17日だそうだ。私が生まれる5日前。
2012-03-31 17:40:00生活保護者も在日外国人もニートもキラキラネームもワーワー教もFラン大卒もいない世の中になったら自尊心が維持できなくなる人は多いだろう。
2012-04-01 07:07:55