那須野が原のオオタカの繁殖成功率低下は福島第一原発事故の影響か?:論文に提示されていた1992-2013年の年ごとの変化を通しで追跡してみた
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承前)少なくとも「放射能」のせいとは考えにくいということはいえるわな。何かの意図を感じるのは気のせいか…。まあ、あかん論文といわざるを得ないな。了 RT@hseino1
2015-04-04 17:31:24わたしゃ、真摯に原発事故および放射性物質の影響を解析をすることはとても大事だと思っているし、意義を否定するつもりは一切ない。でもさ、その解析は合理的じゃないといけない。おかしな解析はむしろ自然科学の信頼を失墜させて何もいい結果を生まないと思うんだにゃ。
2015-04-04 18:16:43まとめ公開後の議論
(その1)
那須はねアカマツが40年前に比べて半減。最大原因はマツクイムシ。オオタカなどの保護にも配慮しながら薬剤の散布や樹幹注入などに努めているが、毎年200~300本が枯死。貴重な鳥類の生息環境は年々悪化してる。放射性物質“だけ”に注目するのはアホだと思うわ
2015-04-05 09:51:59@breathingpower グラフ全般を見る限り、環境の変化の影響の方がよほど大きい感じですね。オオタカは、それなりに手入れされた二次林とそれに隣接する田畑等という里山環境に適合した習性の鳥なので、周りの田畑に耕作放棄地が増えるだけで繁殖成功率は下がってしまうんですが。
2015-04-05 11:56:55@breathingpower 実際、それなりに継続して調査を積み重ねたデータがあるなら、「最初に結論ありき」みたいなまとめ方は、ほんと、もったいない話。営巣地の樹林や田畑等の環境や人の関わり方の変化等からめて、きちんと評価してもらえると、貴重なデータになると思うんですが。
2015-04-05 14:03:02因みに、スギヒノキの二次林で間伐等十分な手入れが行われなくなった事と、都市部の緑地等でオオタカが繁殖するようになった事とは、かなり関連有りではないかと思っています。その都市の緑地自体、コナラ、ミズナラ等が老成化してナラ枯れ被害等が… togetter.com/li/353759
2015-04-05 14:13:42…実際、地元、マイ・フィールドで、オオタカの繁殖成功率に一番影響が深刻なのは、カメラ抱えた団塊世代だったり。こちらの影響力は、放射線の影響をはるかに凌駕しているのだけは間違いのないところ(涙 togetter.com/li/353759
2015-04-05 14:17:22(その2)
観察数というのは、巣の観察数ですね。古い巣を再利用することが多いので、巣ベースで観察するのが通常のようです。occupiedはその観察巣数のうちの利用数。 togetter.com/li/804315#c184…
2015-04-05 11:56:41この論文では、空間線量率との相関を示したところがポイントですね。詰めなきゃならないのは、この相関がたまたまなのか、他の交絡があるためなのか、それとも真性なのか。 togetter.com/li/804315#c184…
2015-04-05 11:58:38(↑論文の本文記述を見ると、空間線量率の測定は2012年6月28日に行われています↓)
交絡としては、空間線量率が高いのはより山側だろうと思われる点でしょうか。最近のオオタカは平地進出が知られており、山側環境が悪化しつつある可能性があると思います。 togetter.com/li/804315#c184…
2015-04-05 11:59:51事故前の地区単位での推移が分からないので、この辺りは論文からは分かりません。 togetter.com/li/804315#c184…
2015-04-05 12:00:49論文nature.com/srep/2015/1503…にあるデータの経年推移を1つのグラフで見てみると、こんな感じ。 pic.twitter.com/4vVkZUk1v8
2015-04-05 12:03:17occupiedに対する比で表すと、こんな感じ(論文ではこの特徴と空間線量率との関係を問題にしてる)。 pic.twitter.com/2cALcPOC1E
2015-04-05 12:46:28incubated(抱卵)に対する比でhatched(孵化)とfledged(巣立ち)を表すとこうなります。 pic.twitter.com/PVxSxq9yow
2015-04-05 12:54:06