自分で焼き討ち? 室町時代の寺社のむちゃっぷりがすごい

室町時代は過激だった? そんなお寺の実態がトゥギャッターでまとめられている。
室町幕府への僧侶の関与っぷりって偉いことになってるなあ…と感心してたら、そのついでに紹介されてた南禅寺楼門撤却事件が毎度の有様だったので、なんかほっこりした。
— 神無月久音 (@k_hisane) 2013年4月19日
題材として最初に紹介されているのは「南禅寺楼門撤却事件」。
まとめ主はこれを「『稚児が関所を無賃通過しようとしたら、気が付いたら天皇が御所から逃げ出す羽目になったでゴザル』の巻」として、わかりやすくまとめている。
【南禅寺楼門撤却事件の経緯】①三井寺の稚児が、五山管理の関所を無賃通過しようとしたところ、これにキレた門番役の南禅寺の僧が稚児を殺害⇒②当然ブチ切れた三井寺側が僧兵を繰り出して関所にいた南禅寺の僧と配下の下法師5・6人をぶっ殺し、ついでに関所も叩き潰して引き上げ⇒(続く)
— 神無月久音 (@k_hisane) 2013年4月19日
詳しい経緯はトゥギャッターでぜひご確認いただきたいのだが、その内容はお寺のイメージを覆すレベル。さらに室町時代では、お寺の焼き討ちがデフォルトだったというのだ。
なにせ延暦寺衆徒が三井寺園城寺を焼き討ちするのは、ナウシカの再放送レベルのデフォルト設定なので。
— 司史生@減量中 (@tsukasafumio) 2013年4月19日
誰もが知っている寺社関連の大きな事件のひとつに、織田信長による延暦寺焼き討ち事件があるが、その前に自分たちで全焼させていたりも。
延暦寺と言えば、信長の焼き討ちの方が有名ですけど、それより百年以上前に自分で全焼させてるのだから、そりゃ皇族(伏見宮貞成)も「なんてことだ…なんてことだ…(大意)」と言うはずである。
— 神無月久音 (@k_hisane) 2013年4月19日
「室町時代の寺社勢力がパネェ件について」では、当時の寺社がウシジマクン以上の金融業者っぷりだったという話なども紹介。
さらには参考文献の話などまで触れられているので、興味のある人はチェックしてみては?