【家庭科】大人になった今、もう一度「家庭科のナップザック」を作ってみる【ドラゴン】
➂裁縫していきます!
ここからが本番です
裁縫でナップザックの形にしていきます。
基本的な手順ですが、小学校用教材を広く取り扱っている文溪堂(ぶんけいどう)さんのサイトに「ナップザックの作り方」があったのでこちらを参考にします。
まずは「チャコペン」と「ものさし」でしるしをつけていきます。
色鉛筆で布に線を引くこの感覚、懐かしい。
チャコペンのブラシ部分、なんのためにあるのか大人になった今も分かってません。なんなのコレ? 一回も使ったことないんだけど。
そして布の裏面が外側になるように半分に折り、まち針で固定。チャコペンで引いた線に沿って縫っていきます。
小学校時代から思ってたことですが、まち針がむき出しの状態で裁縫するってめちゃくちゃ恐くないですか? 正気の沙汰ではない。
一片を縫い終えました!
画像一枚で済ませてますが、この工程、かなり時間がかかってます。
具体的な時間は覚えていませんが、作業のおともに流してた「冴えない彼女の育てかた」を丁度1クール見終えるぐらいの時間を要したとお考えください。
あと今さらですけど、本来なら家庭科のナップザックはミシンを使います。
僕はミシンが買えないので全て手縫いです。あの頃の僕へ、お前は大人になっても金に苦しんでるからな。
そしてもう一片も縫い終えた!(同時に「冴えカノ」2期も視聴完了! 8話の加藤恵ちゃん、可愛すぎ!)
そして袋の上部分を縫い(ここが紐を通す部分になる)
ひも通しでロープを通せば…
ナップザックの完成!
できた~!
重さ、ビジュアル…これは完全に“あの頃”作った、家庭科のナップザックです。
いま、僕の手元に家庭科のナップザックがあるのです。感動します。ハァ…ハァ…ハヘァ……。
キュッ!
肩紐も問題なく通っています。
袋の紐を締める、それ自体はなんら珍しい動作ではありません。
ただ、「家庭科のナップザックの紐を締めている」、その事実に、なぜか胸が熱くなります。
背負ってみた!
あれ…なんか…
サイズ合ってなくね!?
そうでした。今回参考にした作り方は小学生向けのもの。小学児童の体型に合わせて布のサイズも算出されています。
そのまま参考にしても、成人男性の僕では小さいに決まっていたのです(作るまでマジで気づかなかった)。
まさか「ナップザック」で自分の成長を実感するとは……。
改めて、僕は心身ともに大人になったのです。
お父さんお母さん、今日まで育ててくれてありがとう。こんなに大きくなりました。こんなことばかりやっているので結婚は諦めてください。
さて、無事「ナップザック」も完成したし、最後にアレをやるしかないでしょう。そう、アレを……