飼育員がミヤマオウムの写真を撮ろうとしたら…「近づきすぎて撮影できない」事態にほっこり

好奇心旺盛な鳥さんの姿にキュン
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ミヤマオウムを撮影しようとカメラを向けたところ、思った以上に接近されてしまった瞬間をとらえた画像が話題となっている。

ミヤマオウム
カメラのレンズに顔を突っ込むミヤマオウム

画像を撮影したnoareakea(@noareakea)さんは、栃木県にある「那須どうぶつ王国」でミヤマオウムの飼育員として勤務しており、その魅力を伝えるため写真を日常的に投稿しているという。

この日はミヤマオウムのレアさんを撮影しようとカメラをかまえたところ、レアさんはカメラにどんどん近づいてきて、しまいにはレンズに顔を突っ込んでしまったそう。

noareakeaさんの「近い、近い、近い~!」という心の声が聞こえてきそうな、実に微笑ましいショットだ。「近すぎたのでシャッターは切れなかった」そうだが、この画像は誰がどのように撮影したのだろうか?

ミヤマオウム
レンズに隠れていない、レアさんのかわいいお顔はこちら

ユーザーからは「こりゃまた、めちゃ近いw」「なかなかの映りたがりやな子ですね」「サービス精神が旺盛すぎる感じがかわいい」など、レアさんのお茶目な仕草に対するコメントが寄せられている。

この写真を撮影したときの状況やミヤマオウムの普段の暮らしぶりについて、noareakeaさんに詳しく話を聞いた。

シャッターが切れずとっさにスマホで撮影

こちらの写真を撮影されたときの状況を教えてください。

私はミヤマオウムが好きすぎて、その魅力を発信したく動物園公式のSNSのみならず、私個人のSNSでも写真を投稿しています。

この日も素材になる写真を撮ろうとしゃがんでいたところ、レアが私のカメラに興味を持って近寄ってきました。あまりに近すぎてシャッターが切れなかったため、とっさにスマホで撮ったのがこの写真です。

他の子たちも、同じように人や持ち物に近づいてくるのでしょうか?

別のミヤマオウム、ノアとニーナの2羽もよく寄ってきます。

しゃがんで作業していると、膝の上や肩に乗ってきてマスクやメガネをいじったり、靴を噛んできたりします。

知能が高く、好奇心旺盛なミヤマオウムはいたずら好きでもあるそう。カメラのレンズに積極的に近づく姿からも、そんな性格が垣間見見える。

ミヤマオウムが「いたずら好き」とわかるエピソードを教えてください。

掃除で使うタワシを盗んだり、ガラスをくちばしで引っ掻いてキーキー音を出して遊んだり、ホースのジョイント部分をかじって壊したり、いろいろありました。

ミヤマオウム
タワシをくわえてドヤ顔?楽しそうな表情がかわいい

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